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利尻島・礼文島を訪問/周遊する際の手順と注意すべきポイント - 離島周遊シリーズ

離島旅が好きで訪れたり計画したりするのですが、苦労するのが情報収集と必要な予約が全て取りづらいことです。

これまでの経験を元に、実際に離島旅をする際に情報収集して予約を進めた際のノウハウを公開していこうと思います。

今回は利尻島と礼文島 + 稚内について紹介します。



利尻島

利尻島は北海道の中でも北に位置する離島で、よく礼文島や稚内とセットで旅のプランを考える方も多いと思います。


利尻島を訪れる際の確認・予約手順

利尻島を訪れる際、事前に空き情報を確認して予約しないと、目的の予約のどれかができず旅行計画が崩れることあります。

実際、私はこの後紹介する飛行機や宿泊施設は予約できたのですが、レンタカーに空きがなく、島内移動手段を失ったので予約をキャンセルした経験があります。

確認と予約手順

順番は前後して問題ないので、以下の項目の中で該当する内容の空き状況を確認します。

なお、確認した後、数日経ってから予約しようとした場合、空きがなくなっていることもあるので、空きがあればその日のうちに予約するようにしましょう。

・旅行希望日の利尻島までの移動手段の空き状況を確認する(飛行機、電車、船)
・旅行希望日の利尻島での希望宿泊施設の空き状況を確認する
・レンタカーやレンタバイクを利用予定の場合、利用希望日の空き状況を確認する
・現地ツアーに参加予定の場合、利用希望日のツアーの空き状況を確認する

上に挙げた項目の空き状況が確認できたら、すべて予約しましょう。


利尻島を訪れる際の注意すべきポイント

観光シーズンである夏場と、それ以外の時期で運行しないケースやダイヤが大幅に変更になったりします。

また、観光シーズンには、多くの人が訪れるため、レンタカーや希望の宿泊施設での予約が取りづらく、直前予約だと難しい場合があります。


利尻島へのアクセス方法

利尻島へは、飛行機か船でのアクセスになります。

飛行機

飛行機の場合、2023年8月時点ではJALとANAが新千歳空港、丘珠空港から利尻空港への直行便を運行しています。

また、船と組み合わせる場合、羽田空港・新千歳空港から稚内までの便をANAが運行しています。

詳細は、空港公式HPかANA/JALのサイトをご確認ください。


船の場合、稚内 - 利尻島 - 礼文島航路をハートランドフェリーが運行しています。

時期によって運行本数やダイヤが違うので、訪問前に確認が必要です。


利尻島内での移動方法

利尻島内での移動方法ですが、タクシー・路線バス・観光バスや、夏場だとレンタカーやレンタサイクルがあります。

レンタカーやレンタサイクルは通年営業じゃない場合もあるので、事前に訪問時に営業しているか確認しておきましょう。

また、じゃらんや楽天トラベルなどでレンタカー店舗は出てこないので、りしぷらサイトで公開されている店舗に直接電話して確認することになるかと思います。

詳細はレンタカー会社の公式ページか、電話でご確認ください。

どうしても特定時期しか行けないのにレンタカーが予約できない場合、ハートランドフェリーは自動車航送可能なので、稚内でレンタルして船で運ぶという方法もとれなくはないです。


バスについては、宗谷バスが時刻表を公開しています。バス利用の場合は、自分の回りたい場所にバスを使って移動可能か確認しましょう。


利尻島での宿泊予約方法

楽天トラベルやじゃらんなどのサービスでも、ある程度宿泊先は登録されており、予約することは可能です。

ただ、登録率は高くないのと、キャンプ場などの情報はないので、最初にりしぷらやきた北海道観光Webサイトで紹介されている宿泊施設を確認するのがよいと思います。

また、日帰り可能なら朝到着して夕方に稚内か礼文島に移動するといった選択も考えてよいと思います。


利尻島に関する情報収集方法

利尻島に関する情報収集方法ですが、ガイドブック系ではほとんど情報がありません。

主にりしぷらやきた北海道観光Webサイト、観光情報のまとめサイト、SNSで利尻島に関する投稿をしている情報などから集めるのが、比較的効率が良いと思います。

また、利尻島内に観光案内所もあるので、到着してから確認するのも1つかと思います。

観光案内所


天候不順で島外への移動手段がなくなった場合

利尻島に到着した後、本来帰るはずの交通手段が停まってしまった場合の方法の考慮もしておくとよいと思います。

あまり取れる手段は多くないですが、飛行機で帰る予定の場合、フェリーで稚内方面行きなら動いている可能性もあるので、ハートランドフェリーに確認するのは1つありだと思います。

交通手段が全てダメな場合、かつ当日移動が無理となった場合は、オンラインまたは観光案内所や上で紹介したりしぷらなどの宿泊施設情報を参考に、宿の確保を行いましょう。


礼文島

礼文島は利尻島よりも北に位置する離島です。


礼文島を訪れる際の確認・予約手順

抑えるべきポイントは利尻島と同じで、以下の項目の中で該当する内容の空き状況を確認し、すべて空いていたらその日のうちに予約しましょう。

・旅行希望日の礼文島までの移動手段の空き状況を確認する(飛行機、電車、船)
・旅行希望日の礼文島での希望宿泊施設の空き状況を確認する
・レンタカーやレンタバイクを利用予定の場合、利用希望日の空き状況を確認する
・現地ツアーに参加予定の場合、利用希望日のツアーの空き状況を確認する


礼文島を訪れる際の注意すべきポイント

注意すべきポイントとしては、利尻島と同じです。


礼文島へのアクセス方法

礼文島へは、船でのアクセスになります。

船は稚内か利尻島から出ているので、稚内、利尻島までの移動については、利尻島の同項目を参照ください。

船の場合、利尻島での紹介と同じく、ハートランドフェリーが運行しています。

時期によって運行本数やダイヤが違うので、訪問前に確認が必要です。


礼文島内での移動方法

礼文島内での移動方法ですが、タクシー・路線バス・観光バスや、夏場だとレンタカーなどがあります。

レンタカーなどは通年営業じゃない場合もあるので、事前に訪問時に営業しているか確認しておきましょう。

また、じゃらんや楽天トラベルなどでレンタカー店舗は出てこないので、きた北海道観光Webサイトなどで公開されている店舗に直接電話して確認することになるかと思います。

詳細はレンタカー会社の公式ページか、電話でご確認ください。

どうしても特定時期しか行けないのにレンタカーが予約できない場合、ハートランドフェリーは自動車航送可能なので、稚内でレンタルして船で運ぶという方法もとれなくはないです。


バスについては、利尻島同様に宗谷バスが時刻表を公開していますので、ご確認ください。


礼文島での宿泊予約方法

楽天トラベルやじゃらんなどのサービスでも、宿泊先がないわけではないですが、登録率は高くないのできた北海道観光Webなどで宿泊先情報を確認するのがよいと思います。

また、日帰り可能なら朝到着して夕方に稚内か利尻島に戻るといった選択も考えてもよいと思います。


礼文島に関する情報収集方法

礼文島観光協会やきた北海道観光Webサイトなどが情報収集のメインになると思います。

ガイドブックは情報が少ないので、他にはまとめサイトやSNSから情報を集めるのも1つの方法です。


天候不順で島外への移動手段がなくなった場合

利尻島と大きく違いはないですが、交通手段がハートランドフェリーだけなので、フェリーが止まったらすぐに島内での滞在先探しをしましょう。


利尻島・礼文島・稚内の周遊

利尻島・礼文島・稚内の周遊を計画する際のポイントをまとめました。

周遊方法

移動手段は、以下のようになると思います。

・出発地 -> 稚内 -> 利尻島、礼文島 -> 稚内 -> 出発地に戻る
・出発地 -> 新千歳空港 or 丘珠空港 -> 利尻島 -> 礼文島、稚内 -> 稚内空港 or 利尻空港 -> 出発地に戻る

出発地にもよりますが、当日移動だと飛行機とフェリーの便数や移動時間を考えると、朝早く出発しても利尻島か礼文島への到着はお昼以降になるかと思います。

もし、丸一日使いたい場合は、前日夜までに稚内まで移動して宿泊、翌日朝早くのフェリーで移動する方法もあります。


また、ピークシーズンであれば、宿泊せずに朝早く島に到着し、夕方に移動という方法もできなくはないです。


周遊にかかる日数、移動タイミング

上でも少し紹介していますが、交通機関の便数次第にはなってきます。

短期滞在での周遊なら稚内を観光しないのであれば2泊3日でも可能かと思います。ただ、なかなか訪れるのが大変な場所でもあるので、各島1日半〜2日は見て回る時間を持つと、移動タイミングも合わせやすくて良いかと思います。


周遊する際に気を付ける点

各島の紹介でも挙げましたが、レンタカーなど予約が取りづらいことがあります。利尻島では予約できても、礼文島では予約できないといったこともあるので、周遊する際は各島毎の宿泊施設やレンタルなどの空き状況が確認できてから予約しましょう。


以上、利尻島・礼文島を訪問、周遊する際の手順と注意すべきポイントでした。

利尻島、礼文島を訪れたいと考えている方の参考に少しでもなればと思います。


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ひとりの旅好き
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