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覚え書き2/5 小説同人誌を作る

はい、続き。


ひたすら本文を書く

4月に入った。ひたすら本文と向き合う。
タイトル、各話タイトルは後回しにすると決めていたので暫定ノンブルを表示させて書いていくことに。
手元にある一般書籍(しゃばけシリーズ、陰陽師シリーズ)を片手にどこになにが書かれているかを見ていく。
なるほど、中扉にタイトル、目次、各話タイトルがあって奇数ページから本文が始まるのか。
そして最初は数行開けて始まっている。
ふむふむ、今まで気にしたことなかったけど確かにこのレイアウトだと読みやすい気がする! 気にしないということは引っかかりがなくストレスもなく読めるということだ。
よし、真似しよ。
ということでタイトルや目次などを想定したページを空白に9P目から本文を書いていくことに。
さくっと書いていると2日の時点で1つ目の短編を書き終わった。我ながら早い。
この調子で行けば4月前半だけでもだいぶ書けるのでは!?
ところがそうは問屋が卸さない。

はい、事件発生

ですよね、知ってた。
元々、気分ややる気、体調にムラがあるタイプ。
そしてプロットを立ててみたとはいえ書きながら本編を考えていくタイプ(つまりいわゆるパンツ)なので想定にないパートが生える生える。
ぜんっぜんプロット通りに進まねぇ……_| ̄|○
いやもうなんだこれなんで君たち(キャラクター)そういうことするの?
しかも急激に気温が上がったせいで鎮痛剤の量が増える増える……。
この辺の一言日記なんて「無理」しか書いてなくて本当にもういろいろと無理だったんだろうなって……。
あと出した扇風機が壊れた。つらい。
2つ目の短編が終わるまでに1週間かかった。
その後も夜更かしからの入眠失敗で完徹したりしてた割に体調が悪かったりで書けない日が続いたり……とにかく散々だった。
昼間寝てるとはいえ完徹3日連続とかやってたので1週間書けなかったり。一週間で1行しか書けなかったり。
なお現実逃避にソシャゲは進みました。なんでや。

ちなみにパンツタイプとはhttps://togetter.com/li/1634036こちらを参照

なんとか持ち直して5月終わりそう~原稿完成!

5月後半になってようやく少しだけ持ち直して数日置きにちょこちょこ書く。
書けない日は1文字も進まないけど、書ける日にはほぼ短編ひとつの半分くらい進んだりするので超ムラがあるが進まないよりマシ、とできる日になんとか進めていく。
6月にはなんとか動けるようになってきたので原稿も安定して進むようになってきた。
そして6月26日、なんと8つの短編を書き終わった! 本文終了!
そのおかげか6月後半はメンタルも落ち着いてきて安心。ついでにソシャゲの溜めてたシナリオも進んで追い付いた。なんでや。
ここまでの作業で分かったのは、わたしはプロットを書いても想定していないパートが生えることが多いということ。
一番の難関は「書き出しの方向性や一文が決まらないと書き始めることすらできない」タイプだということ。
頭からじゃないと書けないのだ。
……そういえばペーパー試験でも頭から解いていって躓いて云々唸ってるタイプだったな……。変な伏線張るな。

原稿はまだ完成ではない

さて、本文が完成したとはいえまだ原稿の完成ではない。
後回しにしていた本文以外の細々したものが残っている。
具体的には
・タイトル
・各話タイトル
・目次
・ノンブル調整
・ヘッダーにタイトルを入れたい
・奥付
この辺りだったかな。
これらは今後またやり方がわからなくて詰まったりしないように覚え書きの本領を発揮したいところである。

タイトル、各話タイトルを決める

ほんっと……タイトル決めるの苦手なんだよ……。
これはもう仕方ない。磨くためのセンスはどこにあるんですか? と泣きながらプロットと本文を見直し、それぞれの話の中から気になる単語をピックアップ。
まだ2冊目を諦めていないので(今回の文学フリマで出せるとはもう思ってない)共通できるタイトルを考えたい……。
というか読み返して思ったけど百合と言うにはイチャイチャが足りず、ロマンシスと言うにはちょっと淡すぎるのでは?
……百合未満だな、これ。でも恋ではあるはず……恋以上……ちょっと語呂悪いな……ううん。

……これでよくない?
各話タイトルはもうどういう2人の話なのかを完結に書いただけのものになった。(例:コンビニバイトとお疲れ女性の話)
……………………うん、よし! タイトルこれで行こう!(疲)
誰かセンスの磨き方、そもそもその磨くセンスの見つけ方を教えてほしい。切実に。

タイトルと各話タイトルページを作る

縦書きにするか横書きにするか。
また一般書籍の短編集を開いて中扉などを確認する。
開いてすぐの扉には横書きで「タイトル」「作者名」が書かれている。ちょっとした装飾があるのもここ。
出版社名出版文庫名は無視。そこまで考えるのはもういいか、となったので。
そして各話ごとの扉には縦書きでシンプルに各話タイトルだけが書かれている。
とりあえず開いてすぐのページ(3Pになるところ)にテキストボックスを使ってみることにする。
上部にある「挿入」から右側の「テキスト」にある「テキストボックス」をクリック。シンプルでいいので上に表示されたものを選ぶ。
「図形のスタイル」にある「図形の枠線」から適当に枠線を変えてみてなんかそれっぽいのを選ぶ。
太さは「1pt」、点線を―・・―・・みたいになっているのを選んだ。枠線の色は「自動」ではなく「黒」を選択
タイトルを入力して数行開け、ペンネームを入力。文字を中央揃えにして文字サイズを14くらいかなー。名前は11くらいで。
あとは位置を整えて完了。
お、なんかそれっぽくていいんじゃない?

各話タイトルページを作る

こっちは縦書き……と思ったが普通に入力するだけだとどうも中心にならない。
それはそう、1P14行なんだからそりゃちゃんとした中心には来ない。(この場合の中心はノドを含めない、印刷したときの紙の中心であってワード上での中心ではない)
えぇ……面倒くさ……。
もういいや、テキストボックスで横書きにしよ。
何故かこの時点でテキストボックスも縦書きにできることを忘れている。
上部にある「挿入」から右側の「テキスト」にある「テキストボックス」をクリック。シンプルでいいので上に表示されたものを選ぶ。
大きさをページいっぱいにして、「図形のスタイル」にある「図形の枠線」から「枠線なし」を選択。
タイトルを入力して中央揃え。文字サイズを調整して太文字にして完成。
本文文字サイズが9なので各話タイトル文字サイズは10にした。
これを8回繰り返す。終了。

目次を作る

ワードで目次は作れるのは知っていたけどこの時点では忘れていたのでテキストボックスを使った。
上部にある「挿入」から右側の「テキスト」にある「テキストボックス」をクリック。シンプルでいいので上に表示されたものを選ぶ。
大きさをページいっぱいにして、「図形のスタイル」にある「図形の枠線」から「枠線なし」を選択。
「目次」とそれぞれのタイトルを記入していく。
ページ数はあとで入れることにしてフォントと文字位置の調整をして完成。
さっくりとできあがった。

文字数が3000文字くらいになっているのでここでいったん区切り。
次へ続く。

よろしくお願いします。