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永井荷風 好きなように生きた自由人

自由人の生き方へのあこがれ

今から100年少し前の1920年(大正9年)5月23日、作家の永井荷風は麻布市兵衛町(現在の六本木一丁目)の新居に移り住みました
有名な「偏奇館」(ペんきかん、またはへんきかん)という一戸建て
当時としては珍しいペンキ白塗り洋風建築なので「ペンキ館」なのだと、荷風はその日記「断腸亭日乗」の中で述べています
荷風はこの偏奇館時代に、自由な独身生活を大いに楽しみました
私は経営コンサルタントなので、文学には素人(しろうと)ですが、荷風の偏奇館時代を描いた映画「墨東奇譚」を観てから荷風に親しむようになり、その「好きなように生きた自由人」の生き方にあこがれてきました
荷風は作家(小説家、文学者)として余りにも偉大な存在ですが、私にはライフスタイルの創造者として、より魅力的に見えるのです


有名な「偏奇館」(へんきかん、またはぺんきかん)
「断腸亭日乗」大正9年5月  「荷風全集」第20巻
偏奇館の前 永井荷風
偏奇館の窓 永井荷風
偏奇館の内部

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