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どうも

末期マッキー

でお馴染みの人間でございます

私たちは人間だ。
しかし、私たち人間であると同時に、動物でもある。人間は動物という大きな括りに入っている。つまり人間はある意味では獣だ。しかし私たちは普段、自分自身を獣だと意識して生きているだろうか?私立文系大学生はそうかもしれないが、それ以外の一般的な人間は自分達を人間だと認識して生きている。

何が私たちを人間たらしめているののだろうか?

歯磨きである。

歯を磨くという行為が、我々を人間たらしめている。

一般的な動物は、自分自身の歯を磨いたりしない。それは歯を磨く必要性が無いからだ。歯を磨かなくとも生きていける。というか、歯を磨くという行為は生物が生きていく上でかなり後回しにされるべきものにカテゴリされている。歯を磨くよりもまず、食物の獲得。体温の保持。住処の安全を確保。常に死と隣り合わせの野生生物が歯などというものに気を向けていられるだろうか。いくら歯が綺麗であろうとも、歯以外の全てが朽ちてしまっていては意味がないのだ。つまり野生生物にとって、歯を磨くという行為は全くの意味を持たない。

しかし人間はどうだろうか。

隙あらば歯を磨く。朝起きて、磨く。朝ご飯を食べて、磨く。昼ご飯を食べて、磨く。おやつを食べて、磨く。夜ご飯を食べて、磨く。寝る前にもう1度、磨く。なんなら糸ようじまで使ったりして。

一体1日に何度歯を磨けば気が済むのだろうか。しかし、これこそが人間が食物連鎖の頂点に立つことが出来た理由である気がしてきた。

歯磨きとは、理性の塊だ。
野生的衝動と対極に位置するものだ。

逆に言い換えると、歯磨きをしなくなった人間は理性を失っている。動物に近づいている。野生的衝動を抑えられずにいる。人間から動物に戻りたいと思う人など、いない。ムツゴロウ以外には。

だからみんな

歯は磨こう

でもちょっと面倒臭いときあるよね

寝る前とか

もう布団入っちゃった〜とかなったら

なかなか億劫よね

それはまあ仕方ないよね

次の日の朝起きた時の口の臭さにビックリするよね

それで今日は磨こうって思うよね

でその日の夜は磨くけど

またしばらくすると面倒くさくなるのよね

でもそれでいいんだよ

それが人間

ラララ


文: 桑田真澄

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