日本語教師養成講座を受けるまで
私が日本語教師養成講座を受けようと決心できたのは、2021年11月。
9年間勤めていた企業を退職し、日本語教育能力検定試験を受験したのが10月。
資格さえ取れれば、きっと仕事が手に入るだろうと思っていたけれど、
そんなに甘い世界ではないと気づくまでにかなり時間がかかってしまった。
私はいわゆるアラサー独身で、周りがどんどん結婚したり、新しい仕事を始めたりと生活を豊かにしていくのに比べ、どこか自分が不幸なのではないかと思うことが増えていた。友人の結婚を心から喜べていたか、正直自信がない。
忙しくすぎる日々の中で、ふと気づいた。
私はこのまま死んでいくのは嫌だ。
もっともっと自分の人生を愛し、
人からも愛される人間になりたい。
だって人生は一回きりだもんね。
思い立って8月いっぱいで職場から離れ、
2ヶ月間の有休消化、そして試験の受験と私は燃えていたが、やっぱりそんな短い間の努力で合格できるような資格ではなかった。
もちろん、徹底して勉強して合格できる方もいると思う。でも私には無理だった。(まだ結果は届いていないが、合格していない自信がある。)
それでも日本語教師になりたいという夢は諦めきれず、次なる方法を考え始めた。それが日本語教師養成講座、420時間の受講だった。
元々はお金もかかるし、時間もかかるし、そんなこと必要なのかな?と受けようと思えるまではかなり時間がかかってしまったけれど、私にとっては必要だった。と思う。まだ始まってはないけれど。
もし資格に合格したからといって、自信を持って生徒に指導できる自信はないし、きっといつか躓くと思った。それなら早めに受講しよう。
それが私が、この講座を受講しようと決断したきっかけだった。
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