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【#マーブルスクール】プレスリリースは記者さんへのラブレター

複業ライターとして活動を始めてから1年。「書く先の世界を広げたい!」と思い、2月からマーブルスクール1期生として参加しています。

マーブルスクールでは、「書く」+αのスキルとして「インタビュー」「編集」「広報」「フリーランス」を学びます。

前回の基礎編では、「広報とは何か」「広報のスキルセット」を学びました。さらに、「フリーランス広報」という働き方を知って、広報への興味が増した回でした!

第5回は、あいさんによる広報講座(プレスリリース編)です。「プレスリリース」を読んだことはあるものの、書く側は未知の世界。この講座では、プレスリリースを書いて届けるために、大切なことを教えていただきました。

マーブルスクールで知った「フリーランス広報への第1歩」という視点で、ハイライトをまとめました。

スクール同期のみなさんと、広報について語るきっかけにできたら。さらに、「プレスリリースを書くこと」に興味を抱いている方にも参考になれば幸いです。


1. プレスリリースとは?

まずは「プレスリリースそのもの」について、学びました。

PR TIMESによると、次の通りです。

プレスリリースとは、「プレス(press/報道機関)」と「リリース(release/発表・公開)」を組み合わせた造語で、企業や組織が発表する公式文書のことです。

PR TIMES MAGAZINEで、丁寧に解説されていました。

プレスリリースの発信の方法は、「企業のホームページに掲載する」「直接記者に送る」といったものです。また、PR TIMESをはじめとする配信サービスも活用されています。配信サービスを利用することで、企業が接点をもっていない人たちに届けられるメリットがあるそうです。

情報を受け取る記者の立場を想像すると、あらゆる会社の情報がまとめられているプラットフォームを利用することで、情報を探す手間が減りそうです。

配信サービスは、企業、記者の双方にメリットがあるツールなんですね。

お恥ずかしながら、プレスリリースといえば、PR TIMESしか思い浮かばず……。他のサービスを知る機会にもなりました。それぞれの特長も把握するために、私なりに調べたことを掲載しておきます!

料金体系が同等レベルの4社を比較してみました!

プレスリリース配信代行サービス


2. プレスリリースは記者さんへのラブレター!

プレスリリースは、メディアの記者が利用しやすいようにまとめた素材です。

大切なことは、「世の中に届けたい!」と想いを込めること。取材ライティングの企画書が、取材対象者へのラブレターであるように、プレスリリースは記者へのラブレター

「どんな情報が記者にとって有益か」ポイントを教えていただきました。

・唯一性:ナンバーワン、オンリーワン
・社会性:社会課題を扱ったもの、社会的影響が大きいこと
・時事性:季節性、今話題の現象
・意外性:「へぇ」「え?」という言葉が出てくるもの
・人間性:関わった人の想いを伝える、物語をアピールする
・影響性:影響力のある人とのコラボレーション

また、講義で教えていただいた「プレスリリースアワード2022」より、タイトルに惹かれたリリースを分析してみました。

■分析したプレスリリース

まず、「私たちのバレンタインは2月15日から始まります」という意外性のあるコピーが目に留まりました。

2月14日を過ぎるとチョコレートの需要が急激に落ちるため、賞味期限内であるにもかかわらず、廃棄される現実。「なぜやるのか?」という社会的な意義を感じます。

さらに、唯一性もあり、思わず取り上げたくなります。評価されているプレスリリースを読むことで、ポイントをつかむことができました。


3. プレスリリースを実際に書いてみた!

最後に、プレスリリースを書く課題にチャレンジしました!

取材記事やSEO記事など、Webメディアに掲載されている記事は、先を読み進めたくなるようなリード文が書かれています。しかし、プレスリリースでは良しとされません。

タイトルとリード文で概要を把握できるのが、良いプレスリリースと評価されるそうです。

とはいえ、「プレスリリースを書いたことがない……」という状態でも安心。テンプレートが用意されているんです!(なんと手厚い)

■プレスリリーステンプレート

■プレスリリース課題

テーマ:マーブルスクール開校のプレスリリース

私と同じように「ライターとしてこの先のキャリアをどう歩んでいくか?」という不安や悩みを抱いている人に届けるために、課題に取り組みました!

【お悩み】
・ライターとして活動を始めて1年ほど経過したが、このまま継続できるか不安
・クライアントの言われるがままに書いているけど、「好きなテーマや得意なテーマではない」「単価が一向に上がらない」「このまま書くことを続けられるだろうか……」

【記載したこと】
・背景:副業としてWebライターを希望する人が多いものの、続けるのは難しい
・マーブルスクールについて:特徴、学べること、講師プロフィール
・企画:書くことを続けている講師が登壇するイベントを企画、紹介。マーブルスクールを知っていただく

実際に書いてみると、記者の方への視点がなんとも難しい…!課題を提出するまで、閲覧するのをガマンしていた実際のプレスリリースと比較してみました。

■実際のプレスリリース

【実施のプレスリリースとの比較】
・1つのデータで、背景を端的に伝えている
(私は、伝えたいことに対して、データを4箇所から引用していました)
・スクールで学べる内容から、サイトへの誘導している
(私は、スクールの説明の時点でリンクを掲載していました)
・講師の経歴、現在の仕事を詳細に記載している
(私は、文字ではなく画像貼り付けで終わらせていました)


まとめ

第5回は、「プレスリリースとは何か」「プレスリリースの書き方」を伺いました。そして、「良いプレスリリースとは何か?」を考える機会になりました。

大切なことは、「想いを込めてプレスリリースを書くこと」「届けるために、記者さんに見つけてもらうこと」だと実感しました。

今回チャレンジした課題のフィードバックをふまえて、さらに良いプレスリリースにブラッシュアップしていきます。

あいさん、ありがとうございました!