【アズ企画】IRの取組み 開示について
こんにちは!
アズ企画設計の神部です。
先日久しぶりに個人投資家向けセミナーを実施いたしまして、想像していたよりもかなり多くの方にご来場いただいた+配信をご視聴いただいたことに感謝してもしつくせない気持ちです!
特にリアルでの説明会が2年半ぶりでしたので、投資家の皆様のお顔を拝見することができてなんだか嬉しくなりました。
さて今回は事業の面からすこし離れて私自身が取組んでいるIRについて、発信の観点からすこしお話をさせていただきます。
1.IRの取組み全般について
当社は、直近でIRの取組みを強化していまして、開示自体の改善と言う観点から質と量の向上を目指して取組んできています。
(それ以外にもツールの拡充だったりいろいろ取組みを進めています)
特に期間を分けたつもりは無いのですが、最初は量を増やすようにし、その上で質の改善に努めているイメージです。
具体的には、
・増量フェーズ(21年10月~22年9月)
とにかく開示の量を増やした時期です。
この際に事業側にも開示の重要性についてご理解いただき、ご協力いただけるようになってきたのではないかと思います。それから個人的にはこの週1回以上のペースに対応できるようになった期間という側面もあります。
この時期で開示量が年間43件(21年2月期)から、年間76件→83件(22年2月期→23年2月期)に大幅増加しています。
・内容改善フェーズ(22年10月~)
増量フェーズの際も行なっていたことではあるのですが、適時開示そのものだけでなく、補足の資料をつけることでご理解いただきやすい環境を整えたり、決算補足説明資料内に、強みや課題の記載、その他基本情報ではあるものの、Appendixの設置(特に代表者紹介や企業理念のページはあまり別の資料で出てきていないところまで記載したりしてます)により当社の歴史や特色などのイメージ感を掴めるようにしてきました。
個人的にはこの時期にパワポの使い方の再勉強になりました笑
と、いうわけで現状は記載内容がよりしっかりと伝わるように頑張っている段階です。ですので、内容的に分かりづらい箇所の表記を積極的に変更したり、noteのようにカジュアルに解説できるSNSを活用したり、などしています。
2.そもそもの話
実は当社は「IRに力入れるぞ!」となる前からそれなりに開示の件数は多い会社です。これは東証の適時開示ルールについてご説明した方が良いと思いますので、軽く触れさせていただきます。
結論から申し上げますと、そもそも当社の開示が多いのは、バスケット条項が関係するからです。
詳細はお調べいただくと良いのですが、バスケット条項は決定事実や発生事実、決算情報以外の重要事実を包括的に規定したものです。
バスケット条項については「上場会社等の運営、業務又は財産に関する重要な事実であって投資者の投資判断に著しい影響を及ぼすもの」というように表現されていますが、投資家の投資判断に著しい影響を及ぼすかどうかは各社が実質的に判断すべきこととなっています。
一方で、例えば「当該決定事実による連結総資産の増加又は減少見込額が、直前連結会計年度の末日における連結純資産の30%に相当する額以上」であるときは開示してください、という項目もありまして、当社はこれにあたることが多く適時開示が多くなる傾向にあります。
当社の事業では、収益不動産を購入する所がスタートになる訳ですが、その際に多額の借入金が発生しますし、その借入金額が純資産の3割を超えてしまうことは割と頻繁に発生します。
特に、直近数年は価格帯を向上させており、10億を超える物件の取扱いも増えてきている中で、開示ルールに則り開示をすることが増えています。
もっとも、当社としてはIRに力を入れていきたいと考えているので、こういったルールが無くとも、それぞれについてはPRという形で情報提供していきたいと考えていますので、現在においてはあまりルールは気にしていない部分もあったりします(定型フォームの資料が1~2枚追加になっているだけ、というイメージです)
さいごに
今回の記事も含め、IRについてご意見・ご感想などございましたら、当社ホームページのお問い合わせ窓口からその旨をお寄せいただけると幸いです(お気軽にtwitterからDMでも大丈夫です)。
こんなIRやってほしい、などありましたらお気軽にご連絡いただけると幸いです。
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