【音楽配信】TuneCoreからSoundOnへ移行できない?UPCコードで失敗した話
こんにちは!音楽配信アドバイザーのあざみです。
今回は、私が実際に経験したTuneCoreからSoundOnへの移行失敗談をお話しします。思わぬところでつまずいてしまい、結局移行を断念することに...。この経験を共有することで、皆さんの参考になれば嬉しいです。
なぜSoundOnへの移行を考えたのか?
そもそも初年度無料で配信していた曲が、手数料をペイできる見込みがなくて、配信料無料のサービスに移行させようと思ったことがきっかけです。
TuneCoreの課題
毎年の更新料が発生
曲ごとの手数料が高い
SoundOnの魅力
無料で配信できる
TikTok連携が強力
直面した問題:UPCコードが分からない!
SoundOnのアカウント設定も終わり、いざ登録しようとしたらUPCコード入力で行き詰まりました。
TuneCoreの仕様
UPCコードが非公開
管理画面で確認不可
サポートでも開示不可
試みた解決策
1.SoundOnサポートへの相談
えー
こっちでなんとかしてってこと?
困ったなー
2.TuneCoreサポートへの問い合わせ
ダメ元で問い合わせましたが、やっぱりダメでした。
ですよね、ヘルプ読んだし、そうですよね。
3.SoundOnサポートへ入手不可ですと伝える
ここでTuneCoreからのメールを本文にコピペして、しかもスクショも添付して返信しました!
TuneCoreから絶対に開示できないって言われてるんだから、なんとか配信手続き通してよ~
4.SoundOnからの回答がループになる
どうして急にUPCとは何か?という解説が返信されてきたのか…
「該当曲が既に他のDSPに配信ずみです。」
って知ってるし、だからTuneCoreからUPCが取り寄せできないっていう話の流れだったはずじゃ??
「UPC入手不可の件につきご検討します。」
と言われたときは、前進するかも!と期待しましたが
結局ループに陥りました。
たぶんですが
メール対応の担当者が同一人物では無い予感です。
3番のメール担当者が引き続き対応してくれたら良かったのに…
私はここで心折れて、配信移行を諦めました。
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他のサイトでもSoundOnのカスタマーは回答がちょっと変?という感想をおみかけしました。最初は、日本語通じてないのかな?と思ったけど、カスタマーAI説も浮上してます。
カスタマーの丁寧さはTuneCoreがダントツです。
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なぜSoundOnで再配信できないのか?
既にリリース済みの作品を、配信するためには、ISRCとUPCコードが絶対に必要だからです。
プラットフォーム間の紐付けに使用
重複配信防止に不可欠
UPCコードを見せてくれないのはTuneCoreだけかも?
それとも日本特有?
TuneCore:ISRCは公開、UPCコード非公開
DistroKid: ISRCとUPCコード公開
ISRCコードに関する重要な注意点
UPCが手に入らないなら、ISRCもまとめて新規取得という力技もあります。でも、ISRCコードを変更すると...
再生履歴が消失
プレイリストから削除
お気に入り登録が解除
アルゴリズム評価がリセット
Spotifyの収益化基準、1000再生の履歴もゼロになっちゃいます。
同じタイトル、同じアーティスト、同じ音源なのに、全くの新曲扱いになるということです。
一度使いはじめたISRCは、破棄したくありません!!
まとめ:失敗から学んだ教訓
アドバイス
UPCコードが確認できるサービスを選ぶ
ISRCコードとUPCコードは必ずメモを取る
サポート対応を事前確認
余裕を持ったスケジュール設定
音楽配信サービスの移行は、思った以上に複雑です。
特にTuneCoreからの移行を考えている方は、UPCコードの問題があると思って慎重に検討してください。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
質問やご相談があれば、コメント欄でお待ちしています!
追記:UPCコードを調べる方法が見つかりました
ちょっと苦労して見つけたので、調べ方は有料にします。
配信中のSpotifyからUPCを抜き出す方法です。
自分が管理している音源以外も調査可能です。
他人のISRCやUPCを調べる必要がある人も使えます。
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