#002ターナジール・クアンドリクス
ドラゴンを傘で切る雨上がりの放課後
ーハセワワの少年期ー
どうも皆さんおはこんばんにちはハセワワ(@azini479)です。
皆さんは傘を剣に見立ててドラゴンと戦った経験はありますか?
私は滅茶苦茶してました。
ということで今回は4/23発売の最新弾『ストリクスヘイヴン:魔法学院』より、以前の記事でも触れた【ターナジール・クアンドリクス】をご紹介いたします。
今回の弾で一番組みたかったEDHのデッキなのですがまだまだ煮詰めれていない部分も多くほかにも相性の良いカードがあれば是非Twitterやコメントを下さい。
今回の統率者
今回ご紹介する統率者の【ターナジール・クアンドリクス】は青緑のエルダードラゴンで、
5マナ4/4の飛行とトランプルを持つドラゴンらしい能力と二つの誘発能力をもつクリーチャーです。
以前の記事でも触れた通り今回は二つ目の誘発能力である
ターナジール・クアンドリクスが攻撃するたび、あなたは「ターン終了時まで、これ以外であなたがコントロールしているすべてのクリーチャーの基本のパワーとタフネスは、ターナジール・クアンドリクスのパワーとタフネスに等しくなる。」を選んでもよい。に重点を置いてご紹介します。
【ターナジール・クアンドリクス】の強みと弱み
【ターナジール・クアンドリクス】の強みは固有色と二つ目の誘発能力にあります。
緑の要素としては、【踏み荒らし】に似た能力で全体強化ができる為マナクリーチャーによるマナ加速と相性が良く、
青の追加ターンと打ち消しによって対戦相手のライフを着実に削り切れるところが、【ターナジール・クアンドリクス】を使う強みと考えます。
逆にクリーチャーを並べる都合上、全体除去には弱いので全体除去で詰まない立ち回りは意識しましょう。
【ターナジール・クアンドリクス】の勝利手段
今回のデッキでは可能な限り無限コンボによる勝利手段は減らし、
対戦相手3人分のライフ合計120点を戦闘ダメージによって削りきる殴って勝つ方針でご紹介していきますのでご了承お願いします。
ライフに関してはフェッチランドやショックランド等、ライフを自ら減らす事が多く実際に削るライフは一人当たり30点の合計90点を想定していきます。
3体のクリーチャーと【ターナジール・クアンドリクス】が同時に殴る事で16点もの打点があるので一人2回ずつ攻撃すれば勝てます。
コンボではなくどうしても時間がかかってしまうので、追加ターンと打ち消しを駆使し殴って勝つを加速させましょう。
採用候補と各カードの役割
それでは採用候補についてご紹介いたします。
今回の【ターナジール・クアンドリクス】では、殴って勝つの方針の都合上P/Tのサイズに関わらず、有能なクリーチャーを採用するべきでしょう。
特にマナクリーチャーは必須で【ラノワールのエルフ】を代表とするマナ能力を持つクリーチャーと【ウッドエルフ】のように土地サーチによるマナ加速を行えるクリーチャーが序盤を支え、【ターナジール・クアンドリクス】が出た後は殴って勝つに貢献してくれます。
マナ加速と並んでリソース確保もこのデッキでは大事な要素で、マナ加速したが、次にプレイするカードが無いなんて状況が一番悲惨です。
リソース確保はクリーチャーに関連させるカードを選びましょう。
【生類の侍臣】や【獣に囁く者】等の先出しで強いカードと、
【威厳の魔力】や【巫師の天啓】のような後出しで強いカードの二種類があります。
いずれもタイミング次第では弱いカードにもなりえるのでどちらも採用すると良いでしょう。
クリーチャーが多いので他に採用すべき便利なカードをご紹介いたします。
自分のクリーチャーを守るカードは大事で、折角展開したのに除去されては元も子もないので【英雄的介入】や【活力の覆い】のような全体除去から守ってくれるカードは必要です。
また、除去から守りながら相手のコンボを止める為にも打ち消し呪文は一定数必要でしょう。
特に【エレンドラ谷の大魔導師】はクリーチャーでありながら打ち消しを内蔵しているカードは今回のデッキには必須と言ってもいいでしょう。
その他にも【頑固な否認】や【統一された意思】等の条件はあるがこのデッキでは達成が容易なカードも採用候補です。
もちろん【対抗呪文】のようなオーソドックスな打ち消しもあるに越したことはありませんが、非クリーチャー呪文を増やしすぎないように気を付けましょう。
今回の殴って勝つ方針において見逃せないカードがあります。
それが【孔蹄のビヒモス】で正直簡単な勝ち手段ですがいざという時に、【自然の秩序】と合わせて入れておけばゲームを無理やり終わらせれます。
入れなくても成り立つのでパワーの高い環境等であれば採用を検討してみてはいかがでしょうか。
次に殴って勝つを加速させるカードでEDH屈指のパワーを持つ追加ターン呪文です。
今回採用を検討する追加ターンには2種類あって、
【時間操作】や【時間のねじれ】のような解決時に墓地に落ちる追加ターンと、
【時間の熟達】や【アールンドの天啓】のように解決時に追放されてしまうカードたちがあります。
正直前者の追加ターンのほうが軽く使いまわしが利くので総じて見ると強力ですが対戦相手に利用されてしまう事もあるので一長一短です。
【アールンドの天啓】はクリーチャートークンを展開しながらの追加ターンなのでこのデッキとは相性が良いです。
追加ターン関係のコンボとして【永遠の証人】と【深海住まいのタッサ】と墓地に落ちる追加ターンで無限ターンが可能ですが、今回のデッキでは【深海住まいのタッサ】と相性の良いカードは少ないので無理に入れなくても良いでしょう。
まとめ
今回はここまで、冒頭でも言いましたが新弾のカードなので私自身もまだ煮詰めきれていない部分も多くきっと私では思いつかないコンボを閃く方もいらっしゃると思いますので、引き続きこの【ターナジール・クアンドリクス】と向き合いデッキを煮詰めていこうと思います。
以上ハセワワでした今回の記事がデッキ構築の参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?