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After Effects or Aviutl

みなさんこんにちは。
あずまきです。
今回は映像制作に欠かせない、ソフトについて考えていきたいと思います。


1, どんなソフトがあるか


まずは有名なソフトを挙げていきます。

  • Adobe premiere pro

  • Adobe After Effects

  • EDIUS

  • Power Director

  • Filmora

  • Aviutl

  • iMovie

ここから今回考える2つのソフトに絞ります。

  • After Effects

  • Aviutl

なぜこの2つに絞ったか

  • 映像”制作”ソフトである

  • 無料と有料の比較

  • 経験談として考えやすい

です。
次項では各ソフトの概要を。

2, After EffectsとAviutlの概要


  • After Effects

    • Adobe製品

    • 映像制作から加工、編集、VFXまでなんでもこなす

    • 有料(サブスク)

  • Aviutl

    • 個人開発

    • 映像制作と編集が主

    • 完全無料

ざっとこんな感じです。
詳しく見ていきます。

まずはAfter Effects、通称AEについて。
AEはPhotoshopやPremiere proで有名なAdobeです。アメリカのカルフォルニア州に本拠地を構える企業です。さてAEですが、こちらは映画含む映像業界の標準ソフトとなっております。というのも、このソフトは制作・編集はもちろん、合成(VFX)にとても強いのです。求人を見てもこのAEを使えることが必須要件にもなっております。月額2728円(税込)から使用でき、学生はさらにお得な料金プランが用意されています。

次にAviutlについて。
こちらは日本のKENくんさんが個人開発した完全無料のフリーソフトです。無料とは思えないほど高機能かつ拡張性に優れており、またPCスペックがそこそこでも動きます。主に制作・編集に用いられており、簡単な合成は可能ですが、映画やドラマレベルは難しいです。
では次に各ソフトのメリットデメリットを考えていきます。

3, メリット・デメリット

After Effects

メリット

  • ほぼなんでもできる

  • アプデが頻繁にある

  • 使えること自体がスキル・評価される

デメリット

  • それ相応のPCが必要

  • プラグインが高値

解説していきます。
まずはメリットから。
本当に何でもできます。なので最初は戸惑うこともあるかとは思いますが、AEは海外の方含めチュートリアルも豊富にあり、学びやすい環境にあります。やりたかった表現ができると、映像制作がより一層楽しくなってきます。また、もし映像関係の仕事に就きたい場合は、このソフトが使えることが必須条件にもなってきますので、その点でもお得です。

ではデメリットはどうでしょうか。
先ほども話したように、AEはなんでも出来ます。しかし出来るからこそ、それ相応のスペックのPCが必要になります。そしてプラグインは無料のものもありますが、ほとんどが有料です。万単位が通常レベルのお高い世界です。しかし通常機能でも十分に制作できるため、必須ではありませんが痛い出費のためデメリットとして挙げました。

次にAviutlです。

Aviutl

メリット

  • プラグインが無料

  • 低スペックPCでも動く(根性は必要)

デメリット

  • 独自の単語が多い

  • 業界標準でないため食わず嫌いされてしまう

  • 自己解決能力が求められる

解説していきます。
まずはメリットから。
なんといっても低コストで始められることは大きいかと思います。中くらいのスペックのPCだけど動画を作りたい、という方にはうってつけです。また前述したAEのプラグインは有料がほとんどでしたが、Aviutlは99%が無料です。すごすぎる。そのため表現の仕方はAEとは異なりますが、思い描いたものを形にしやすい環境が整っております。かく言う私も映像制作を8年やってきてますが、その半分以上をAviutlで制作し、いまでもAEと併用しております。この記事のサムネもAviutlで作ってます。

ではデメリットは?
Aviutlは不具合が起きた際のサポートがなく、検索または自力で解決しなくてはなりません。しかしここで検索のチカラを付けておけば、将来ちょっとしたときに役に立つので、実はかえってお得です。
また独自の単語、というのは、例えばAviutlでは「クリッピング」というものがAEでは「マスク」だったり、Aviutlの「シーンチェンジ」がAEでいう「トランジション」だったりなどなど。これは調べるひと手間が必要です。

もう一つデメリットとして挙げた食わず嫌いの点はどうあがいても避けられません。先ほども言った通り、業界標準はAdobeです。Aviutlでの制作経験が無駄と言いたいわけではなく、日本語は書けるけどWordは使えない、のような感じです。もちろんAEが使えることはスキルになりますが、使用ソフト関係なく、「映像制作の知識・魅せ方」が実践できればそれは必ず活かされます。Aviutlでも作品が作れれば、それは立派な実績です。

4, 結論


各ソフトのメリットデメリットところで、じゃあどっちを選べばいいのか?
これは私自身の考えでありますので、参考としてお聞きください。

AEがオススメな人

  • 高スペックPCやサブスクを払える程の経済力がある

  • 高度な合成ムービーも編集もしたい

  • ゆくゆくはこの業界に就職したい

Aviutlがオススメな人

  • 低コストで映像制作を始めたい

  • ある程度PCや検索の知識がある

  • 手っ取り早く映像を作ってみたい


以上があずまき個人の意見となります。
ありがとうございました。

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