利用してわかった長崎市 - 五島列島の海上移動と港
2022年春、長崎市から五島列島に船旅で訪れる機会があったので、その際の体験も交えて海上移動と利用した港について紹介します。
長崎市 - 奈良尾港 - 五島福江港の海上移動
今回は長崎市 - 奈良尾港(中通島) - 五島福江港の航路をジェットフォイルとフェリーで移動しました。
奈良尾港、福江港と長崎市の海上移動方法としては、上記に上げたジェットフォイルとフェリーの移動手段があります。
どちらの移動手段も九州商船が運行しています。
ジェットフォイルとフェリーの違いについて
ジェットフォイル
フェリーに比べて料金は高くなりますが、移動時間は短縮できます。
また、私が訪れたタイミングではフェリーよりも便数が多かったのも特徴でした。
海の状態にもよりますが、私が乗った時は揺れを感じることはあまりなく、快適な旅でした。(※10数年前、博多-釜山の高速船に乗った時、酔いがひどかったので、今回かなりビビってましたが、全く問題なかったです)
なお、今回は時化で1便利用できずフェリー移動になったのですが、天候悪化の際にはフェリーよりも運行されないケースがあるのはデメリットかなと思います。
ただ、フェリーは運行することもあり、予約なしでも乗船できるので、旅行計画を立てる際には、フェリーに乗り換えて移動した場合のバックアッププランも立てておくと良いと思います。
座席は決まっており、船内ではトイレぐらいでしか歩くことは無いと思います。
事前予約できるので、旅行を決めたら予約しておくことをおすすめします。
フェリー
ジェットフォイルに比べると時間はかかりますが、料金は安いです。また、天候悪化時に強い面もあります。
また、車などを載せることができるのも特徴です。
人だけで乗る場合は特に予約はなくても大丈夫ですが、自動車航送の場合は全車予約制のようなので、予定が決まったら早めに公式ページで確認するのがよいでしょう。
船内には飲み物やカップラーメンなどの自販機も用意されています。
欠航について
旅行中、私は奈良尾港 - 福江港間のジェットフォイルが欠航になり、フェリーに切替えたのですが、情報伝達が非常にしっかりしていて安心できました。
予約時に電話番号を登録するのですが、欠航が決まると電話やSMSで欠航の連絡をくれるので、自分でキャッチアップしないと見過ごすといったことが起こらない状況でした。
また、電話連絡することで、他の手段がないか?翌日便への振替などもスムーズに対応してくれました。
欠航の可能性が少しでもある場合は、レンタカーなどで島内散策する場合も早めに港に戻ることができる範囲で移動することをおすすめします。
余談ですが、奈良尾港近くのトヨタレンタカーでレンタルしていたのですが、予定していたジェットフォイルの欠航が決まった際には九州商船よりも早く連絡をくれ、フェリーなら移動できるので何時までに戻れますかと案内をくれました。島内のレンタカー店もなれているのか、サポートが手厚いなと感じました。
続いては、利用した各港の施設などについて紹介します。
長崎港
長崎市内からはバスまたは市電を利用することで簡単にアクセスできる場所にあります。
五島列島方面、伊王島や高島、軍艦島観光などの拠点にもなっている港で、時間帯によっては多くの人であふれる場所になっています。
長崎港内は、各方面の販売窓口、食事処、お土産物や移動中のお供になる飲食などを購入できるお店が何店舗かあります。
また、トイレも綺麗に清掃されており、数カ所あります。
注意が必要なのは、酔い止め薬などは売っていないので、付近のドラッグストアなどで購入する必要がありますが、朝早い便の場合お店が空いていないこともあります。
奈良尾港
中通島の南側に位置する港で、長崎市や福江島との航路がある港になります。
フェリーも運行する港だけあり、かなり広くて清潔な印象です。
また、奈良尾港ターミナル内には、観光案内所などもあり、島外から来る人が港で必要なことを一通り完結できる感じになっています。
ターミナル2Fには売店が2箇所あり、一般的に売られている飲食物や中通島の名産などを販売しています。
福江港
福江島の海の玄関口で、ターミナルも大きいです。
ターミナル内には観光案内所や売店があり、お土産や船旅中に食べる飲食物を購入することができます。
また、コインロッカーなどもあるので、朝ホテルをチェックアウトした後、夕方の便で帰る場合などは荷物を預けて旅するといったことも可能です。
なお、福江港内にもドラッグストアなどはないのですが、歩いて10分以内の距離にあるので、酔い止めが必要な人は早めに購入してから福江港に行くようにしましょう。
以上、長崎市 - 奈良尾港 - 福江港の海上移動と港について紹介しました。
旅の際、少しでも参考になればと思います。