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2024年コンテンツオブザイヤー

 こんにちは、azitarouです。
 2024年も年の瀬となりました。早すぎる。毎年言ってる気がするんですが、年々可処分時間が減っていっており、この先増える方向にはならないだろうな~という、うっすらとした諦めの気持ちがあります。代わりに現実の方が色々充実(充実か?)している証拠でもあるので悪いことでもないんですが。限られた時間の中でどの娯楽を手を取るか、非常に悩ましい。

 前置きはこれくらいにして、ここはゲーム、映画、小説、音楽、漫画、アニメの括りで「これ面白かったね~」という話をする場です。対象は2024年にazitarouが遊んだり観たり読んだり聴いたりしたコンテンツで、順位付けするほど入れ込んでもないのでおおよそ上から触れた順に並べています。それではレッツゴー!


ゲーム

ペルソナ3 リロード
真・女神転生Ⅴ Vengeance
魔法使いの夜
8番出口
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上
HD-2D版『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S

 今年は大型RPGに苦しめられた(プレイ時間的な意味で)年でした。一作クリアするのに50〜60時間かかるのはザラで、それを4作品やっていたらしい。ここにポケモンSVの色違い厳選とサブROM攻略も入ってくるので総プレイ時間は察して知るべし。

 メタファーもやりたかったけどペルソナとメガテンでアトラスゲーはお腹いっぱいだったのが心残りと言えば心残りな部分。ただ来年は10時間程度でクリアできるインディーの軽めなゲームもやっていきたいのと、まほよと同時期にセールで購入したものの、積みっぱなしになってる月姫をプレイするのが来年の目標かな……。

 そして今プレイしているのは、もう発売から5年になるドラゴンクエスト11Sだったりします。衝動買いしたドラクエ3リメイクが色々と不満だらけで、口直しにこれまた衝動買いしてしまったわけなんですけど、これが死ぬほど面白い。「言うて勇者やら魔王やらが出てくる、クラシックで手垢のついたロールプレイングゲームなんでしょ?」とナメてかかったらものすごく強靭なストレートパンチでぶん殴られた気分。
 冗談抜きでストーリーが面白く、先を知りたいがために延々とプレイしてしまう。しかもレベル上げのような作業をせずともかなりいい感じにボス戦は歯ごたえがあり、のっしのっし歩いてるデカめのモンスターに喧嘩を売ったらボコボコにされたりと楽しい楽しい。テキストの量も半端じゃなく、何かあるたびに仲間や人々に話しかけたくなる。お使いはお使いでも、仲のいい友人連中でわいわい喋りながらのお使いはめちゃくちゃ楽しい……そんなゲームです。皆さん、ドラゴンクエスト11Sはプレイしたほうがいいですよ!!(人生周回遅れの発言)


映画

さかなのこ
用心棒
カラオケ行こ!
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
映画プリキュアオールスターズF
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
オッペンハイマー
ゴジラxコング 新たなる帝国
ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉
デッドプール&ウルヴァリン
HiGH&LOW THE WORST X
リバー、流れないでよ

 今年は全然映画観れてないです。なんか毎年言ってる気がするな。想定外の面白さだったガンダムSEEDとウマ娘、ノーラン映画ではかなり親しみやすかったオッペンハイマー、マイナスワンとの振れ幅が凄まじいゴジコン2など、観た映画は上半期に集中していて下半期は配信もろくに触れられてないのが悲しい。
 デッドプール&ウルヴァリンがかなり良かったので「キャプテンアメリカ4とサンダーボルツくらいは観てやるか……」という気持ちになりました。観れるといいな……。


小説

アンデッドガール・マーダーファルス / 青崎有吾
ヴァイオレット・エヴァーガーデン / 暁佳奈
十角館の殺人 / 綾辻行人
空の境界 / 奈須きのこ
Q eND A / 獅子吼れお
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い / 西尾維新
百年の孤独 / ガブリエル・ガルシア=マルケス
涼宮ハルヒの憂鬱 / 谷川流
負けヒロインが多すぎる! / 雨森たきび
小市民シリーズ / 米澤穂信
ブギーポップは笑わない / 上遠野浩平
八つ墓村 / 横溝正史
ボトルネック / 米澤穂信
失われたものたちの本 / ジョン・コナリー
GOTH / 乙一
赤朽葉家の伝説 / 桜庭一樹
さよなら妖精 / 米澤穂信
地雷グリコ / 青崎有吾

 映画とは対照的にここ数年で一番本を読んだ1年でした。ブギーポップ、ハルヒ、戯言、空の境界などの未履修だったラノベ作品を読みふけり、アニメに先立って小市民含めた米澤穂信をめちゃくちゃ読んだり。ボトルネックで傷ついた心を癒そうとジブリ原作(原作ではないが……)という前評判だけで手に取った「失われたものたちの本」がグロい童話アベンジャーズで余計にしんどい気持ちになったのもいい思い出。
 館シリーズが毎作唸るような出来でかなり良いので来年もミステリを中心に読んでいきたいけど、積読がまだまだたくさんあるのでそっちの消化のが先かもしれない。取り急ぎ読む予定になるのは「姑獲鳥の夏」か「テスカトリポカ」か「同志少女よ、敵を撃て」になることでしょう。ドラクエが終わればの話ですが……。


音楽

(楽曲)
Full Moon Life / 高橋あず美・Lotus Juice
ロックバンド / SAKANAMON
名もなき何もかも / トゲナシトゲアリ
I CAN FEEL IT (Single Mix) / tofubeats
さよーならまたいつか! / 米津玄師
リッケンバッカー / リーガルリリー
黙ってロックをやれって言ってんの! / 猫舘こたつ
理由なき反抗 (The Rebel Age) / a flood of circle
Burning / 羊文学
世界五分前仮説 / 有形ランペイジ
Battle -(her and) deepest void- / 小塚良太 (ATLUS)
Child Replay feat.柴田聡子 / パソコン音楽クラブ
夢を束ねて / 結束バンド
シンカンセンスゴイカタイアイス / シャノン
アポリア / ヨルシカ
海馬成長痛 / ずっと真夜中でいいのに。
Last Surprise (From "Persona 5") (feat. Jonah Nilsson & Button Masher) / The 8-Bit Big Band
NOTOK / ヒトリエ
ZOKZOK / トランセンド (CV. 塚田悠衣)
2代目閻魔 / 読谷あかね

(アルバム)
棘アリ / トゲナシトゲアリ
FUCK FOREVER / a flood of circle
ペルソナ3リロード オリジナル・サウンドトラック / アトラスサウンドチーム
kirin / リーガルリリー
第一象徴体系 / シャノン
LOST CORNER / 米津玄師
ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs Collection
交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ… / すぎやまこういち

 ガールズバンドクライや結束バンド、そしてふつうの軽音部の影響がめちゃくちゃあります。ライブ行きたいけど行けてないと言い続けて早ン年。年々冗談ではなく切実な声になりつつある。いはんやクラブをや。

 ペルソナ3リロードは音楽も素晴らしく、サントラもよく流していました。ペルソナ3はPS2版からFes、ポータブル、アレンジサントラに至るまで各種CDを一通り揃えているんですが、今作のサントラが決定版と言っていいかも。Full Moon Life一曲でおつりがくるレベルの満足感があります。メガテンVVも音楽がめちゃくちゃ良かったな。実は目黒氏の後進のアトラスサウンドチームのが好きな音楽が多かったりします。真Ⅳのサウンドが今でもナンバーワンと思っているので……。

 去年のポケミク展開から徐々にボカロにも復帰しつつあるんですが、近年は重音テトや可愛ユキが目立ってきてるの嬉しく、そして10周年を迎えたヒトリエからwowaka歌唱の未公開音源がリリースされたのがホンマに……ホンマに嬉しい。個人的に3ピースになってからのヒトリエとは微妙に距離が開いてしまったけど、久々に聞いたwowakaの声を聴いたら年に何回もライブ行ってた頃を思い出してほろりと泣いてしまった。

 ちなみに今年一番再生回数が多かったのはトランセンドのZOKZOKでした。本当にありがとうございました。


漫画

(連載)
ふつうの軽音部 / クワハリ
正反対な君と僕 / 阿賀沢紅茶
レッツゴー怪奇組 / ビュー
マネマネにちにち / 山本崇一朗
放課後帰宅びより / 松田舞
宝石の国 / 市川春子
ダウナー系お姉さんに毎日カスの嘘を流し込まれる話 / 生倉のゑる・はるばーど屋
ダウナーお姉さんは遊びたい / 沢田ユキオ
平成敗残兵☆すみれちゃん / 里見U
ドカ食いダイスキ! もちづきさん / まるよのかもめ
ラブ・バレット / inee

(読切)
ウルさんは僕の夢の中 / おかだきりん
絶頂パワハラプロ野球 / 起田ねぐせ
指さきの憧憬 / 名雪史郎・ゆうち巳くみ
あてうま白書 / 高草木こぶ
天を夢見て / 大雪晟
おかみ と ものかき / イノウエ
信号オールレッド / 泉博士
撃滅のジェノサイドギグ(2021年8月期シルバールーキー賞) / フセキ

 途中からジャンプの購読をやめてしまったので呪術、ヒロアカの完結がちょっと遠い話題に感じてしまったものの、単行本を購入している範囲では宝石の国がついに完結してしまったのが感慨深い。興味を惹かれて観たアニメもめちゃくちゃ出来がよく、是非とも続きを……と思うけど難しいだろうな。キャラの変遷とか展開とか。
 あとはダウナーとかドカ食いとかすしカルマ先生とかヤバいお姉さんの漫画が次々と台頭する中、放課後帰宅びよりだけが癒しになっています。
また、今年からは面白かった読切もちゃんと記憶したいと思ったので、そちらも並行してピックアップしました。いつか「俺の考えた最強読切漫画セトリ」とか組んでみたい。


アニメ

葬送のフリーレン
僕の心のヤバイやつ 第2期
宝石の国
ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top
ダンジョン飯
ガールズバンドクライ
負けヒロインが多すぎる!
小市民シリーズ

 azitarouはがっつりアニメを観る方でもないんですが、2024年アニメはガルクラと負けヒロインがめちゃくちゃ面白かったです。話の面白さもさることながらガルクラは3DCGの、負けヒロインはセルアニメの領域で最先端の表現をやっており、どちらも配信を待てずにリアタイで観てしまうほど毎週興奮しっぱしでしたね。音楽もいい。夢中になれるものがあると心の滋養になります。
 原作を先に読了して臨んだ小市民シリーズも、ミステリをうまい具合にアニメに落とし込んでいてかなり良かったです。炎上するバンをクリフハンガーにしてたのも爆笑した。確かにあそこはめちゃくちゃ不穏だけどさあ!


来年へ

 こうして振り返るとゲームと小説に重きを置いたおかげで映画があまり観れてなかったですね。インプットばかりじゃなくアウトプットもやっていこうとするとどうしても時間の制約があり、書きたいことはあっても身体が言うことを聞かねえみてえな事例が頻発して余計にしんどい気持ちになったりもしたし、実際何度か体調も崩してしまったので仕事人、家庭人、そして一個人としての自分のバランスを取りながら、来年も無理なくやっていくのが目標です。そして年明けまでにドラクエ11がクリアできるのかどうか、2024年最後のazitarouにご期待ください。


(終わりです)


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azitarou
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