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「宝塚の朝、ゴルフと人生」JINSEN BOTTI♪

宝塚で過ごす時間が増えてきた。三代以上続く東京生まれの私にとって、最近の東京は少し息苦しく感じることが多い。長年、グランド・ハイアット東京で数えきれないほどの打ち合わせを重ねてきたが、今振り返ればそれはただの浪費だったと思う。そんな東京から抜け出し、毎月一週間、宝塚のスタジオで滞在しながら過ごす日々は、まるで別世界のようだ。

宝塚はまさにゴルフ天国だ。七色に輝く多様なゴルフ場が点在し、毎日異なるコースを楽しむことができる。驚くべきことに、ハイアットのランチよりもはるかに安いプレイフィーで、贅沢な時間が手に入るのだ。

早朝7時半、気のいいフロントマンが丁寧に淹れたドリップコーヒーを持ってきてくれる。そのテラスで、ゆったりとコーヒーを味わいながら、眼下に広がる大阪平野や神戸港を眺める時間は何にも代えがたい。さらに、大阪空港から飛び立つ旅客機が視界に入り、それを見て「よし!行くか!」と気合を入れる。そのまま軽く練習場でショットの感触を確かめ、いざ、カート乗り場から第1ホールへと向かう。

コースに出た瞬間、楽しいひと時が始まる。広がる緑、澄んだ空気、そして眺めのいいホールに到着すると、心が解放される。軽く素振りをし、大きなアークでリズムよく体を動かす。力みを抜いて、美しい自然の空気を胸いっぱいに吸い込みながら、ゆっくりとテイクバックを始める。

人生は「楽をすること」ではなく、「楽しむこと」だと、宝塚でのゴルフライフを通して改めて実感する。今日もまた、心から満喫しよう。

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