昭和のヒーローはなぜギターを弾きながら登場するのか??
昭和生まれ、昭和育ちのなつねえでございます。
年齢・性別不詳です😂
ウクレレ友達の赤月ちゃんがTwitterでこんな記事をリツイートしてて、、
そういえば昔はヒーローものとかで主人公がギターを背負ってたり、なぜかピンチに弾きながらあらわれるシーンって多かったな~って思いだして、、
ヒーローもので思いつくのは例えば「人造人間キカイダー」とか。
変身前の姿で必ずギターを抱えて現れて、演奏してるのは何故か繊細なアルペジオのフレーズだったりして😂
それから「怪傑ズバット」とか。
これはもう見るからに笑、、赤月ちゃんのツイートに出てたのはコレですね♪
白いギターに変身用のスーツとかも内蔵されてるらしいです。
たぶん探せばこれ以外にもっと見つかると思うんだけど、とにかくわたしの子供の頃の記憶ではヒーローとギターはセットなんじゃないかって思うくらい親和性の高い組み合わせでした。
ギターはなぜかアコギ(昔はフォークギターって言ったのよね笑)なんだけど、よく考えたら屋外で電源もアンプも無いからそりゃアコギですよね😂
で、どうしてこうなのか?って考えると、まあおそらく、というか間違いなく元ネタはこのあたりなのかなと、、
小林旭主演「ギターを持った渡り鳥」
加山雄三主演「エレキの若大将」
さすがにこのあたりになるとなつねえも産まれる前の時代なんで、ここから先は「知らんけど」って付けて読んでいただきたいのですが笑
いわゆる昭和の映画スターたちが演じるカッコいい主人公がギターを弾いてたりするのがルーツなんでしょうね。
「ギターを持った渡り鳥」では、小林旭演じる主人公が「元刑事のギター流し」っていう設定で、そのころの流しってテキヤなんかと同じように裏社会との繋がりとかも臭ってくるような、ちょいワルな感じに憧れる心をくすぐったんでしょうか。
この頃はギターを持ってるだけで不良と言われたような時代で、ミュージシャンやバンドマンなんかもマトモな職業とは思われてなくて、でもちょっとワルだけど熱い心を持った主人公にギターのアウトロー的なイメージはピッタリだったのかもしれないですね。
さて、それで更にまた掘り下げてみて、この昭和の映画スターたちも何かに影響を受けてギターを持っていたんじゃないかと思って考えてみたらですね、、
もしかしたらルーツはアメリカの「西部劇」にあるんじゃないか?っていうのがわたしの推測です。
この頃の日本はアメリカ文化にかなり憧れや影響を受けてたと思うので、馬に乗ってギターを背負ったカウボーイとかを見て「かっけー!!」って思ったんじゃないかという、、
もう本当に全然詳しくない分野なのでアレですが、ググって調べたところ西部劇の中にもイタリアで制作された「マカロニウェスタン」っていうジャンルがあるらしくて、楽器を持って登場するヒーローはそのへんがルーツなんじゃないか?って書いてあった、、知らんけど笑
そんなことでだんだん怪しい流れになってきましたが、ギターを始めるきっかけが「モテたいから」っていう動機だったり、今でもロックバンドとか人気があるし、基本的にやっぱり楽器が弾けるのは「カッコいい」っていうイメージはあるんでしょうかね。
それが昭和のベクトルで表現されるとああいう感じになるのかな??
最後に話の筋とは関係ないかもしれないけど、わたしが子供の頃にいろんな雑誌にこの広告が載ってたんですよね~
多分同年代の人なら「あったあった」って思うんじゃないかな?!
「トムソン」っていうブランドなんだけど、本当によく見た広告で相当宣伝費も使ってたと思うんだけど、このギター持っている人を見た事がない不思議、、
そしてこのビジュアル、昭和はこれがカッコよかったのか?と言われると、、わたしは子供心に「ダセエ」って思ってました🤣🤣🤣
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