地方公立高校生の海外大受験レポ④日米併願編
海外大受験をする人の中で、日米併願をして日本の大学に半年間通うという人は結構多いように感じます。私もその一人です。私の日本の大学受験レポと日米併願についての考えです。
総合型選抜の失敗
海外大受験と日本の総合型選抜(旧AO入試)は相性がいいと聞きます。これはその通りで、海外大受験準備の一環である自己分析や課外活動歴、高いGPAはそのまま総合型での評価に直結します。
私も隣県の国公立大の総合型選抜を受けてきました。二日間にわたる日本で一番長い試験だそうです。汗
研究室での実験の経験や英語が重視されている校風の中で高いTOEFLスコアがあったので正直舐めているくらいの自信はありましたが、結果はまさかの不合格。自分は思ったよりダメージはありませんでしたが、応援したくさん準備してくださった先生に申し訳なかったです。面接もかなり手応えがあったので、もしかしたらTOEFLのスコアを出した段階で海外の大学志望であることがバレた可能性もあると思っています。当たり前ですがギャップイヤーのみの在籍であるならそれを伝えるべきではないし、学校選びも重要だと思います。でもやっぱり悔しいので得点開示はします。笑
共通テスト
通っていた学校は進学校なので、学校として点数のデータが必要なようでした。(担任は事情を汲んで最終的には私の選択に任せてくれましたが)ということで勉強はほぼ0(最後の方の対策授業も特別にessay執筆を許してもらい一人でガリガリしてました)で受験してきました!ぶっちゃけると結果は7割ないくらいでした。私立を受けることは決めていたのでリラックスして受けることができました。そしてやっぱり日米併願で9割↑を叩き出して東大にも受かる人たちの凄さを感じ
ました。
SFC一般受験
私は一般受験で慶應SFCを受験しました。SFCのW受験も少なくないようですが英検の二次試験があったので一学部のみの受験です。
受けた理由は小論文と英語だけで負担が少なかったからです。海外大受験が終わってから赤本を手に取りました。英語はマークシートですがイディオム系が難しかったです。小論文は社会科の先生に過去問を添削して貰えばいいと思います。SFCは海外大生は総合型選抜で受ける人が多いかもしれません。でも一般で受けるならここや早稲田のなんか国際系の学部?やICU(基督教大)とかかなと思います。併願で東大受かってるバケモノ(褒め言葉!)もいますが、私は(普通は)このレベルが限界だと思っています。実は合格するとは思っておらず、金銭的な問題もあり悩みましたがコネクションづくりと大学教育の先取りのために行くことにしました。入学金込みで半年分の学費が100万円ほどで、親には感謝してもしきれません。でも私のように海外大進学前に通う人や起業をして億プレーヤーの人、マルチリンガルの人などユニークな人がたくさんいるようで、ワクワクしています。
日米併願をすべきか
日米併願をすべきかについて、これは一意見にすぎないのですが、するべきだと思います。私がコストがかかりながらも慶應を選んだのは、日本での就職が視野にあるからです。受験した当時はまだ海外の名門校に受かるかまだ分からない状況でした。素晴らしい学校だけど日本では全く知名度がない学校(特にリベラルアーツ)に通う可能性があったので、就活の際に慶應に通っていた事実が日本でのレベル証明というか、何らかの手助けになったらいいなと思いました。
また、海外大にもinformation update formなどで日本の大学に合格したことを報告することで日本の大学にも合格する学力を証明することができるという話があります。しかしこれは東大京大までだと思います。
あとは大学教育の先取りですが、これは学ぶ学問によると思います。大学の制度を知っているとちょっとは役に立つかなぐらいの認識です。
一番は、親を安心させるためです。最悪日本の大学という選択肢があることで精神的な安定にもつながったと思います。何にしろ選択肢は多いほうがいいです。日本の学歴重視な風潮に嫌気がさしこの道を選んだにも関わらずこのような選択をしたことに複雑な思いはありますが、ある程度はプラスの効果があり、これからも私自身が努力をして結果を出し証明していけたらいいのではないかと思います。
履修登録やばいです😭果たしてこれを英語でできるのか、、、最後まで読んでいただきありがとうございます!