【アズ企画】【IR解説】24年2月期1Q決算発表について
こんにちは!
アズ企画設計 IR担当の神部です。
本日、24年2月期1Q決算発表をさせていただきましたので、そちらの補足・解説をしていきます。
1.決算概要
結論、売上自体は低調ですが想定どおりとなっています。
そのため、通期計画の変更等はございません。
今回の要因として大きいのは、主要事業の販売事業で売上件数が0件だったことによります。
0件というと結構衝撃的な数字だとは思うのですが、当社は従前からご案内していますとおり、下期偏重の売上となってしまっている部分がございますので、そちらをご理解いただけると幸いです。
▼ 下期偏重に関する過去の解説記事はこちら
また一方で、こちらも通期計画でお知らせしていましたが、東北ホテルの譲渡が順調に進み、特別利益を計上、当期純利益がプラスになっています。
これらの要因から、下表のような着地となりました。
一方で、前述のとおり販売事業では低調な実績となったものの、賃貸事業と管理事業では実績を積上げており、それぞれ増収増益と増収減益という着地になっています。
※賃貸事業と管理事業はストック型のビジネスになるので、四半期毎にきちんと実績(売上)が積上がっていることが重要です
2.販売事業について
売上については前述のとおりとなりますが、仕入については順調に進んでいます。というよりも仕入(と商品化)に注力したことで売上が低調、在庫残高が高く積上がった形になります。
一旦高く積上げましたので、2Q以降で販売を進めつつも引き続き仕入が進んでいく見込みです(6月にも6件ほど開示しています)。
3.その他のこと
今回について訴求したいことは1-2でほぼすべてなのですが、改めていくつか言及させていただきます。
配当について
「業績に基づきより機動的に検討する」と、4月にお伝えさせていただいたところから新しい情報はご用意できなかったのですが、配当実施基準や配当方針など改めて構築させていただき打ち出せるようにしたいと思います。
実際に多くの方からお問い合わせいただく内容でもありますので、配当に関してきちんとした情報を出すという重要性については認識しております。引き続き続報をお待ちいただけると幸いです。
賃貸事業について
全体に与える影響(の最終形、もしくは通期見込の構成比)が小さいので軽くご説明いたしますが、こちらは保有している収益不動産が多いこともあり、保有物件から得られる賃貸収入が増えています。
また、東北ホテルの事業に一旦の決着がついているので、こちらもストック収入化しています(今度こちらのnoteも改めて書きます)。
最後に民泊についてはインバウンドの回復もあり、客室平均単価(ADR)も安定的に伸びてきている状態です。なお、こちらの民泊の運営形態が若干特殊なのでまたこちらも後日noteで解説させていただきます。
プレミアムマンション事業について
こちらはtwitterで呟くだけで終わってしまっていますので、改めて言及させてください。
6月末ごろに国税庁の方で話題に上がっていた「マンション節税」や「タワマン節税」の防止、ということについてですが、当社としては影響は無いものと考えています。
というのも、当社が対象としているのは実需(ご自身で実際に住まれる方)ですので、そういった影響は軽微だと考えられます。
また、算定方法の決定がなされた際に、どういった影響なのかとお伝えさせてください。
新株予約権について
本日も大量行使という形で開示していますが、新株予約権の行使も順調に進んでいます。本日(7/10)分の開示と合計すると第3回についてはざっくり5割以上の行使が進んでいる状況です。
資金調達について
当社は金融機関との連携を強めて、機動的かつ安定的な資金調達手段としてコミットメントライン契約や当座貸越契約を締結してきています。これは、主力の販売事業が一度当社で不動産を購入し、その後バリューアップをしてから販売する事業であり、購入時に資金需要が高いためですが、この3年ほどで取組みが広がってきています。
さいごに
「正直期待外れだった」という方もいらっしゃるとは思います。期待していただいてありがとうございます。そしてそのご期待に応えられずすみません。
ただ、冒頭お伝えしたとおり、当社としては想定どおり(もしくはいつもどおり)ということもありますので、そのあたりをご理解いただけると幸いです。
販売事業に関しても振り返ってみると、昨年度(23年2月期)は1Qの販売件数は1件で、年間は24件でした。その前年(22年2月期)は1Qで2件、年間17件です。
"ある" "なし"で大幅に違うという声もありそうですが、今回の1Qと昨年の1Qの差は1件です。2Q以降でこの差を頑張って埋めるべく、営業部門とも連携していきます。
良いご報告ができるように頑張ります。
さて、今回の記事も含め、IRについてご意見・ご感想などございましたら、当社ホームページのお問い合わせ窓口からその旨をお寄せいただけると幸いです(お気軽にtwitterからDMでも大丈夫です)。
こんなIRやってほしい、などありましたらお気軽にご連絡いただけると幸いです。
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