定番の能登観光スポット・体験の評価を付けてみた
能登半島といえば発酵や日本酒が盛んな場所としても有名ですし、多くの観光スポットや体験があります。
能登半島を観光した際、ガイドブックや口コミサイトに掲載されている有名な場所も訪れました。その時の体験を元に、実際に訪れて感じた有名スポットについての評価を紹介します。
能登への公共交通機関でのアクセス
能登への公共交通機関でのアクセスは大きくは「鉄道」「バス」「飛行機」になります。
鉄道については、能登半島の入口である「穴水」まで移動することができます。先に移動するには、別の移動手段が必要です。
バスについては、金沢から能登半島方面への路線があります。
飛行機については、羽田空港との間に一日二便のフライトがあります。
ここからは有名スポットを訪れた際に感じた内容を元に、評価をご紹介します。
1. 白米千枚田 / 道の駅千枚田ポケットパーク (訪れるべき)
能登観光で多くの人が訪れる場所であり、写真撮影が好きな人にとっても人気の白米千枚田(しろよねせんまいだ)。田植えなど田園が賑わう時期はもちろん、冬の時期にはライトアップが有名な場所です。
昼と夜のライトアップで訪れましたが、特に夕方から夜にかけての時間帯の自然美は圧巻でした。定番スポットではあるものの、自然の変化を存分に楽しめますし、ライトアップは見たこともない幻想的な雰囲気を作り出しています。
冬の時期にライトアップを見に行く場合は、防寒対策をしっかりしていきましょう。
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2.塩田 / 奥能登塩田村 (訪れた方が良い)
奥能登は塩田が有名で、海沿いをドライブしていると多くの塩田を見ることができます。
数ある塩田の中でも、「日本唯一の揚浜塩田」なのが奥能登塩田村です。
中は資料館と売店になっています。なお、夏の時期には塩田体験もできるので、塩作りに興味がある方は、夏の時期に体験とセットで訪れるのが良いでしょう。
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3.禄剛埼灯台 (判断つかず)
能登半島の最先端にある灯台です。
私が訪れた時は大規模な補修工事中だったようで、灯台の全容を見ることができず、スポットとして判断つかずでした。
なお、車の場合は「道の駅 狼煙」から歩くことになるのですが、一部のナビアプリだと海側のルートを示されますが行くことはできません。海と逆側を見ると、灯台へのルート案内があるのでそちらの指示に従いましょう。
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4.見附島 (訪れるべき)
能登半島の観光パンフレットなどの表紙にも出てくる見附島。訪れる前はそこまで期待値は高くなかったのですが、実際に訪れて良い意味で期待を裏切られました。
特に日の出時間に海岸から見る見附島は幻想的な風景です。
なお、海岸のすぐ近くに無料で停められる駐車場があるのと、売店もあります。
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5.巌門 (訪れた方が良い)
千里浜ドライブウェイから世界一長いベンチに訪れる際に知って立ち寄ったのですが、後から調べると有名な観光スポットの1つだったので紹介です。
巌門の見どころは写真にあるスポットではあるのですが、個人的なおすすめポイントは能登金剛遊覧船で20分間巡る船旅です。
巌門周辺を海側から見て回るのですが、様々な場所を巡って1,100円という安さで楽しめます。巌門に訪れる際には、船旅は外さず楽しんでください。
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6.世界一長いベンチ (訪れても良い)
道の駅 とぎ海街道に隣接するビーチ近くにあるのが世界一長いベンチです。
車は道の駅に停める形になります。
世界一とうたうだけあって本当に長く、端から端まで歩くのに結構な距離があります。
実際に訪れて、端から端まで歩いていみたタイムラプス動画です。
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7.輪島の朝市 (訪れた方が良い)
日本三大朝市(※)の1つとしても有名な輪島の朝市。日曜日の午前8時半ぐらいに訪れた時の感想をベースに紹介します。
※日本三大朝市は色々な説があるようなので、補足しておきます
輪島の朝市ですが、メインの通りから歩いて5分もかからない場所に、朝市用の広大な駐車場が用意されています。車で訪れる際は、そちらを利用するのが安いし離れてないので便利です。
朝市ですが、ふらっと散歩がてら見るなら30分前後。じっくり見て回るなら1時間ぐらいを予定するとよいです。また、買った干物を焼いて食べれる場所も用意されています。
朝市の内容としては食べ物系が多く、その場で食べられるものもあります。あまり見なくなった光景が今でも根強く残っており、懐かしさを感じられます。
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8.永井豪記念館 (輪島朝市とセット)
輪島朝市のメイン通りにあります。
輪島朝市に訪れた際、合わせて見て回れるスポットの1つで、永井豪作品を深く知ることができます。
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9.輪島ドラマ記念館 (輪島朝市とセット)
輪島朝市のメイン通りのすぐ近くにあります。輪島で撮影されたドラマの情報がありますが、その中でもメインはNHK朝ドラのまれです。
まれを見ていた人なら、特に楽しめる内容になっています。
▼地図
以下、個人的にコスパがよいと感じたおすすめの場所を2つ紹介します。
番外編その1.つばき茶屋
奥能登塩田村と禄剛埼灯台を結ぶ道路沿いにある展望台と、道路挟んで向かい側にあるお店です。
つばき茶屋は主に魚介類をメインにした食事をいただくことができます。私が訪れた時はバイクのツーリングをしている人や、ご年配の旅行客の方が多かった印象です。
こちらを番外編として紹介したのは、とにかくコスパのよい料理を食べられることです。ぜひ、近くを訪れた際には立ち寄ってみてください。
場所
番外編.のとじ荘
今回の能登旅で宿泊した施設です。
これまで、ドミトリーやゲストハウス、旅館や様々なタイプのホテルに泊まってきましたが、圧倒的にコスパが良いと感じた宿泊先の1つです。
「すぐそばに見附島があって好きな時間に見附島を堪能できる」、「温泉がついている」「館内全体が綺麗で、シングルの部屋でも広い」という評価ポイントに対して、料金がかなり安い点です。
ぜひ、能登旅行の際には利用を検討してみてください。
入口
エントランス前
最後に
石川県は金沢には何度か訪れたことがあったのですが、今回始めて能登半島を観光で回りました。
見所が比較的点在しているので、車がないと十分な観光が楽しめない可能性はありますが、他の地域にない見所も多い場所でした。
観光地以外にも、「塩田体験」「発酵文化」「日本酒、ワイン」などの体験も豊富にあるので、自分にあった旅ができる場所だと思います。