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#DJかずきの本日の一曲 day24~30 と、シブフェス2013の回顧録

始めてから一ヶ月経った!とりあえず30曲(=30組)は書き出せた。アイドルっていっぱいいるんだな…

HEY!BROTHER / ライムベリー


rain / 我儘ラキア


明日は明日の君が生まれる / Chocolove from AKB48


TUNNEL / 板野友美


上海ダーリン / Dancing Dolls


リスペクトーキョー / アップアップガールズ(仮)


圧倒的なスタイル / Negicco


ミリちゃん繋ぎからのAKB派生ユニット繋ぎからのダンドルアプガネギの流れ。

この一見何の脈絡も無さげな最後の3組にはとある共通点がある。


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正確に言うと、この3組+でんぱ組.incの4組があのクアトロに集うという、今となっては考えられない対バンがあった。自分はこの時フルーティーの推しメンが卒業直前ってことで東京に来てて、タイミング良くこのライブにも行けた。(ちなみにこの翌日はラフォーレで相沢梨紗さんとチェキ撮った)

もちろん目当てはでんぱ組で、この時のでんぱ組はZEPP TOKYOのツアーファイナルを終えて、でんでんぱっしょんがリリースされる前、という絶妙にハネる直前の時期(良く言う「一番楽しい時期」的なやつ)。

アプガも結構人気が出てきてる頃だったし、NGCも前年2012年のロコドルブームを受け、その先駆け的な存在として改めて認知が広がっていたイメージ。ダンドルだけはこの時に初めて知った。

アプガはこの頃まだ全く興味が無く名前しか知らなかったので、予習として最初に聴いた曲が、当時最新曲だったこのリスペクトーキョーだった。ツイートでも書いたように中毒性がすごくて、一気に興味を惹かれた。

ダンドルも同じく予習段階でハマった。サンプリングする曲のチョイスが面白かったし、映像で見る感じパフォーマンスも見応えがあったから、当日がめちゃくちゃ楽しみだった。

ただNGCだけが予習段階でこの時の自分にはあまり響かなくて、と言うのも当時まだひたすら元気なオタクだった自分は、こういうアーティスティックなテイストのアイドルは「騒げない」と言う一点で拒否反応を示していたから。同じ理由でTIF2012で観たトマパイも響かなかった。後に認識を改めるのだけれど。


で、当日。柱がめちゃくちゃ邪魔でとにかく見づらかった。あと通路で春香クリスティーンとすれ違った。

順番はダンドル→アプガ→NGC→でんぱ組だったかな?まあ順当な感じだった気がする。ダンドルとアプガは期待通りで、楽しいし見応えあるしで楽しいライブだった。

んでNGC。ずっと立ちっぱで疲れ始めてたし、そこそこの混み具合でストレスも溜まってきた頃だった。

もちろん素晴らしいステージだったのだけれど、前述のように当時の自分にとっては「大人しいライブだなー」という感覚が先行してしまっていた。

まあ、周囲の人達は普通に観て聴いて純粋にライブを楽しんでいたと思うし、勝手にマンネリしてたのは自分だけだったとは思うけれど、フロア全体の運動量が落ちていたことは事実だった。

そんな中で放たれた珠玉のキラーチューンが「圧倒的なスタイル」。

「ちょっとアップテンポなやつ来たな」くらいな感覚で聴いていると、曲後半、落ちサビ前辺りのパートで、突然メンバーが肩を組みラインダンスをし始める。

その日一大勢力を築いていたNGCファンもそれに呼応し、隣り合うオタク達と肩を組み始める。何も知らない他界隈のオタクもそれに倣い、フロア前方からウェーブのように肩組みが連鎖していく。


会場の雰囲気が一瞬で変わる瞬間を目の当たりにした。


もちろん自分も、隣の全然知らんオタクと肩を組みニッコニコでラインダンスを踏む。右隣のオタクも、左隣のオタクもニッコニコである。

本当に空間が彩られたかのような多幸感に満ちたまま、NGCの出番が終わった。

対バンで良く見る、出番終わったとこのオタクが振り返って「ありがとうございましたー!」とか言うやつ、なんかあんまり好きじゃなかったんだけど、この日のNGCのオタクからのそれに対しては、心の底からの労いと感謝の意を以て拍手で返した。会場みんな拍手してた。

んで、これまた凄かったのがフロアの前後交代で、NGCのオタクが綺麗に左右に割れて次のでんぱ組のオタクをフロア中央から前方に通し、自分達は左右から後方に下がるって言う漏斗状のフォーメーションを突如魅せてきた時はマジで感動した。おかげででんぱ組2列目くらいで観れた。

本当にユニークでオムニバスな4組が絶妙な規模感とタイミングで集まったライブで、これまで観たあらゆる対バンの中でもトップクラスに贅沢なイベントだったと思う。

そして、そんな豪華な面々が立ったそのステージでのMVPは間違いなく、自分にとっては一番興味が薄かったはずのNegiccoだった。

一つの楽曲が、一人の人間の一日の思い出を、ココまで昇華させてくれた、と言うお話でした。

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