アマチュアのわたしが自主制作アルバムを独力で配信&CDリリースした方法♪《その3:CD発売編》
前回までの記事はこちら♪
アマチュアのわたしが自主制作アルバムを独力で配信&CDリリースした方法♪《その1》
アマチュアのわたしが自主制作アルバムを独力で配信&CDリリースした方法♪《その2:配信編》
さてさて、何とか自主制作アルバムの配信リリースまで漕ぎ着けてこれで一段落と思っていたところ、何人かの方からこんなお声を頂きました。
「CDはいつ発売??どこで買えるの??」
「配信とかよくわからなくて、、」
「サインが欲しい、CDに書いて♪」
音楽業界は既に配信時代、有名どころの配信サービスでリリースできたから上出来!!と思っていたけど、まだまだ思いのほか物理メディアの需要は大きかったようです、、
そこでせっかくなので、急遽CDのリリースも検討することにしました。
実はバンド時代にCDを制作した経験はあるんですが、その時はライブの来場者に手渡しで無料配布していました。
ちなみにその時に発注した業者さんはこちら。スリムジャケットのCDを200枚プレスして当時37,100円でした。
でも今回はSNSつながりで全国各地の方々に届けなければいけないので、在庫を持ったら受注、発送、決裁など全て自分でやらなければいけなくなります。
それでどうしようかと悩みつつ調べていたところ、在庫を持たず注文の都度CD1枚からプリントして販売してくれる「オンデマンド」というサービスがあることがわかりました!!
しかもあの大手の「AMAZONE」で取り扱っているという事で、だれでもネットで注文できて自宅にお届けできるというまさに理想的なサービス!!
ただし、個人ではAMAZONEにダイレクトに申し込むことができないという事なので、窓口となってくれる業者さんを探したところ、こちらで取り扱ってもらえる事がわかりました。
費用はまず初期手数料が14,800円、以降はCD1枚ごとに材料費が1,000円+手数料40%かかる仕組みになっています。
今回わたしは1枚1,500円(税別)に価格設定して、1枚販売すると(1,500-1,000)×0.6=300円が収入という設定にしました。
僅かな収入ですが、わたしの場合は収益を上げることが目的ではないし、本来こんな手作りのアルバムに対価をいただく事自体おこがましいと思っているので、これでも申し訳ないくらいで、、
ということで早速申し込んで、これでCDリリースもバッチリ安心!!と思ったのですが、ここで思いがけないハードルが、、
申し込みの際に音源と一緒にCDジャケットや盤面、帯などのデザインデータも必要なので、デザインも自力で作ろうとしていたんですが、納品時のファイル形式がなんと「aiファイル」限定?!!
この「aiファイル」って、印刷業界やデザイン業界ではスタンダートなんですが、Adobi社の「illustrator」とか「Photoshop」というプロ仕様のアプリで扱っているファイル形式なので、素人には敷居が高い条件なんです、、
アプリも当然持ってないし、使うのに月額3,000円近い使用料がかかる高価なものなので、今回の作業のために投資できる額じゃないし、、
悩んだ末に、ダメ元で無料で使える代替のアプリを探してみようと思い色々調べてみたら、、なんとiphoneやipad上で無料で使えるアプリを発見しました!!
これで何とかデザインも一通り準備することが出来て、念のためaiファイルとしてちゃんと使えるかどうかillustratorを所有しているウク友のノストリさんに確認してもらった上で、無事に納品する事ができました♪
そんなこんなで、行き当たりばったりの連続だったけど何とか素人のわたしでも自力でアルバムを制作してリリースすることができました!!
大した情報じゃないかもですが、これからオリジナル曲のリリースとか考えている方に、少しでも参考になれば幸いです♪