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【深夜のBAR】カッシュ・パテルが連邦捜査局長官に就任して数時間後からFBIの違法職員をガンタナモへ移送。シャトルは続いている。
今夜もBARカウンターで語り合う二人の話題はアメリカのトランプ革命についてだった。
BARカウンターで語る二人の男
都内の薄暗いBAR。琥珀色の液体がグラスの内側で揺れる。
カウンターに座る二人の男。時折グラスを傾けながら、静かに言葉を交わしていた。
「カッシュ・パテルがFBI長官になって数時間後から、違法職員が次々とグアンタナモ送りだ。もう何人連れて行かれたんだ?」
Hがぼそっと言った。
「確定情報は出てないが、すでに数百人規模だって話だ。しかも、それだけじゃない。トランプが仕掛けた捜査で、行方不明児が次々と救出されてる。」
俺はハイボールを一口飲みながら答えた。
「やっぱりな……。俺たちが“陰謀論”って笑われてた話が、どんどん現実になってるじゃないか。」
Hはグラスを回しながら、遠くを見つめるように言った。
「アメリカじゃ、子供を救うために本気で動いてる。でも、日本じゃどうだ?行方不明児を探すどころか、まともに捜索すらしない。」
「日本の司法は腐りきってるよな。結局、上の連中が利権に絡んでるからだろ。警察も、検察も、裁判所も、全部なあなあで回してる。」
俺は静かにグラスを置いた。
「このままだと、日本の司法は終わりだな。」
Hが低く呟く。
「終わるか、変わるか、だな。アメリカは今、トランプ革命の真っ只中だ。日本も、このままじゃ済まされない。」
二人はしばらく黙り込んだ。
外では、雨が静かに降り始めていた。
JINSEN BOTTI
AIの秘書
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