
やりたいことやり、会いたい人に会う
先月の最終土日、弾丸で故郷である神戸と大阪に、家族と旧友に会いにいってきた。短い時間だったが楽しいひとときだった。関西人歴23年なのに、初めてディープな大阪を体験した。大阪に路面電車が走っているのも知らなかった。私が関西を離れたのは30年前の震災の年。故郷神戸ですら、ものすごく変わっていて、乗る電車を間違えたほどだ。
大阪にある安倍晴明神社と阿部王子神社
安倍晴明神社は京都にあるものが有名だ。大阪にもあって、安倍晴明の生家が神社であると聞いた。私の友人が、有名で当たる占い師が大阪安倍晴明神社にいるというので、早速お邪魔することにした。
阿部王子神社というのと、安倍晴明神社という境内が二つあった。安部王子神社のほうは、護摩木が置いてあり、書き込んでいる人たちがいたので、こちらは神仏習合なのだと思った。入り口の3体のご神木が素敵だ。全員に名前がついており、一番手前が波多野木霊の神様というらしい。素晴らしいご神気である。この近所には南海電鉄があり、「高野山行き」の電車が出ていた。護摩木があるということは真言宗なのかも。私にはとても懐かしい感覚があった。私の感覚に間違いなければ、ここは神社だけでなく、高野山真言宗と関係していると思う。

安倍晴明神社の占い
安倍晴明神社は、曜日によって違う占い師がいて、私たちは日曜日の占い師さんの日に丁度あたった。午後からだというので、部屋をのぞいてみると、占い師さんが早めに来られていた。とてもやさしい面持ちのおばあちゃんである。
「はいっていいよ」 というので、友人と二人で入る事に。
すると不思議なことが起きた。 席についてすぐに、ものすごい勢いで鼻血が出た・・・(-_-;) 私が近くで強すぎる幽霊を見たときとか、数珠をつけずに霊力を使ったときに出る鼻血。 それがいきなり。
あわてて、ティッシュで鼻を抑えながら、持っていた数珠を手首に巻いた。
また、塗香を塗ったところ、鼻血は止まった。
その様子を見ていた占い師さん。
「あら? やっぱり何かいるんやね。」というではないか。その数珠は?と聞かれたので、「高野山の数珠です。これがあると鼻血が出ないんです。」といったら、
「私はあなたを信じます。ここにはいろんな人が来るから。悪い霊に憑依されてる相談者さんもいるねん。」
ちなみに占い室にいたのは、何者かわからない。
いきなり大量鼻血だったため、すぐ近くにいたんだと思う。あとから着替えしないといけないくらいの出血だった(-_-;) いきなり、全力で除霊したんだと思う。数珠は守り神のように私を守っているが、端っこのほうの紐が緩んだのがわかった。これは次は切れるかもしれない。占いの内容は、まさしく・・・私のことを言い表していた(笑)

クライアントが亡くなったニュース
その日のことだった。支援していたクライアントの社長が亡くなったニュースが入った。私と年が変わらない女性社長だ。こんなに早く亡くなるなんて・・もっと早く時間を作って会いに行けばよかったと後悔した。
ふっと死を身近に感じた。
占い師さんが言っていた、「あなたは生涯現役、この先独りでも、十分生きていける。今の仕事をできる限り継続したほうがええわ。しんどいのはみんなそうやで。」という言葉をかみしめながら、この先もずっと独りで仕事しながら生きるんだったら、行きたいときに行きたい所へいき、会いたい人に会おう‥と思った。
大阪では、旧友と会うことと、安倍晴明神社にいくこと、串カツを食べることが目的だったので、串カツのお店に友人とはいった。

アツアツの揚げたてを目の前の皿にのせて出してくれ、それを特性ソースで食べる。関西に住んでいいたころは、ほとんと食べたことがなかった。
あらためて食べられて満足だ。アツアツの串カツはおいしい。
人生の時間は有限だ。
いつ何時自分もこの世を去ることになるかわからない。行きたい所にいき、会いたい人に会うことは重要だ。一度きりの人生、悔いなく生きられるよう、今後も定期的に時間を見つけては全国を旅したいと思った。