大物芸能人から言われた”一言”(2)

『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』

~ 概要 ~

私は、ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただいた。これは、日本を代表する俳優から、サラリーマンである私がそんな言葉をいただくまでの出来事を記したメモである。

前回までのあらすじ

PR会社に勤める私が、ある企業(クライアント)の記者発表会へ、日本を代表する俳優に出演いただくため、芸能事務所に訪れ、マネージャーに想いを伝えた結果、ありがたくも、ご出演いただけることとなった。

生クリームあんぱん

私は、大事な時、大事な相手とお会いするときには、必ず、「お手土産」を持参するようにしている。
特に、東京都の駒沢にあるパン屋の「生クリームあんぱん」を好いている。
これまでに、クライアント、協力会社、政治家、芸能人、文化人など多くの方々に、「生クリームあんぱん」をお手土産として渡してきた。
その数、1000個は超えている。

私が、「生クリームあんぱん」を好いている理由は、以下である。
1.朝7時から店がやっている。
2.予約が可能。
3.値段が安くて、添加物が入っていなく、健康的で、とても美味しい。
4.芸能人もよく利用するなど、予約も取れないほど人気で、
  希少価値が高い。
5.渡した方々が、みんなが喜んでくれる。

なぜ、私が、お手土産を持参するのか?
その理由は、「友達として証」です。
「生クリームあんぱん(お手土産)」は、友情の証なのです。

これは、童話の桃太郎とも紐づいている。
桃太郎は、鬼ヶ島に旅立った時、「きびだんご」を腰につるし、
道中にて、犬、猿、雉に、「きびだんご」を渡すとともに、仲間としたことは、誰もが知っているほど、有名な話だと思う。

私の「生クリームあんぱん」は、このことと同じで、
敵意がない証拠であり、友情としての証なのです。

もちろん、日本を代表する俳優の事務所に訪れた時も、
朝の7時に、「生クリームあんぱん」をお店で受取り、
新鮮で、美味しい「生クリームあんぱん」をお届けした。

ただ、私は、人に喜んでほしい。
少しでも幸せな人生を、ひと時を、過ごしてほしいという想いからの行動であり、実は、突き詰めると、そのことが最大の理由であり、それだけなのだと思う。

私自身そうだが、周りの人にも、できるだけ、
一生に一度の人生を、時間を、幸せに過ごしてほしいと思う。

あんバターパン

本題とはそれるが、ある企業との出来事を記したいと思う。
不動産を取り扱う企業で、とても厳格で、厳しい社長がいた。
コンサルタントとして、私が参加する会議でも、
社員も、パートナー企業も、社長が参加するMTGでは、
皆が気を遣い、意見を述べることができない雰囲気であった。
そこで、私が導入した作戦こそが、「きびだんご作戦」だ。
この時、今から5年以上前の話であるため、
当日は、「生クリームあんぱん」の存在を知らず、私が用いたのは、
銀座にある有名なパン屋の「あんバターパン」であった。
そして、なぜ?「あんバターパン」であったのか?
それは、社長がゴルフが好きだからである。
つまり、バターとパターを、私は”かけた”のである。

そして、会議が始まる早々に、私は、社長へのお手土産として、
大量に購入した「あんバターパン」をプレゼントした。
社長は、不意を突かれたようで、、啞然としていたが、
唖然とする社長に対して、間髪入れずに私は話をした。
「これ、中身は「あんバターパン」なので、美味しいので、
是非、皆様で召し上がっていただけますと嬉しいです」と伝えた。
そして、さらに、呆然とする社長に続けて話をした。
「なぜ、「あんバターパン」だったのか?といいますと、
社長、ゴルフが好きと聞いていたので、パターだけにバターだと思い、
「あんバターパン」だけに「あんパターパン」だと思い、買ってきました!」と続けた。
ちなみに、私は、この社長から、キツイことを一度も言われたことがなく、
いつも、雰囲気よく、楽しく会話をさせていただいていた。

今も、社長や皆さんが幸せに過ごしているといいなって、懐かしく思う自分がいる。厳しい社長ではあったが、熱意があり、想いの強い人だった。そして、根は真面目で、良い人だと感じていた。
私は、「良い場所」と「悪い場所」の運気だけでなく、人の「オーラ(波長)」も見えてしまうところがある。

次回に続く・・・

<余談>

映画、ドラマ、情報番組、バラエティ番組に、引っ張りだこの若手俳優に、ある企業のCM撮影時に、「生クリームあんぱん」を差し入れとして、お渡ししたところ、これがえらく気に入ってくれて、彼のSNSで「生クリームあんぱん」を食べる姿を投稿してくれて、偶然にも、彼の口もとについた生クリームが、奇跡的に”かわいさ”を演出したらしく・・・・・
たいそうバズッたと、クライアントや協力企業の皆さんから喜ばれたこともあった。

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