公共交通の不便さが若者の地元離れを促す?地域の実態を探る
はじめに
公共交通の不便さが、若者たちが地元を離れる理由の一つになっているかもしれません。この記事では、公共交通が地元の若者にどんな影響を与えているのか、実際の調査から見ていきます。
宇部市の調査結果
高校生と大学生の回答
「宇部市の第5次総合計画で実施された学生アンケート調査(令和3年7月)」によると、宇部市では暮らさないと思う理由で、高校生は「公共交通が不便だから」を2位(選択率49%)、大学生は1位(選択率74%)に挙げました。
山口市の調査結果
大学生の理想とする地域社会
「山口市の大学生意識調査(令和4年10月)」では、大学生が「こうであれば良いな」と思う地域社会の姿で、「公共交通が充実している社会」が第3位にランクインしました。
栃木県の調査結果
高校生の意向
「これからの“とちぎ”づくりに関する高校生意向調査」では、直近2回(2014年、2019年)で、「公共交通機関の充実」が1位の重点的に取り組むべき施策として挙げられました。選択率は、42.3%(2014年)、45.6%(2019年)と上昇しています。
他にも上記と類似した結果は全国にたくさんあるはずで、知っていたらぜひお知らせください。
まとめ
バスや電車がもっと便利になれば、地方都市がもっと良くなり、若者も地元に残りやすくなるかもしれません。特に運転できない若者にとって、日常生活や学校、社会活動へのアクセスはとても大切です。調査からは、公共交通の不便さが若者たちが地元を離れる一因になっていることがわかります。
若者の意見を聞きながら、もっと使いやすい公共交通システムを作るべきです。公共交通が良くなれば、若者だけでなく、みんながもっと快適に暮らせる町になるでしょう。
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