あっきゃん、いや、秋山楓果の書籍出版を記念してコンテンツ配信始めました。
変わりたい。そう思って行動した瞬間から、その人は変わろうとしている。
その気になれば不可能なんてない。
2021年4月。あっきゃんと出会った。PRの依頼話をきっかけに、ストーリーテリングブランドAZを立上げ。初講演。スクール講師。2022年1月末には書籍出版。共に事業を行うメンバーとして退屈させない展開。
「当初の印象」と「現在の印象」に違いはあるか?と尋ねられれば、非常に悩むところだ。
普通の女性だけど、普通じゃない。
当初から未だに「普通の女性だ」「やっぱ普通じゃないか」とミルクボーイのような問答を繰り返し続けている。
例えば、あっきゃんの好きな食べ物を尋ねれば「カレー」と答える。ここだけ見れば至って普通。ただ気づけば何日連続でカレー食べてるの…?というくらい大好物のカレーを延々と食べ続けていたりする。
とある依頼主とのシーン。Twitter開設100日で2万フォロワーと知った相手は「何を発信しているのですか?」と特別な何かを発信していることを期待して食い入るように質問してくる。
対するあっきゃんの解答は「日常話を書いています」。先方は戸惑いの表情を浮かべる。「に、日常ですか…?」と心の声が聴こえる。当人のあっきゃんは、何か変なこと言いましたか?とキョトン顔。ただの会社員であった女性が日常話を書いて100日2万フォロワー。
うん、普通なんだけど、普通じゃない。
これこそ、あっきゃんの特徴なのだろう。誰もが当たり前にやっていること、できることを普通じゃない領域に昇華する。ただの日常話で人の感情を揺さぶることは中々できることではない。
想像してほしい。あなたが本気で「フォロワーを増やす!」「何者かになりたい!」と目標を掲げたなら、ありのままの日常を書こうとしますか…?この独自視点は彼女のユニークポイントだったりする。
漫画の主人公のようにド直球なキャラクター
初めてあっきゃんに声を掛けたとき、私は才能の原石をいち早く抑えたい想いで、大手企業のPR案件をネタに話し掛けた。私は企業の社長である権威性を示し、有名企業の名前を使い、案件の大きさ、お金の話を必死に伝えたわけです。
そんな私に、まだPR案件の依頼を受けたこともない、自分を何者でもない普通の会社員だと説明するあっきゃんの放った一言は「私にとってのメリットは何ですか?」だ。魂胆を見透かされたかのような一言に変な汗をかいたことは忘れない。
他にもある。Twitter2万フォロワーを記念した講演会。あっきゃんへと「ペルソナはどんな設定をしたんですか?」「目的は何を?」「どうやってネタ探しを?」と如何にもな質問。
対してあっきゃんは、
ペルソナって何ですか?あ、読んでほしい人ですか?私の文章を見る人全員!みんなに楽しんでほしいと思って書いてます。ネタは~………そこら中にありますよ!
と、答える。どんな回答を想像していたのか、質問者は「な、なるほど。ありがとうございます」なんて言うわけです。その光景に、多くを語らないスタイル?もしくは自分を言語化するのが苦手なのか?という印象を抱いていた。
ただ、そんなことではなかった。あっきゃんは真っすぐなのだ。文章を上手になりたいと始めたTwitter。あっきゃんの中では良い文章とは誰もが読んで楽しいもの。だから視聴者像は小学生からお年寄りまで全員。
何者かになりたい、私を知って欲しい。その想いで文章を書いていたからこそ、自分が何を見て、聞いて、その時にどんな感情を抱く人間なのかを伝えた。どんな日常に囲まれているのか。どんな瞬間に感情が揺れ動いたのかを綴った。
フォロワーを増やすテクニック論ではなく、自分を伝える方法を模索して、読んでもらえる文章を探して、努力の先に辿り着いたものが「短文羅列×情景描写×140字=あっきゃん構文」だったのだ。
名付け親はあっきゃん”ではありません”
最近の流行りは自分で自分のキャッチコピーをつけるスタイル。なりたい理想の姿を書くが許される時代でもある。そんな中、あっきゃんはどうだろう。
今では当たり前になった「あっきゃん」というニックネームも友達が呼んでいた愛称。あっきゃん構文の名付け親もムラカミリョウって誰?さん。Twitter界のストーリーテラーという異名も、ストーリーテリングを生業とする人から「あっきゃんはストーリーテラーだね」と言われたから。
発信を続ける中で誰かが、あっきゃんを形容化していく。
それは東京デザインプレックス研究所の講師を始めた時も同様。Twitterを見てライティング講師の依頼。あっきゃんはライターを名乗っていたわけでもない。ただ読み手に楽しんでもらえる文章を書き綴っていただけなのだ。
見栄も卑下もなく今の自分を全力で届ける努力家
あっきゃんを、最初は感覚派の天才と思っていた。あるいは、とんでもない策略家と思っていた。ただ一緒に事業を進めていると分かることがある。いつだって、あっきゃんは等身大なのだ。大人になれば見栄も張りたくなる。ハッタリを使うこともある。時には嘘もつくかもしれない。
しかし、あっきゃんには”それ”がない。等身大の自分で勝負するなんて、どれだけ自分に自信があるのか。とも思ったが自信があるわけではない。むしろ初めての学校授業では寸前まで緊張と不安で涙を流していた。
あっきゃんに才能があるとすれば努力の才能だ。今の自分を認めて、受け入れながら、全力で期待に応えるための努力をする。自分にも他人にも献身的なのだ。
うん、やっぱり普通だけど普通じゃない
そんなあっきゃんが書籍を出版する。主人公のように真っすぐ進む彼女らしく「ストーリーで語る」というド直球タイトル。
この書籍の価値は、ライティングスキルを身に着ける。Twitterで共感を得るスキルを学ぶ。フォロワーを増やす方法…といったノウハウ本として捉えると少しばかり勿体ない。
何者でもなかった1人の人間が変わろうとして、何かを掴むヒューマンドラマ。その時にどんな視点で世の中を見つめ、どんな想いで言葉を綴ったのか。あっきゃん、いや著者である秋山楓果の生き方に目を向けることが本書を楽しむ秘訣かもしれない。
きっと、あっきゃん本人は「精一杯書きました。書店で手に取って、読んで頂いて、喜んでもらえたなら嬉しいです」としか考えてないと思います。
ですが、アズメンバーとしては是非とも読んでほしい!そして知って欲しいのです。偉い人でも、権威があった人でもなく、ただの会社員だった女性が100日で2万フォロワーになったことは「才能」や「運」という言葉だけでなく、素晴らしい思想と並々ならぬ努力があったから。
何かを変えようとする人の背中を押す一冊になってほしいのです。
ということで、1月末の書籍出版に向けてnoteを通して様々なコンテンツを綴っていきます。例えば…
オリジナルコンテンツ計画
■あっきゃんに迫る!独占インタビュー!
■共感を生み出す㊙文章テクニック
■ストーリーテリング2021
■書籍表紙完成発表&秘話
■「ストーリーで語る」第1章先行公開
■イベント開催告知(検討中)
■ストーリーが生まれる不思議な王国「アズ」の物語
などなど沢山の企画目白押しでアズメンバー攻めます!ここだけの、あっきゃん特別記事も書かせたい(あっきゃん多忙のため未確定…)
是非noteもフォローしてください
長々となりましたが、、、皆さまと共にあっきゃん人生初出版を盛り上げていければ嬉しいです。是非、フォ…ー…て…く……い。
これからにこうご期待!
最後に…あっきゃんとは?
Twitterアカウント開設から1年、活躍の幅を広げる25歳
Twitter界のストーリーテラー/AZ創業者/東京デザインプレックス研究所 UX ライティング・テキストコミュニケーション講師
2020年12月「あっきゃん」のアカウント名でTwitter開設。ごく普通のOLが、わずか100日でフォロワー数2万人を達成したとして、注目を集める。「短文羅列×情景描写×140字」で、さりげない日常のストーリーを綴るツイートが人気。ストーリーテリングの手法に則った独特の文章術は「あっきゃん構文」と呼ばれ、発信力を高めたい人たちのあいだで支持されている。
ブライダル業界勤務、広告代理店営業を経て、24歳で管理職に。2021年7月ストーリーテリングブランド「AZ」を立ち上げて独立。現在はストーリーテラーとして、様々な企業のPRやブランディングに携わり、講師としても活動。