ao
どうも
ダルエッサラーム
でお馴染みの人間でございます
面倒くさい
全般面倒くさい
宇宙規模で面倒くさい
くさすぎる
ちょっとくさすぎるよ
面倒が
何が面倒くさいって
面倒くさいという事がもう面倒くさいし
くさくあるべくして面倒というものはくさくありつつあるんだよな
そもそも1から100まで考えた時
面倒くさくない事を探す方が困難でありまして
それはつまり面倒くさくない事というものは本来面倒くさくあるべきものだったのではないか?という疑念に駆られるわけで
面倒くさいものと面倒くさくないものの間に存在する無限の宇宙
その中に差す一筋の光
そういうものについて考えると、いてもたっても居られなくなるのは果たして人間の性なのだろうか?
とはいえ、時間は過ぎてゆき
空間は変化し続ける
頭の中にこびりついて離れない
不変的で永久的な、超自然的な何者かの存在
そういうものに縋り付くしか亡くなってしまうような
そういう風な面倒くささ
男と女が存在するように
昼と夜が存在するように
面倒くさいものと面倒くさくないものが存在して
それらは互いを求め合い
永遠に交わる事もないまま
背中を合わせて回し続けるのだ
この世界を
半径5mの宇宙にて
それを出すのも面倒くさい
それを待つのも面倒くさい
文: 柳田國男