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2024.10 活動報告

山もようやく紅葉し色付いてきまして私的にはやっと秋になって来たなというこの頃ですが、みなさんは如何お過ごしでしょか?カワイです。
今年の秋は収穫が豊富な様で木の実やドングリ、柿やキノコなど採れたと言う話をよく聞きました。私も誘っていただき筋山に入りキノコ探しを少しだけしました。キノコは種類が本当に多く毒キノコであったり、食べれるキノコでも食べ方によって中毒症状が出るモノもあるので正しい知識を持ってないと危険ですが山に入ってキノコを探すのはお宝探しのようでとても楽しいですね。山の恩恵と人の好意にあやかってクリタケとムキタケをゲットして食べたのですが店で購入するキノコとは一味違い味や食感に個性があり、とても美味かったです。(因みにヘッダー↑の画像がムキタケです)


それでは活動報告です。



10.3 地域おこし協力隊初任者研修会

岩手県公会堂で行われた岩手県の地域おこし協力隊員に向けた初任者研修会に参加してきました。春頃に一度あったのですがその時は都合が合わず参加出来なかった為、今回行かせていただきました。
地域おこし協力隊基本講座として地域おこし協力隊ガイドブックを元に制度と着任後の心構え、活動の充実•ステップアップに向けてのお話等や地域振興室からの情報提供、また講師として元大船渡市地域おこし協力隊員である岡田まゆみさんのお話を聴かせてもらいリアルな隊員の実況はとてもタメになりました。グループワークで他の隊員の方々と話す機会が設けられていましたが研修会が終わった後も話は尽きる事なくあっという間に時間が過ぎてしまいましたが各地に各々、様々な志を持った隊員がいるのだという事が分かり今後も互いに有益な情報交換や協力体制をとっていければ良いなと思いました。




10.5•6 吉里吉里運動会準備•本番

吉里吉里地区と浪板地区の合同運動会に吉里吉里在住、吉里吉里国の一員として準備から本番(打ち上げ)まで参加してきました。前日の準備は男性陣は外で設置・準備、女性陣は当日の昼食に参加者皆んなで食べるカレー作りをされていて私は主にカレー作りをお手伝いさせていただきました、昼食を振る舞うのは毎年恒例だそうです。

大鍋二つ分を調理、混ぜるのも一苦労です

当日はパン食い競争と綱引きに参加させていただきました。種目によって点数が付くものと付かないものがある中で仲良く取り組む姿勢やコメディ要素も含みつつ、しかし本気で競う場面もあり、最後の優勝の発表では久しぶりの勝利だった優勝チームの喜びの表情は見ていて微笑ましかったです。

子どもvs大人による綱引き、両者本気の一本勝負

大人も子どもも本気な地域の運動会、とても楽しく参加させてもらいました、ありがとうございました。




10.12•13 薪まつり


両日晴天に恵まれ今年も一日目はツリークライミング体験会、二日目は様々な出店、演奏公演やおふるまいで、賑わった祭りとなりました。

二日目に吉里吉里国に設置されたクラモト塗装さん製作の旗!!
お振舞いブース、毎年恒例ピザに肉汁、ご飯・塩・みかん

薪まつりも今年で12回目、吉里吉里国立ち上げ時から関わってこられた方々と現在吉里吉里国を動かしている面々がその日に向けて数週間前から準備し集い、当日は皆んなで楽しむ事が1番大事という事で張り切って楽しませて頂きました。私は1日目は2日目に向けての現場設営班で看板作りなど行い、2日目は丸太で遊ぼうコーナーを担当し来た方に丸太を使った遊具を考えたり体験してもらったりしていました。

即席で作られたとは思えない立派なシーソー

本当に大盤振舞いなイベントだと思いますが、それは皆んなの吉里吉里国によせる想いと人の繋がりで成り立っているんだなぁと実感させられる良いお祭りとなりました。お越しいただいた皆さまありがとうございました!また来年もよろしくお願いします!!




10.15•16 ツリクラ体験受入

ツリクラ準備中

吉里吉里国で地域の子どもたちのツリークライミング体験を行いました。はじめは不安な表情も見られますが登り始めると皆んなもう少しだけもう少しだけとどんどん上を目指して登っていました。補助として登る大人も楽しくなって子どもたちと競って登る姿も見られ、老若男女楽しめるのがツリクラの素晴らしいところの一つです。
木に登るというのは慣れない人からすると勇気のいる事ですがその勇気が持てると綺麗な景色と達成感が待っているので皆んなにも体験してほしいなと思います。また吉里吉里国でツリクラ体験がある時はあなたも是非、チャレンジお待ちしております。




10.19 おしゃっち子ども食堂

おしゃっち子ども食堂のお手伝いをしてきました。コロナなどの影響もあり久しぶりの開催だそうです。今回のメニューはカレーにコールスローとスープとヨーグルトとお漬物付きでおかわり無料となっておりお値段も毎度子ども100円に大人300円ととてもお得過ぎて食べに来なきゃ損な食堂です。

準備中の一場面

今回はお手伝いの方が少なめと仰られていましたが皆さん手際よくテキパキと進みます。お客さんが来るまでの合間にお茶っこをご馳走になりながら様々なお話を聴かせていただきました。この子ども食堂有志で行われておりその志、行動力は本当に頭が下がります。




10.30 出張木工教室 浜っ子交流会

大槌学園で生徒たちが大槌町民文化祭に展示する作品を作るため吉里吉里国が出張木工教室を行なってきました。

並べられた様々な材料たち

薄切りの丸太を用意し(樹種はケヤキ、クルミ、ヒノキ、スギ)そこに各々絵を描いたり、素材を貼ったりし世界に一つだけの作品を自由に作ってもらいました。台となる丸太選びから始まり、山や海から拾い集めた素材を見て•触って一生懸命選んで思いおもいにくっ付けてひとりひとり個性溢れる作品が完成しました。ちぎった粘土を雲に見せたり貝殻が昆虫になったり私の予想を斜め上をいく子どもたちの発想力はいつも驚かされ勉強になります。

完成した作品は箱に詰めて展示会場へ





けやきルーム 〇〇の時間 実施

大槌町こども教育センターOLAIで『けやきルーム』へ通っている生徒を対象に体験活動で今回は17日に『美術の時間』、31日に『木工の時間』を行いました。

パレットで色を混ぜて緑色を作っております

『美術の時間』ではポストカードサイズの画用紙に葉っぱをよく見て、三原色(赤•青•黄)の絵の具で色を作り描いてもらいました。この日来た参加者が小学生の方々で少し難しかったかな…と思いつつもチャレンジしてもらいましたが一生懸命根気強く取り組んでくれていました。また描くのが難しいという子も黄色と青色を混ぜて緑色を作る創作をしてもらえました。

パレットに見事な緑色

『木工の時間』では浜っ子交流会で行った丸太を使った作品作りをしてもらいましたがあちらとはまた違った作品が完成しました。また『〇〇の時間』は定期的に行なっており、参加している生徒さんたちとも何度も顔を合わせているので初めの頃より会話が増えてきていている事が嬉しい限りです。




大槌町食生活改善推進員養成講座受講

10月は4日と18日に行われ、「食育」「低栄養予防」「食事バランスガイド」の講話とグループワークとして対象者を想定した献立作成をしました。生活習慣病予防を目的とした「食事バランスガイド」が厚生労働省と農林水産省が作った、人が食事で1日に摂取すべき量を主食、副菜、主菜、乳製品、果物と分けて判かりやすく示した表です。因みに、主食…炭水化物の供給源(ごはん•パンなど)、副菜…ビタミン、ミネラル、食物繊維等の供給源(野菜、いも、海藻などの食材を使った料理)、主菜…主にタンパク質等の供給源(魚、肉、卵、大豆製品などを主材料とした料理)です。皆さんも日頃の食事が良いバランスか気になったら調べてみて下さい。

18日の調理実習で作ったメニュー
車麩と卵の炒め物、もやしとささみのサラダ、フルーツボンボン




干し柿作り

みなさんは干し柿作りをした事はありますか?私の地元には各家に柿の木は滅多に無く、あっても関西なので甘柿でそのまま食べるのが主流でしたので干し柿=買う物でした。こちらに来てから柿の木を見てはやってみたいなぁと思っていたところ地域の方から渋柿を分けて頂き干し柿作りを行うことが出来ました。(柿の甘いか渋いかは環境によっても変わる様で寒い地域では渋柿にしか育たないそうです)

柿の収穫

周囲のやりたい人を誘い、みんなで柿の木3本分収穫し、1本分は持主さんにお返しし2本分を提供してもらいました。

大きなカゴ、2つ分の収穫でした
皆んなで手分けして皮剥き

多過ぎて笑顔がみられたのは前半まで、後半の皮剥き•干す作業は修行の様でした笑 また1日では流石に終わらず2.3日と掛かりましたが、「来年は地域全体に呼びかけて柿を集めて早剥き大会をしよう」、「剥いた個数でギネスに挑戦しよう」と盛り上がり野望は尽きませんでした。剥いた数はざっと数えて550コ程で➕別の柿の木からも72コ採っていたので600コ超えとなり、私の柿剥き技術はだいぶ上達したと思います笑

鳥に取られないよう一部ネットで保護中

一人ではとても手に負えない大変な作業でしたが皆んなでやれば楽しく、秋のならではの体験でした。来年もまた沢山の渋柿を提供いただけたら行事として皆んなで取り組めたら良いな思います。



木工製作

木工製作と言っていいのかとも思いますが10月に作っていた物たちです。

・看板

薪まつりの会場マップの看板
会員限定ご自由に持ってけコーナーの看板


おしゃっちに置かせていただいている商品がありがたい事に少なくなってきており(お買い上げ下さった方々、本当にありがとうございます!!!)、新しい商品開発に挑んでいるのですが中々思う様には進まず…もうしばしお待ちください🙇‍♀️

足の大きさに合わせて曲げられたクロモジ

オオツチノアソビの方とカンジキ作りにもチャレンジしてみたのですが時間内に間に合わず…まだ完成しておりません。。材はホオノキかクロモジを使うそうですがホオノキよりクロモジの方が曲げやすかったです。カンジキ作りに興味ある方はオオツチノアソビさんでカンジキ作り体験会されているので是非!
あと月桂樹の枝をたくさんもらえたので大きなリースにしてみました、土台を大きなモノにしてしまったので少し足りない感じになってしまいましたが、月桂樹の葉は料理に使えるし良い香りなのでこうしたモノをキッチンに飾れば見目も利便性もよいのでは?

月桂樹のリース

最後は木に粘土をくっつけて作った宇宙生命体のオブジェです。いる方いたら教えて下さい、販売用に作るか考えるので笑

こんなオブジェは如何でしょうか?




おまけ 

9月に採取した胡桃の果皮剥がし?をしたのですがカゴ2杯分が1杯分にまで減りました、次の殻剥きをしたらタッパ1杯分になりそうです。そうして手間暇をかけて作られる「くるみ餅」は本当に「手間ご馳走」だなぁとしみじみ思います。

最近熊や野生動物の話を聞かないので山の中で美味しい物食べて満足して町に下りて来ないで過ごせているのかなぁ良かった…と思っておりましたが、木の実たくさん食べたジビエは美味いと聞くと食べてみたいと考えてしまう人間の欲深さはキリがありませんね。
また、そうして冬を越えた動物たちは春に沢山の子どもが出来るそうでそれはそれで困る事態になり上手くいかない問題です。なので吉里吉里国ではまだまだ絶賛、獣害対策として伐採や草刈り作業も行っております。人が入る山(場所)は見通しを良くして人が熊に気づく、また熊が危険を察知して近付きにくい環境(里山)になれば良いなと思います、



それではまた。

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