29歳のワーホリ日記/一歩を踏み出すキッカケ
30歳目前でワーホリに行くことを決めた理由について。はじめに伝えておくと、ズバリこれです。
「死にたくなったので、どうせ死ぬなら海外行くか!」
それでは、ざっくりそれまでの経緯をつらつらと書いていく。
元々、海外への憧れは強く、絶対に留学をして海外に住もうと中学生ながらに心に誓っていた。
高校は国際系の学校へ進学し、周りの一般的な日本の高校生よりもはるかに英語に触れる時間が多かった。
けど、自分自身も、取り巻く環境も変化していくにつれ英語への思いは薄れ、さらに進学先の大学では便所飯を経験するほど友達ができず、コミュ障と化し1年で退学。
その後、定期的に海外に行きたいという気持ちが溢れるものの一歩を踏み出す勇気がまったく出ず、だらだらと生きてた。
”生きにくさを感じ続けていた20代”
親の離婚、大学中退、シフト・時給制のアルバイト勤務、周りは大手に勤めているという劣等感、容姿など
挙げたらキリがないくらいコンプレックスまみれのわたし。今思い返せば全部どうでもいいようなことなのにね。
「どこの大学?」
「実家暮らし?」
「仕事なにしてんの?」
他愛のない会話さえ怖くて、質問に対して答えることが自分という人間を許してもらうような作業に感じて、新しく人と出会うことがすごく嫌だったな。
”希死念慮”
いろんな出会いがあり、価値観も変わり、自分が抱えていたコンプレックスがほとんど気にならなくなった。けどそれは諦めにも近く、もう死んでしまえばいいんだと思った。
2回目の転職後、働いて3か月くらい経って、毎日おなかを壊すほど仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになった。食欲もわかず近くの公園で涙を流すだけのお昼休みもあった。毎朝起きた瞬間に絶望を感じ、自殺について調べたりしてた。とりあえず、働くことがストレスすぎて後のことは考えずに8ヶ月で退職。
”どうでもよくなったからこその選択”
実はこの働いていた期間に大好きだった彼氏に振られ、存在価値を見失いさらに絶望の淵に立たされた。1年が経とうとしている今でも思い出しては涙を流す夜もある。。働く能力もないし結婚も無理そうだし、もう人生終わらせたいなーと思っていたら、ふと、どうせ死ぬなら死ぬ前にずっと行きたかった海外に行こうかなとよぎった。
私を知る人が全くいない海外に行けば、それってある意味死んだことにもなるんじゃね?と。なのでこの選択は私にとっての自死である。
夢もないし、将来のことなんて何も見えないし、特段やる気があるわけでも、希望をもっていくわけでもないけどそれでいいやと思えた。
捨てる覚悟のある者が、なにかを変えることができるってアイツも言ってたしなー。(まあ私の場合は覚悟なんてものでは全くないけれど)
ワーホリに行くかどうか迷ってる人に向けて、こんなしょうもない人間でも行こうと思えてるんだから大丈夫だよと少しでも勇気になればいいなと思う。まだ出発まで3か月弱あるけど、ちゃんと渡航できるといいなー
おしまい
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