カクヨムコン４の読者選考が今日で終了するけどぎりぎり完結間に合いました。
カクヨムコンに出していた作品を完結させることができました。ファンタジーって初めて最後まで書きました。
完結という、一応の区切りをつけられたのが本当に嬉しい。「有言実行」という四字熟語を初めて完遂した気がします。インターネッツのいいところは、目標を呟くとリマインドしてくれる人がいたり、応援してくれる人が現れたりするところですかね。私は忘れっぽいので非常に助かりました。
二年前も初めてこのコンテストに出した作品があって、それは一応完結したんですが（この人魚の話です）、舞台が現代だったのでファンタジーよりも書くのは楽でした。
架空の世界を書くのは、頭の中の普段使わない領域を使うようで、なかなかしんどい。こういとき映像が浮かぶ人は楽なのかな？ 私は映像は浮かばないタイプなのでしんどかった。
しかもファンタジーなのに機能不全家族と子世代孫世代の自立、みたいなテーマになってしまってと描いている途中で「わたしほんとうにこれで丈夫なんだろうか」って何度も止まりかけました。
でもそのたびに、読んでくれた人の押してくれる応援ボタン♡や、レビュー、☆ボタンに励まされてきました。書きたいものを最後まで書けたと思います。魔女っていう言葉に普段感じていた違和感とかあこがれを全部込めました。たとえば魔女に対して男性は魔法使いと呼ばれるとか、女性らしくない女性に与えられる蔑称とか、普通な家庭に生まれなくても普通に幸せだとか、家族といることを選ばなかった女性だって幸せだとか、普段感じていた違和感や気付きを全部込めました。
この作品で一番言いたかったことは、「良いお母さんに育てられなくてもよい子はよい子」「誰がお母さん役をやってもいい」「お父さんだってそう」ということです。
読者選考というか、読んでくれた方のリアクションが応募選考を勝ち抜く基準になっているのですが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。カクヨムのアカウントを作ると、詩作とかエッセイの投稿にも便利ですよ！(笑)。
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