本を読み解く才能がないみたいだ(私について③)
『世界一やさしい「才能」の見つけ方』という本を購入しました。タイトルに期待して、自分の才能を見つけられるのか、実際に読み進めながら試してみたことや、その過程で自問自答したことを、書いてみたいと思います。ちなみに、わたしにとって必要なところを抜粋したり、端折って書いてあるので、ご興味のある方は著者の本をご一読ください。
私がnoteを利用する目的は、「思考の整理」に活用することで、人生の後半にやりたいことを「言語化」することです。その手助けになってくれることを期待しています。
たぶん、ものすごく理屈っぽい話です。
そして、本を読んでいない方には、訳の分からない文章である事を、予めお詫びします。
本書の「短所は(だからこそ)長所になる」を明らかにする作業について、わたしの理解の範疇においての話となります。
短所を考えることで、短所がどんな「才能」から生まれているのか考えられます。
ちなみに、
同書を読んでみたものの、立ち止まってしまった人には、「あー、そんなことなの?」と、思えます。
読解力がある人は、「そんなことをわざわざ言う必要あるん?」という内容。
「わかるまでに、オレもちょっと時間がかかったよ!」という人には、「そうなんだよね〜」と同意をもらえます。
それから、
「この本の編集担当の方に物申したい」という話にもなっています(笑)
あくまで一読者の意見としてですよ!?
わたしの短所
「あら探しをする(あらが気になる)」
から、才能と長所を考える。
これは、CHAPTER3・111ページ「才能を見つける技術①」にある、「Q4 あなたの短所を『だからこそ』で言い換えるとどうなりますか?」を、考えること。
また、117ページ「才能を見つける技術②」の、巻末特典「『才能の具体例1000リスト』から選ぶ」という作業についてから考えます。
ちなみに、このことは、CHAPTER2・73ページの
【才能の公式①】「短所←才能→長所」に当てはめて理解することができます。「才能は短所にも長所にもなる」という、「短所も捉え方次第」という話が関わります。
【才能の具体例1000リスト】では
短所 「29.あら探しをしていると誤解される」
↑
才能 「間違いに気づいて指摘する」
↓
長所 「必要な部分を修正する」
【才能の公式①】では
短所 「あらが気になる」
↑ ↓ (だからこそ)
長所 「もっとわかり易いやり方に修正できる」
という理解をしています。
著者は、本書への理解を深めるために、より具体的にわかるようにと、文章を反復して解説してくれます。
でもでも、 正直なところ、
(紙面の見出しがたくさんありすぎて)
(才能を見つける方法がどこに書いてあるのか)
「さっぱりわからないんだよ!」
と、口に出して、文句を言ってしまいました。
「才能を見つける方法はどれ?」と、どこに書いているのか、さっぱりわからん状況に陥ってしまうからです。
通しでなんど読み返してみても、わかるような、わからんような。
著者は、読者の理解を深めてもらうために、なんども解説をしてくれているのですが、紙面での表現方法(見出しや紙面デザイン)のおかげで、せっかくの詳しい解説が、かえって裏目に出てしまったように感じます。
でも、わたしが「わかりづらい」と声を大にしたのは、
著者の文章に対してではない。
このことは、”編集の担当者”に物申したいわけです。
(注:あくまでも一読者の意見です)
ちなみに、同書を読んでみたものの、わたしと同じく立ち止まってしまった人が、どうやったら理解できるようになるのか?
結論をお伝えします。
「目次を読め!」
以上デス。
なぜか?
それは、目次は著者が伝えたいことの集合体だから。
この本の紙面だけを通しで読んでいると、「大見出し」が、“ずっと同じトーン“というか力加減で並んでいるのですよ。それも、結構な数であるのです。
とくに、「どうやって才能を知れば良いのか?」と思っていることに対して、著者がせっかく「才能を見つける技術」①②③で教えてくれているのですが、重要なことが、ほかの大見出しと同じにしか見えない。だから、何をどうすればよいのかの手順が書いてあるのに、それがパッと見つけられないのです。
あらためて読み返してみたところ、
「才能を見つける3つの技術」について解説された1つの図がありました。
そして、それを「3つに分解した図」が、3つの技術を説明するページで
それぞれに掲載されてます。
(ただ、気づけなかった)
誌面の構成や図解などを考え作ることは、とても大変なことでしょうが、わたしには、気づけませんでした。他に読んだ方はどうだったのかと思ってnote内を検索したところ、書評はたくさんあるけれど実践したという話は、著者の合宿に参加した人のがいくつかあるだけ。(うーん、活用している人は少ないのだろうか?)
わたくし、家事のカイゼンなど、苦もなくできます(才能=ついやってしまうこと)。もちろん、夫婦円満のために、嫁さんの領分にはなるべく手をつけません。ただ、自分の領分では勝手にカイゼンしています。例えば、まいにちの洗濯。
洗濯物はわが家では部屋干しです。もともとはベランダ干しでしたが、朝に室内で干したとしても取り込むときに臭くならない。そのうえ、冬でも翌朝までには乾くことがわかりました。(我わが家の調湿性能に万歳!) そして、わたし、嫁さん、子どもたちの洗濯物をしまう場所や取り込む手順までを考えて、干す場所や順番を決め、視覚的にもすぐにわかるように、ハンガーの色も変えています。
なぜそうするのか? 朝の1分って貴重ですよね。いかに時短できるかを考えているからです。そして、アップデートを繰り返してきた結果がいまのスタイルなのです。これは「才能を見つける技術①」から導きだされた才能のひとつ。
「才能を見つける」よりも大事なことは
「才能に自信を持つ」こと
著者は、多くの人が「これが自分の才能かも」と薄々気がついているけど、自信が持てていない状態である。だから、「ひとつの才能」につき、「才能が発揮できた経験を4つ以上見つける」ことで、「才能に自信が持てるようになる」と言っています。例えとして、1輪車と4輪の自動車のどちらが風に吹かれた時に倒れにくいか、をあげています。また才能に自信を持つために、ひとつの才能につき4つ以上の経験で支える、この「才能マップ」を、3つ以上作成することを読者に求めています。
その結果として、たとえば就職活動の面接で「あなたの得意なことは何ですか?」と聞かれた時にも、具体的な経験とこの「才能マップ」をもとに即答でき、納得させることができるようになる。また、才能マップは、「才能を一生見失わないための(自分の)地図になってくれる」と言います。
「才能マップ」は3つも完成していないので、早く作成させちゃいたいと思っています。
最後となりましたが、同書を読んだものの立ち止まってしまった方へ!
繰り返しとなりますが、試しに目次を読んでみましょう。著者が情報をどのようにツリー化しているか、きっとわかりますよ。