#001初めてのEDHカラドール
何故好きなのかそれは自分にもわからない
-ハセワワ-
ということで遥か昔私が初めて組んだEDHのジェネラルをご紹介いたします。
今回の統率者
Karador, Ghost Chieftain / 幽霊の酋長、カラドール (5)(白)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — ケンタウルス(Centaur) スピリット(Spirit)
この呪文を唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき(1)少なくなる。
あなたのターンの間、あなたはあなたの墓地からクリーチャー呪文を1つ唱えてもよい。
3/4
セメタリーを利用するタイプのジェネラルですねー… 完
個人的には数ある統率者の中で癖が無い方なので初心者にもオススメですわよ!
セメタリーを使うのが好きな人多いと思うんですよ、だからこそこの統率者を是非使ってみて欲しい!(なんとこのカードジャッジ褒賞版もあるんですよ!)
このカード必須ってレベルのカードが少ないのも魅力なので手持ちのカードで案外組めたりします。
コンボするもよしヘイトクリーチャー並べるも良しなので構築に幅が出でて長く同じ統率者で遊べるのも良い点ですよねワラ
豆知識 こいつ幽霊なのにテーロス次元出身なんですよぉ(テーロスには幽霊は存在しない設定)
相性の良いカードについて
カラドールは墓地のクリーチャーに関する効果をもっているので、
墓地を溜めてそこから展開や妨害、コンボをして勝ちを狙いに行けます。
ですので今回の記事では役割毎にカードをご紹介いたします。
クリーチャー呪文
・墓地を貯める
このデッキでは必須のカード群で、【縫い師の供給者】や【サテュロスの道探し】等少量かつ軽量な墓地肥やしと、発掘を持つ【ゴルガリの墓トロール】等の条件はあるが継続的に結構な枚数の墓地肥やしができるものがあります。
前者は枚数は少ないが小回りが利くのでポジューカの沼のような一度に大量の墓地を追放してくるカード達には意識することで墓地対策をかわしながら、デッキをうごかしていけます。
後者は主に発掘を使用した墓地肥やしが強力ではあるが、
肥やし過ぎて墓地が消し飛んだ時に勝ち手段がなくなるのでやりすぎと肥やしに行くタイミングを見極めましょう。
逆に条件さえ揃えば大量に墓地を肥やせるので一気にコンボを決めて勝ったり展開しきれればかなり強力です
採用候補
・縫い師への供給者
・サテュロスの道探し
・光胞子のシャーマン
・ゴルガリの墓トロール
・ゴルガリの凶漢
・臭い草のインプ
・隠遁ドルイド
・墓地を活用する
墓地を肥やすので活用しない手はない、という事でこのカード群もほぼ必須と言っても過言ではないでしょう。
クリーチャーをリアニメイトも勿論ですが、
クリーチャー以外のカードにも触れると尚良しです。
その中でも特に使い勝手の良い2枚が、
【ラムナプの採掘者】と【永遠の証人】です。
どちらも共に墓地のカードに触れるの偉いです。
何故偉いのか、それは墓地肥やししてると思った以上に土地が落ちて土地が無い状態になりいわゆる土地事故や色事故を起こしてしまいます。
そんな事故達を防いでくれるこのカード達は偉いの一言です。
採用候補
・霊体の先達
・ファイレクシアの発掘者
・目覚ましヒバリ
・夕暮れヒバリ
・ラムナプの採掘者
・改革派の結集者
・くぐつ師の徒党
・ネルトース族のメーレン
・太陽のタイタン
・永遠の証人
・マナクリ
今回の記事では【ラノワールのエルフ】のようなマナクリだけではなくマナを生み出す、土地にアクセスできるという点も含めてマナクリとして紹介します。
いわゆる【ラノワールのエルフ】の様なマナクリのとは別に土地にアクセスできるクリーチャーとして【ウッドエルフ】の系統や、自身の生贄が必要ではあるがマナを生み出せる【血の臣下】の系統あり採用候補は多岐にわたる。
いずれにせよ一長一短なので枚数比率や優先度などを加味する必要はある。
採用候補
基本となる【ラノワールのエルフ】の同型は省きます。
・極楽鳥
・アヴァシンの巡礼者
・深き闇のエルフ
・森の女人像
・ウッドエルフ
・ヤヴィマヤのドライアド
・彼方地のエルフ
・春花のドルイド
・ヤヴィマヤの農夫
・血の臣下
・基底スリヴァー
・ブラットペット
・ヘイトクリーチャー
このデッキは墓地を肥やし展開するという特性上、ゲームのペースはスローペースとなり早いデッキには太刀打ちできない事もあります。
なので相手への足枷となり得るカード達を採用するとこで足並みを揃えてもらう必要があります。
足並みを揃えさす為にはまずマナの拘束が最も効果がみこめます、特にマナファクトに依存するデッキだった場合【溜め込み屋のアウフ】や
【戦争の報い、禍汰奇】などが使いやすいでしょう。
次に行動に対して制限をしてやりましょう。
【スレイベンの守護者、サリア】【エイヴンの思考検閲者】が序盤から有効に働くでしょう。
最後にプレイ自体を封じ込めましょう。
【ガドック・ティーグ】【ドラニスの判事】はプレイを封じますのでデッキによっては詰む事もしばしばです。
いずれのカードもメタをする側のカードなので、プレイするタイミングや採用する種類などはみなさんのコミュニティ次第なので色々と試してみてください。
採用候補
・溜め込み屋のアウフ
・戦争の報い、禍汰奇
・スレイベンの守護者、サリア
・ヴリンの翼馬
・エイヴンの思考検閲者
・敵対工作員
・ガドック・ティーグ
・ドラニスの判事
・傑士の神、レーデイン
・迷宮の霊魂
・その他
前述のカード群と役割がいずれにも似てるししかしちょっと違うものを紹介していくぜ。
"墓地を貯める"に似ているカードとして、"自分で手札を捨てれるカード"と"クリーチャーを生贄に捧げれるカード"の2種類があります。
前者は発掘等、手札にあると不都合なカード達を墓地へシュートできるので不都合なカードを素引きした時に便利です。
後者はETBで用済みのカードを墓地へ送って再利用したり、PIGを誘発させたりと使い道は様々で主に無限コンボのおもちゃになるでしょう。
次にフィニッシャーについての話として、
デカブツをリアニメイトするor無限コンボをしてしまうの基本は二択かと思います。
デカブツをリアニメイトするのはお好きなものをどうぞですが、主に【孔蹄のビビモス】などがバーラン系をぶちかますのがわかりやすいです。
無限にコンボは色の特性とジェネラルの特性も相まって墓地を利用するコンボがスムーズでしょう。
【ミケウスバリスタ】や【おにぎりウーズ】、【カーミックアルター】等も使い勝手が良いとおもいます、お好きなものをどうぞ。
採用候補
ディスカード&サクリファイス
・野生の雑種犬
・ロッテスのトロール
・朽ちゆくインプ
・臓物の予見者
・屍肉喰らい
便利なカード
・アンデッドの大臣、シディシ
・悪魔の職工
・変幻の大男
・囁く者、シェオルドレット
コンボ&フィニッシュ
・血の芸術家
・残酷な祝賀者
・ズーラポートの殺し屋
・壊死のウーズ
・Phyrexian Devourer
・不浄なる者、ミケウス
・歩行バリスタ
・トリスケリオン
・孔蹄のビビモス
・大修道士、エリシュノーン
非クリーチャー呪文
さてクリーチャー呪文はご紹介致しましたが、
非クリーチャー呪文についてはとても採用枚数が難しいです。
何せ優良なカードは多いものの統率者の能力的に非クリーチャー呪文を多く採用するとそれが事故の元になりえますからね、採用枚数は絞りましょう。
こちらの項目でも役割毎にご紹介していきましょう。
・墓地を貯める
クリーチャーと違い多く貯めるカードはそこまで必要ではなく墓地を貯める+αなカードの方が重要です。
しかし、【納墓】のようにピンポイントな墓地肥やしはこのデッキにおいてチューターと同じ勝ちがあるのでそれらは別です。
採用候補
・壌土からの生命
・根囲い
・忌まわしい回収
・納墓
・生き埋め
・墓地を活用する
墓地を活用する非クリーチャー呪文は偉大です。
釣竿とよばれるリアニメイトカードの多くは非クリーチャー呪文であることが多いからです。
その中でも使いやすいものを採用するべきでしょう。
採用候補
・動く死体
・再活性
・Dance of the Dead
・ネクロマンシー
・屈葬の儀式
・戦慄の復活
・その他
"墓地を貯める"、"墓地を活用する"以外のカードはサーチカードも含めて採用枚数は絞る事をおすすめします。
単純に不要になるケースが多いからです。
その中でも採用したいカードのみ採用候補をあげておきます。
採用候補
・流刑への道
・剣を鋤に
・悪魔の教示者
・吸血の教示者
・召喚士の契約
・破滅の終焉
・緑の太陽の頂点
土地
正直この項目においては役割がどうのとかよりも3色のジェネラルなので色事故に気を配りましょう。
強いて言えば発掘持ちの【ダークムーアの回収地】クリーチャーをサクリファイスしてマナを生み出す【ファイレクシアの塔】はデッキの方向性にも噛み合うので私は採用しています。
採用候補
・各種ショックランド
・各種フェッチランド
・インダサのドライオーム
・ドライアドの東家
・ダークムーアの回収地
・ファイレクシアの塔
総括
という事で私が初めて組んだ統率者を今回はご紹介しました。
冒頭にも書きました通り、癖のない能力のお陰で黒緑白のクリーチャーが追加される度に何かしらのシナジーを産む事もあるし、入れ得なクリーチャーも増えてゆきます。
統率者と基盤となるカードだけ揃えといてあとは差し替えて遊べたりと柔軟かつ長く愛用できるかと思いますので、初心者の方やカジュアルなEDHを一つは欲しいと考えている方やEDHのデッキ増やそうかなと考えてる方は是非検討してみてはいかがでしょうか?
ps:墓地対策はごめんなさい
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