『紫陽花卓球録』テナジー05【ラバー①】
みなさんご無沙汰です紫陽花です。
今回紹介するラバーはテナジー05です。
言わずと知れたbutterflyのロングセラー&大人気ラバーですが今回僕の方からも紹介します。
[ラバー名] テナジー05
[分類] テンション系裏ソフトラバー
[スポンジ硬度]日本硬度 36度
[カラー展開] 赤 黒
[スポンジ厚] 特厚 厚 中
[原産国] 日本
[値段] オープン価格
大体7500円〜8500円前後
試打用具
R.福原愛ZLF
黒テナジー05特厚
赤ラクザX soft厚
「軽打」
とても安定感があります。
最初のフォア打ちの段階で弧線をかなり描き質の高い綺麗なボールが飛んで行きました。
テナジー系の魅力であるオート感が最初から存分に発揮されていました。
「強打」
軽打と同様に安定感があります。
かつ自ら回転をかける意識を持って強打した時には軽打以上の高い弧線とスピンがかかり高い弾道を維持しながら威力のあるボールを打てました。
常にオートでボールをホールドしてくれる感覚と特有の金属音はクセになります。
「ツッツキ ストップ」
僕のレベルでは少し難しく感じました。
回転をかけることに関しては秀でていますが長短のコントロールが難しく苦労しました。
ですが慣れや繰り返しの練習でカバーできる範囲ないです。
「対下回転ドライブ」
ボールをホールドしてくれる感覚があるのですごく上に上がりやすく感じました。
回転量も高くミスの出にくい弧線でした。
「カウンター」
相手のボールに負けるということが全然無いです。
スプリングスポンジのおかげでしっかりと吸収した後に球を持ったまま相手コートまで運ぶ感覚は他のラバーにはあまりない感覚だとおもいます。
「ブロック」
相手球威にに押される事もなく威力ある球もしっかりとスプリングスポンジが吸収してくれて安定感のある返球が出来ました。
伸ばしたり止めたりもコントロールしやすかったです。
「サーブ」
シートのみでは無くスポンジにしっかり食い込ませるようにして切るとすごくきれます。
シートのみでも切れるのですが僕の感覚では前者のスポンジまでいく方を勧めます。
球足の速いロングサーブもスポンジの反発がいいのですごくいい球がいきます。
「レシーブ」
シート、スポンジの性能がすごくいいのでアバウトにレシーブしてしまうとミスが増えてしまいます。
相手の回転をしっかり見極めてレシーブできる方は特に難しく考えなくても良いと思います。
〜まとめ〜
全体的にかなり高評価です。
さすがbutterflyの最高傑作だと思います。
スプリングスポンジによる食い込みの良さ、シートの引っかかりの良さから無類の安定感を誇ります。
ただしツッツキ、ストップ、レシーブに関してはシビアな感覚を要求されるので、やはり上級者向けのラバーなのかなと思います。
ですがその点を引っくるめてもかなり安定感のあるラバーなので攻撃を主戦とするプレイヤーの方には是非試してみて欲しいラバーです。
ご一読ありがとうございました。