見出し画像

botでBAN!?Spotifyで不正再生の恐怖【音楽配信の闇】

こんにちは、あざみです!
Spotifyで音楽を聴いてると、 「あれ?この曲、再生回数すごいけど、全然知らないなぁ…」 なんてこと、ありませんか?
もしかしたらそれ、不正再生かもしれません!
今回は、Spotifyで横行する不正再生問題について、 わかりやすく解説していきますね。

不思議な再生数の正体は?

簡単に言うと、ズルして再生回数を増やすことです。
例えば:

  • botと呼ばれるプログラムを使って、自動で曲を再生

  • 再生回数操作サービスを利用


どうしてそんなことするの?

  1. ランキング上位を狙いたい

    • 再生回数が多いほど、ランキングで上位にいきたい

    • 目立つことで、より多くの人に聴いてもらいたい

  2. お金を稼ぎたい

    • 再生数が多いとお金がもらえる仕組みを、うまく使おうとしちゃう

    • 不正に再生回数を増やして、たくさんお金を稼ごうとしてる

最近では、知らないうちに自分の曲が変なプレイリストに入れられちゃって、アーティストが困っちゃうこともあるみたい。


勝手に入れられても、アカウントや曲を消されます。
実際に被害に合っている人も出ています。

不正再生、何が怖いの?
【アカウントBANのリスク】

ここを読んでいる人で不正再生をしよう!と思う人はいないと思うけど…
もしいたら、絶対にやめてくださいね。
不正再生の処罰はとっても厳しいです。


  • アカウントが使えなくなっちゃう(再登録できない可能性も)

  • 曲が消されちゃう (再アップロードもできない)

  • せっかく稼いだお金も戻さなきゃいけないかも

  • みんなの信頼をなくしちゃう


最悪の場合、法的措置を取られます…!

9月4日、米ノースカロライナ州に住むマイケル・スミスは、AIで生成した数十万の楽曲を使い、合計1000万ドル(約14億円)もの印税をだまし取ったことで複数の容疑をかけられ逮捕された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/124aed425ada4a47b5d70ac2dd2e1178eeea9813

どうやって不正再生を見抜くの?【怪しい曲・プレイリストの特徴】

怪しいプレイリストの特徴です。

  1. 再生回数とフォロワー数の不自然な差

    • 再生回数が異常に多いのに、フォロワー数が少ない

    • フォロワーのアカウント名が「ああああ」みたいな変なアカウント

  2. 再生回数の急激な増加

    • 短期間で再生回数が急に増えてたら、不正再生の可能性あり

  3. プレイリストのカバー画像やタイトルが不自然

    • カバー画像がない、タイトルが意味不明、説明文がおかしい…

こちらの見分け方解説がすごく丁寧です。

それでも見極めるのは難しいです。
botかどうかをチェックしてくれるサービスを使うのもアリです。

Artist Tools
このサイトでは、プレイリストのフォロワー数や再生回数などを分析し、 ボットの可能性を評価してくれます。

不正再生に巻き込まれないためには?
【アーティストを守る方法】


  1. 怪しいサービスは利用しない

    • 再生回数を増やすことを保証するようなサービスは使わない

  2. 信頼できる配信サービスを利用する

    • LANDRなど、信頼できる配信サービスを使う

    • 不正プレイリストからアーティストを守ってくれるサービスを使う

  3. SNSなどでシェア

    • 不正再生をまだ知らない人がいるかもしれないから教える

  4. 怪しいプレイリストに楽曲を追加されないようにする

    • プレイリストのチェックをこまめにする

    • 不安な場合は、信頼できる人に相談したり、情報収集をするのも◎

追加されないようにするのって、難しすぎですよね。
こちらから防ぐのって不可能…

▼(追記)Spotify公式に通報窓口ができました!

配信サービス「LANDR」は被害者のアーティストを守る!と宣言しているので、「LANDR」で配信している場合は、安心ですね。

|Spotifyの人工ストリーミングペナルティとは何ですか?
Spotifyは人工ストリーミングが検出された場合に罰金を課す場合があります。このペナルティ料金はディストリビューターに請求されます。LANDRでは、違反のないアーティストが人工ストリーミングのペナルティに影響を受けないようにすることを約束しています。

https://support.landr.com/hc/ja/articles/4420132355863--人工ストリーミングとその影響は何ですか

一方で、日本のサービス「BIG UP」は、ユーザーに対し10ユーロ/曲を請求するし配信も停止する、としています。

1.「不正再生課徴金(Spotify)」の請求
Spotifyから不正再生と判断されBIG UP!へ連絡があった場合、1楽曲につき10ユーロを「不正再生課徴金(Spotify)」とし、徴収させていただきます。
※Spotifyにて設定された為替を適用し、日本円で徴収させていただきます
当月末の収益にて「不正再生課徴金(Spotify)」が徴収できない(残高不足により徴収不可も含む)場合は、別途、ご登録メールアドレスへご連絡させていただきます。
2. BIG UP!の利用制限
「不正再生課徴金(Spotify)」全額のお支払いが完了するまでは、振込申請や当サービスの利用を一部制限させていただきます。
3. 該当楽曲を含む全ての楽曲の配信停止
Spotifyにより不正再生と判断されBIG UP!へ連絡があった楽曲および全ての楽曲を全ストアにて配信停止させていただきます。

https://big-up.style/zine/article/service/20240827-28035

不正再生があった時点でアウトという規約ですね。
TuneCoreでも冤罪不正にあって、対応も不満だったという投稿を見かけました。

まとめ

音楽を楽しむのに、こんな難しいこと考えなきゃいけないのってどうかと思う。
でも、みんなで協力すれば、もっともっと楽しい音楽の世界が作れるはず!
不正に頼らず、素晴らしい音楽を作り、多くの人に届けましょう♪


いいなと思ったら応援しよう!