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GN125H 振動対策
あまり見かけない対策方法ですが、今のところ一番効いた&安上がりだったので、記事にしてみようと思います。
それは、
エンジンマウントボルトに銅ワッシャを挟む
です。
一応、これまでにやった対策を書きますと、
・グリップ交換
・フロントスプロケット16T
です。
グリップは純正がただのゴム板を丸くしたもの、みたいな造りなので、何に変えても効果はありそうです。
16Tは中古で買ったGN125Hが最初から16Tでした。125CCに乗るのは初めてでしたが、0スタートの加速でも、かったるいとか等の違和感を感じませんでした。
純正の14Tだと、1・2速はすぐ吹け上がってしまうとネットで見ましたが、16Tでも違和感を感じないスタートなので、そりゃそうなんだろうな、と思いました。
ただ、結局のところパワーが出る6500rpm以降からはビンビンに振動します。16T化してもパワーバンドはやって来ますから、そりゃそうだよね、と言う感じです。
これが銅ワッシャ挟み込みは全域で効果有り。5速で60km/h付近で走行するにあたっての振動は、これまで乗ってきた4スト250CC(VTR250)や、400CC(グラディウス400)と遜色ない感触。
フロントスプロケットが16Tも加味しての感覚なので、14Tや15Tだともう少し感覚が違うかも知れませんが、銅ワッシャ化した今では「15Tにしてみるのも良いかも」と思えるくらい、振動が減りました。
そんな銅ワッシャですが、施工はそれほど難しくありません。
ボルトを外して銅ワッシャを挟み込んで再度締め付ける、これをするだけ。
施工時の注意点としては、
1.ボルトを一気に全箇所緩めない、抜かない(エンジンが少し落ちるかも。その時はジャッキ等で位置調整)
2.一箇所ずつ施工し、規定トルクまでは行かなくとも、それなりの力で締める(他のボルトを緩めた時のエンジン脱落防止)
3.GN125Hの例によって馬鹿力トルク締めされてる可能性もあるので、ボルト緩めはそれなりの工具で。おまじないでラスペネとかも欲しいかも。
くらいでしょうか。
2.でそれぞれのボルトをそれなりの力で締めておき、総仕上げで全ボルトを本締めする、そんな流れです。
必要な物は
1.銅ワッシャ
M8サイズ
2.12mmサイズのソケット・メガネ
3.トルクレンチ
30-40Nm対応のもの
4.ジャッキ
万一エンジンがズレた際のリフトアップ用として
5.グリス
ウレアを使いました。何でも良いと思います。
緩み防止や金属同士が重なり合うだけでビビる事があるので、それの防止
塗らなければならない訳でもない
です。
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↑参考にさせて頂いたHPです。締付トルク値やエンジンマウントボルト部の位置が図入りで掲載されてます。
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私は良しとしましたが、不安であれば長いボルトにリプレイスした方が良いかもです
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余談ですが、このGN125Hは最初からエンジンガードが付いており、
その兼ね合いでここのボルトは13mmでした。通常は12mmのはずです
以上が施工状態です。ボルトを一本ずつ施工、締付を繰り返せば、エンジンが落ちてくる事もそうはないと思います。
おまけ
振動を感じるのは体がバイクに触れている部分かと思います。
手の平、お尻、足底。
という事で、
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これでまた一段と振動を感じなくなりました。
ステップボルトだけM12ワッシャになりますので、ご注意下さい。
エンジンがフレーム等、金属に接触している箇所は全て銅ワッシャを挟む。そんな感じで施工しました。
唯一施工していない所はスイングアーム部。ボルトを外したらアームが落ちるでしょうし、ジャッキで支えながらやっても良いんですが、面倒くさいので後回し。
スイングアーム部以外の施工で十分震えなくなったので、気が向いたらやろうと思います。
車体はGN125Hですが、エンジンがフレームに直付け系のバイクなら何でも通用しそうな気がします。
ワッシャは20個くらい使いましたが、
こんな値段です。大して変わらなくても大損する訳ではない&気に食わなかったらすぐ戻せますので、お試しでやってみるのも良いかも知れません。
最後に注意点として
・振動の感覚は個人差がありますので、全然変わらなかったとしてもご了承下さい
・私は作業でお金を貰うプロではなく素人です。この記事に書いてある作業をした事で何らしかの不具合が発生したとしても、責任は負いかねます
・施工箇所のボルトは施工後、数百km走った段階で締付トルクチェックしましょう
・一度締め付けた銅ワッシャの再利用は止めましょう。柔らかい材質が故に目に見えない変形があるはずです
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