ファッションと「擬態」
皆さんこんにちは、
ayaです。
ファッションについて考えると、
たくさんのことが浮かんできます。
色や素材の心地よさ、
そしてその日の気分に合わせて手に取る服。
でも、今日お話ししたいのは、
私にとって少し特別な
「擬態」とファッションの話です。
私にとってのファッションと「擬態」
私は、家族や親しい友達には
病気のことを隠さずに話します。
心を許せる人たちだから、
ありのままの自分を見せられるのです。
でも、関係が浅い友達やママ友には、
私は健常者として振る舞っています。
これを「擬態」といいます。
振り返ると、
統合失調症発症前から発達傾向があり、
定型発達の人たちに馴染むために
「普通」に見せようとする自分がいました。
そこで、「擬態」を身に付けていたのだと思います。
発達傾向があってよかったことの一つです笑
そんな私にとって、
ファッションは「擬態」の強力な味方です。
それは、ただ隠れるためではなく、
もっと自分を楽しむためのツールでもあります。
ファッションがあるおかげで、
私は大切なことを感じられるのです。
ファッションが「擬態」にいい理由
自己表現と自信につながる
お気に入りの服を着ると、
それだけで少しだけ自信が湧いてきます。
他の人たちも「いいねー」と言ってくれると、
私の病気ではなく、
私自身を見てくれていると感じられます。
そんな瞬間に、心が少し軽くなるのです。
会話のきっかけになる
ファッションはコミュニケーションのひとつです。
「どこで買ったの?」
とか
「その服、似合ってるね(^^)」
という会話が自然に生まれると、
そこから人との繋がりができていきます。
小さなやり取りが心をほぐしてくれる、
そんな温かさを感じます。
障害に対する意識が薄れる
見た目が重視される社会で、
おしゃれに気を配ることで、
まずは私自身を見てもらえるようになります。
そうすると、
私の障害に意識が向かうことなく、
ただ一人の個性的な人として見られることが
増えていくのです。
SNSやコミュニティでの繋がり
ファッションを通じて、
SNSでもたくさんの人と繋がることができます。
そこで、健常者の方たちとも
自然に話題を共有できるのは
とても楽しいことです。
画面の向こうで私が選んだ服やスタイルが、
新しい出会いや会話を生んでくれます。
ファッションが好きでよかった
私にとってファッションは、
とても大好きなことです。
そんな好きなことによって「擬態」が楽になる。
とても好循環だったりします笑
ファッションは、私をもっと自由に、
そして多様な生き方を楽しめるようにしてくれる、
大切なツールなのです。
ファッションが好きでよかった。
心からそう思っています(^^)
最後まで見てくださりありがとうございました。
皆さんの1日がいい日になりますように。