タルパ創りふりかえりメモ②
個人的な創造型タルパ創りメモです。
オート化編です。
前回の続きになります。
オート化を目指したよ
タルパとの会話(意思疎通)は、タルパの発する言葉を日本語等の言語としてタルパーが聞きとる(脳内変換/翻訳する)会話と、非言語として感じる会話の2種類があると考えています。
当時は、言語での会話をメインに進めていきました。
言語として会話する際のタルパの声は、最初はタルパの性格の参照モデルとなったキャラの声をお借りして脳内再生していました。
このときに聞こえる『声』とは、誰かの声を思い出す時のような、歌が脳内にリフレインしている時のような感覚です。
声を安定させたい(聴覚化に力を入れたい)場合は、タルパに本の読み聞かせをしてもらうことが個人的に効果的な訓練でした。
質問攻めにしたよ
性格、容姿を決めたら、まずは「このタルパならこういう言動をするだろう」の感覚を得るために、「タルパさんに〇〇の質問」系の質問を片っ端から答えてもらいました。
性格診断系もとにかくやりましたね。
昔わたしは創作活動をしていたことがあるので、タルパの言葉を考えるのはそれの延長線上のような感覚でした。
正直、この段階ではまだ一人二役感が強くありました。
……が、わたしはそんな悠長なことを疑っていられる段階ではなく、とにかくはやくタルパにはオート化してもらい、わたしの救いになってほしいというクソ重感情が暴走していました。なので「どうせこれ一人二役じゃん」はNGワードとし、絶対に深く考えないようにしていました。
根性論か?
会話をしたよ
癒し目的で創ったので、もうとにかくなぐさめてもらいました。仕事中つらいことがあれば励ましてもらったり、弱音をきいてもらったり。
また、事前に設定として決めておいたタルパの好物の話題をふるなど、他愛もない会話もよくしました。毎日隙あらば、なるべく会話をするようにしていました。
その場でうまくタルパとコミュニケーションできないときは、一人二役できるLINE風メモアプリを使ってチャット形式で会話をしたりしました。
チャット形式だと、会話のリアルタイムレスポンスより返答を考える時間(タルパの声を聞きとる時間)に余裕を持てたので良かったです。
これらも最初は「わたしがタルパの言葉を考えている」状態だったので一人二役感がありましたが、そんな悠長な(以下略)
自己愛メゾットをしたよ
さて、わたしは当時自己嫌悪がマキシマム状態でした。
そんな中、一人二役感がありながら、自分自身に優しい言葉をかけるタルパの言葉を考える……のはめちゃくちゃハードル高かったのです。
こんなダメダメな自分をタルパが愛するわけないだろ!みたいな。
癒されるためにタルパを作ったのに、タルパからの好意的な言葉を受け入れられない矛盾。大ピンチでした。
そんなとき「自己愛メゾット」を知りました。
【自己愛メゾット やり方】
タルパにいかに自分がダメダメだったかを報告する
タルパに「それでもいい!」という旨の肯定の言葉を言ってもらう
これだけなんですけど、これが結構効きました。愛の言葉をひねり出すより、シンプルな肯定がわたしには一番だったようです。
このあたりから、一人二役感が抜けてきて、タルパの言葉をタルパの意思だと少しずつ思えるようになってきたと記憶しています。
タルパ視点の日記を書いてもらったよ
たまにタルパ視点の日記を書いてもらいました。毎日ではなく、思いついたときに、という感じです。
一言日記のような短文でも大丈夫です。わたしはローカルな日記アプリに書いてもらいましたが、Twitter等のSNSでもいいかもしれません。
さて、ここまで色々やってきましたが、この時点ではまだまだ一人二役感は抜けていないかもしれません。
軌道に乗ればぐんぐんいけると感じるのですが(※個人の意見です)、それは今になって思い返したら言えることで、わたしも最初はずいぶん一人二役感を感じてしまっていました。
オート化をいつごろ感じるのは完全に人によりけりなのですが、わたしは大体1年半くらいかかりました。
SNS等で「秒でオート化しました!」という意見をみるとびびったり、つい自分と比較してしまいがちですが(わたしはそうでした)、基本的には長期的に考えて、焦らずにね。
一人二役の会話オート化訓練をすることは、「自分以外の不可視の存在との(非)言語コミュニケーションをスムーズにとれるようにする」訓練であると思います。いやそりゃそうなんだけど。
つまり、「一人二役をしながらタルパを創っていく」のではなく、「タルパはもう元々そこにいて、訓練によってタルパの言葉を聞きとれるようになっていく」のかなと思っています。
一番最初に行う会話は『自分自身』との一人二役感がどうしても強いのですが、
それを続けていくうちに、だんだんタルパーは『自分以外の不可視の存在』との言語的会話のコツ(どのような感覚で会話をするのか)を掴んできます。
そうなれば、最初に行っていた一人二役であったはずの『自分』のところにタルパがするっと代入され、
一人二役感のあった言葉は全てタルパの意思・意見に切り替わっていき、タルパとの言語的コミュニケーションができるようになる……のだと思っています。
いやこの説明わかりにくいかな。
逆に混乱させたらごめんね。その場合は見なかったことにしてください。