大物芸能人から言われた”一言”(8)

~ 概要 ~

私は、ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただいた。これは、日本を代表する俳優から、サラリーマンである私がそんな言葉をいただくまでの出来事を記したメモである。

第2章の概要 ~茶道のお家元とマスコミ界の有力者~

ある大物芸能人から私は、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただくこととなる、大きなきっかけとなった茶道のお家元やマスコミ界の有力者。そして、当時、私が考えていた「ふるさと電力プラン」。これらの要素が、次なる展開へと・・・私を導いていった。

お家元との初顔合わせ

銀座に長野県のアンテナショップが入っているビルがある。そこで、2016年9月16日に、茶道のお家元と初めてお会いした。
お会いした時の印象は、優しく、誰もを受け入れ、寛容に包み込む温かさを持たれる方であった。また、70歳代とは思えないほど、生き生きと若々しくある方でった。
そして、話をしてみると、その知識の広さと深さに驚かされた。
どうしたら、あんなにも智慮深く、知識豊かになれるのか、不思議でしょうがなかった。
お家元と初めてお会いした時、何時間話したのかは覚えていない。。
しかし、2時間、3時間だろうか。あっという間の時間であった。
覚えている限りではあるが、お家元と私との会話について、書きたいと思う。
お家元は、「文化は唯一の人を傷つけないもの」。そして、「日本の文化には、特に大事な意味があり、後世に繋げて行かなければいけない」と。また、重要なこととして、「文化によって、戦争が起きない世界を創る必要がある」と話をされた。
一つの例えではあるが、発展途上国のある国では、日本や世界各国の先進国から届く物資が届きすぎてしまい、物が溢れてしまっているという。そして、物資が届くから、自らが生み出すこと、知識を深めることを停止してしまう。さらに、その代わりに何をするかというと、SEXをするのだという。まさに、人間の本能である。そして、たくさんの人間が生まれ、繁殖をする。世界人口が増加することで、二酸化炭素問題へと繋がる。また、知識の欠如により、届いた物資を破棄する(自然に解す循環)技術がないことから、自然破壊に繋がっていく。まさに悪循環である。
この問題を解決するのが、「文化」だと話す。
発展途上国の文化レベルを高めることが重要だと。そして、日本の文化を、海外の人たちに知ってもらう。学んでいただくことが大事だと話されていた。
そのために、今、長野県でのフランス人を対象とした文化学校の設立に向け、プロジェクトがスタートすると話をしていた。
このプロジェクトには、長野県のトップ、政治家、有名シェフ、大企業のトップなど、多くの有力者がメンバーに関わっていた。

茶道のお家元が抱く未来(夢)が分かり、話に一区切りついたタイミングで、私は、今度は私の考えていた「ふるさと電力プラン」を相談した。

次回に続く・・・

<余談>

「夢」。小さい頃の夢。それは、プロのサッカー選手となることだったのかもしれない。高校に入ると、サッカーの全国大会に出ること。そして、国立でプレーすることだった。私の高校は、文武両道・自由を校風とする学校で、私服OK、神染めOK、ピアスOKという珍しい学校だったのかも知れない。親から「自由に生きなさい」と言われていた私には、とてもあっている学校だったのかもしれない。大学の存在に、全くと言っていいほど、興味・関心がなかった私は、この高校も、親から勧められ、推薦入試で入学した。
なお、この学校には、叔父が体育の教師として、私が入学した3年間、勤めていた。高校の3年間、私はサッカーに、全力で打ち込んだ。
また、「警察」になりたいという夢も抱き続けていた。

第一章のあらすじ

大物芸能人から言われた”一言”(7)を参照ください。


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