インターハイセレクション振り返り 〜中学生JME編〜
本番まで1ヶ月を切り、昨日には観戦ガイド用のアンケートが始まり、インターハイが徐々に近づいていました。本日は今年度の中学生JMEクラスインターハイセレクションを振り返っていこうと思います。※こちらの記事では中学生に絞っております。高校生版は先日掲載済みです。
インターハイのセレクション方法
インターハイ、正式名称中高生選手権では全日本やインカレと同じようにセレクションに通過した選手のみが出場できるJMEクラスがあります。
※女子は選手が少ないので全員JWEクラスに出られます。
この選考方法というのは毎年少しずつ変わるのですが、今年は指定された各選考レースの中で上位n名が通過していく方式でした。各選考会の枠数は
となっております。全国選考には全ての選手が出場でき、東日本には東日本の学校所属の選手が、中日本には中日本の学校所属の選手(ほぼ東海のみ)が出場できます。
なお、枠の数はインカレと同じ様に前年度大会の成績によって定められています。
なお、エントリー数は
の合計66名となっており、倍率は2倍です。
前年度実績選考
こちらでは昨年行われたインターハイJMEクラスで入賞した2名の選手が通過しました。
なお、他の4名は現在高校生であるため対象外です。通過したのは宮脇(桐朋).畑田(桐朋)となっております。
全国選考
最初のセレクションレースはジュニアチャンピオン大会でした。こちらのレースでは以下の5選手が突破。麻布からは澄川が突破しました。
東日本第一回選考
東日本第一回選考はジュニアチャンピオン大会の翌週に行われた茶の里いるま大会でした。こちらのレースでは以下の7選手が突破。麻布からの突破はありませんでした。
東日本第二回選考
東日本日本第二回選考は関東ロングセレでした。この選考会は最終セレであり、トップ選手の大多数はすでに突破を決めているため、かなり多くの選手にチャンスがあり、最も盛り上がったレースとなりました。結果的には以下の12選手が突破。麻布からは中村健.林.平野.藤井.中村武.伊藤の6名が突破しました。
※犬飼選手と長谷川選手に関しては、タイム上では突破でしたが、書類ミスにより落選となっております。
中日本第一回選考
中日本第一回選考は岡崎市民大会で行われました。堤選手と野本選手が突破したようです。
中日本第二回選考
中日本第一回選考は東海ロングセレで行われました。東川選手と清水選手が突破したようです。
それでは突破者一覧を見てみましょう
よって以上の30名がインターハイJMEクラスへの挑戦権を得たことになります。
こちらは学校.学年ごとの通過人数となります。学年で見ますと、やはり中学3年生が8割とほとんどです。
そして、注目すべきは麻布の中1突破者である平野と伊藤でしょう。中1JMEは4年ぶりであり、これまで中学一年生でJMEクラスに出場した選手はわずか8名しかおりません。その中にはJWOCで活躍した国沢楽選手や寺嶋謙一郎選手も。
しかも、8名は小学生の頃からの競技者や特例突破の選手がほとんどであり、完全初心者からのセレクション突破は快挙と言えるのではないでしょうか。今後が非常に楽しみです。
学校ごとに見ますと、桐朋の12名が最多であり、麻布の7名がそれに続いております。農三、中附からの突破者も非常に楽しみです。
告知
インターハイ直前ということで、「インターハイエリートインタビュー」を行うこととなりました。
来週から順次掲載予定です。お楽しみに!
次回の記事は【東大夏場所1.2日目&浦高練習会】を予定しております。
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