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カウンセリングはやめた、転職と現職

カウンセリングにとりあえず5回行ったけど、あまり意味を見出せず、6回目をキャンセルしようと2回電話をかけて繋がらず、そのまま無断キャンセルをした。昨日。

カウンセリングに行ったら、毎回「では、いま思っていることを話してください。」と言われるけど、4-5回しか会ったことのない、しかも反応が返ってこない不思議な相手に、思ってることを話すのは難しく、毎回5000円の価値が感じられなかった。積み重ねると違うのかもしれないと思って区切りと言われていた5回までは続けたけど、5回目の最後に辿り着いたカウンセラーさんの結論は「中学のときの経験がいまの考えにつながって、トラウマになっているのかもしれませんね」という、わたしの話をここまで聞けば誰でも言えるようなことだった。

そのセッションの終わりに「やめよう!」と思って、まず頻度を落とすことを交渉しようとしたけど、なんとか回り込まれて予約を取らされた感じがあったので、無断キャンセルはわたしなりの態度表明的なところがある。あなたもあの態度でわかってると思うけど、わたしはとても嫌でした!という表明。(正当化でもある。)

そもそも、過去のことがトラウマになっているのかもしれません、と言われた時、少なくもわたしの気持ちは楽になるどころか、もっと悪化してしまった。「あなたの内面に問題がありますよ。それは中学生に起因することで、根深いですよ。」と言われているように感じてしまった。

家に帰ってからまた泣いて、母親に「それはやめていい。お金取られてるだけに聞こえるし、お母さん怒ってる。」と(それが正しいのかわからないけど)言ってもらって、やっと辞める決心をする。

これは合う合わないの問題なんだろう。これからまたかかることがあったら、いいカウンセラーを見つけられたらいいな。いいカウンセラーってなんだ?そもそもカウンセリングが合っていないのか?これでは職場探しと一緒である。楽になるためにカウンセリングをやっているつもりが、楽になるカウンセラー探しで苦しむ。


そもそもわたしが仕事に関して考えたいのは、「わたしの特徴・わたしの直すべきところ」と「今の職場の特徴・職場の直すべきところ」を切り分けることなんだけどなぁ。一人目に付き合った彼氏と同じような感じで、一つ目の職場なんて全てを受け入れてしまうわけで、自分が悪いのか相手が悪いのかわからない。

とここまで書いて思ったが、それらのことは別れてからしかわからないものじゃないか。離れて、次を見つけてやっと、「あいつはこうだった」と思えることがほとんどで、整理してから別れられることはほとんどない。今は、たとえ自分が悪くても、這うような思いで逃げるしかないのかもしれない。

職場にいるとどうしても、人間として立派である必要があると思ってしまう。でもそれはやっぱりチーム意識を感じられていないからで、自分も周りを支えてないし、周りから支えられている自信はないし、補完し合う関係が(少なくともわたしは)感じられていない。人間として立派になるのは、すごく難しいし、もしできたとしてもやっぱりある程度年齢が必要だ。それは諦めて、場所を変えてもっと楽に働けるといいな。でも本当にわたしが働けるところがあるのか、とても不安だ。Wantedlyで気になる職場の面接を受けたりする日々。弱気になると、「現職が雇ってくれるのはありがたいことなのかも」という気持ちになる。やっぱり彼氏と別れる時と同じ原理だ。


最近の大きな感情は、「こんなにしんどいことも人生にあるのなら、心が落ち着く彼氏と近くにいたい」というところにある。

もう少し心に負担がない、マニュアルが少しはあって正解が少しはある、周りがわたしをみてくれるような職場に転職して、穏やかな日々を過ごしたい。

もう もう少し大丈夫に
なったら なったら 大きな猫が飼いたい
もう さらに少し大丈夫に
なったら 小さな犬も一匹飼いたい

家はそんなに豪華じゃなくっていい
不便なことがひとつくらいある
好きなもので散らかるくらいがいい
嫌なことも穏やかに
解決できるようになったら
あなたに全てを打ち明ける
嫌われないか不安だよ 今日も

やさしい生活/カネコアヤノ