スター・ウォーズ備忘録:episodeⅨ/スカイウォーカーの夜明け
来たぞ完結編!
まず初めに、僕はSWをリアルタイムで観ていない+急遽公開年順で観た人間であるということを述べておきます。あとネタバレあります。
正直に言うと消化不良です。SWの最終作としても、三部作の最終作としても。後出し情報多すぎるし、ご都合主義も厳しいし。パルパティーン生きてる伏線てどこかで言われてたっけ??僕が忘れてただけかな??
最後の闘いに関しては賛否両論あると思いますが僕は残念でした。「ジェダイの全てだ。」の意味がわかりません。ベン(カイロレン)の反抗期が終わって、レイと本当の意味で繋がれて共闘したんですよ。そして過去のジェダイが語りかけてきたんですよ。「立て(rise)」って。彼女はルークとレイアのライトセーバーを持ってるんですよ。
ーーそこは「ひとりじゃない。」だろ!!
なんで2本とも持ってんだ!レイがルーク(師)の、ベンがレイア(母)のを持って戦うところだろぉ!なんで吹き飛ばされてんだベンソロォ!
カイロ・レンはレイを生き返らせる役割だったのか?前作にて自分の答えを見つけた彼はレイとの戦闘中、母の死を持って改めて自分の罪を知り、暗黒面からの脱却に成功する。父さん殺して悩んで、母さん死んで崩れ落ちるあたりは脆くて結構好き。だけど今回は扱いが雑すぎる。輸送船落としの時は何しに来たんだ?せっかくレイを助けに来たのにパルパティーン撃破の時にいないの?何度もレイに手を取れと言っているのに結局手を取ってもらえず、レイを助けるためにその命を捧げることになる。こんな魅力的なキャラクターをよくもこんな雑に扱えたな。てかラスボスが結局パルパティーンなんだったらカイロ・レンは何だったんだよ。レイのストックライフかよ!
SWのスカイウォーカーたちは孤独と戦ってた。だけど新世代ジェダイたちは良き理解者がいたんだよ。レイとベンはそういう関係にはなれなかったのかよ。レイは生まれの運命を乗り越えることを、ベンは過ちからやり直すことをこの三部作で学んだはずだろ。それはルークの運命とアナキンの過ちじゃないのかよ。この二人が力を合わせて初めて銀河に平和が訪れるんじゃないのかよ!
映像は凄かった。映画館でSWを観られてよかったと思った。波が荒れ狂う中デススターの残骸での戦闘シーンは圧巻。CGやキャラ造形は勿論超いい感じ。それでもepisode.6の溶岩の中の戦闘シーンを超えるインパクトは感じられなかったなあ。
とは言え、1度落ち着こう。これは「どこかの宇宙」で起きたことだ。どこかの宇宙でもう起きたことなので、何があってもおかしくないんですよ!ご都合主義でもいいじゃない!後出しだろうが、情報出てるとは限らないんですよ!現実だから甘くない!
リアルタイム勢は楽しめたのかなあ。僕はやっぱりちょーっと残念だったなあ。
めいざふぉーすびーうぃずゆー⤵︎ ⤵︎