書くことが好きだ
物心ついた時から文章を書くことが好きだ。
時代の流れと共に書きたい欲の変遷を追う。
交換日記〜お手紙交換時代
小学生の頃のクラスの友人との交換日記。
回ってくるのが1ヶ月に1度だったとしても、必ずその日のうちに書いて返した。
なんなら、交換日記が書きたいから大して仲良くない子とも交換日記をしていた。
日記は3日坊主にすら至らないのに。
中学生になるとそれがお手紙交換に進化。
友人は書くところがほとんどない可愛いメモで手紙をくれているのに、私は無印良品の落書き帳にびっしり何枚にも渡って熱い手紙を書いていた。(重い)
無邪気な重い女、iモード時代
高校生になると、文明の進化とともにツールが紙からiモードのメールになった。これまた、返信が来たら速攻で長文メールを送りつけていた。(重い、もはや怖い)
彼氏ができても、長文メールが悪いことだなんて当時は知らなかった。今日の出来事と、それに対する自分の思いのたけを綴った恐ろしいメールを送りつけていた。(もはや笑える)
世はLINE時代へ。欲求不満
そして、社会人となり、世はLINE時代に突入。
長文LINEが送りつけられる恐怖は自分も体験済みで少し大人になり、日々3行以内に収める努力をしていた。
しかし、もはや世間は「業務連絡以外のメッセージとスタンプ以外送る人重いんですけど」みたいな雰囲気ではないか。
歴代彼氏たちは、この女重いなと思ってると思うけど違うの、あなたへの想いが溢れて長文なんじゃなくて、どちらかというと書くことへの想いが溢れて長いの。(いや確かに重い女なのは認める)
私の書きたい欲は一体どこで発散すればよろしいのか。
令和になっても書きたい女、インスタの悲劇
そこで思いついたインスタ。
そう、今思えば文章書きたいのになぜインスタ。
それでも大変光栄なことに、開始から1年でフォロワーさんが1万人になった。
自分の伝えたいことに共感してくださる方、文章を読んで元気が出たと言ってくださる方、影響されて婚活を始めたと言ってくださる方・・・あんなに反響があると思わず、とても嬉しかった。
私の文章で、誰かが心を動かしてくれる。
これが楽しいから、自分だけの日記は続かないのに誰かに対して文章を書くのは好きなんだと初めて気付いた。
しかし、インスタでも悲劇が起きた。
ある日、見知らぬ女性からDMをいただいた。
「文章長すぎてムカつくんですけど。かまってちゃんだから結婚できないんじゃないんですか。ちなみに当方、25歳彼氏持ちです」(原文ママ)
おやおや・・・これは・・・!!!
それから突然投稿をやめたので、温かく心の広いフォロワーさんから「そんなの気にすることないよ」「むしろ写真より文章が楽しみ」と励ましのメッセージをたくさんいただいて、リアルに泣いた。
けど、気の小さい私は全力で気にした。
確かにインスタは文章書く場所じゃない。畑違いの場所にいたのは、彼女ではなくて私。
本来届かなくていい読者の方に文章を届けてしまった結果のご意見だ。
noteじゃない?
それから考えること3ヶ月。
・・・noteじゃない?!
正真正銘、文章書いていいところじゃない?!
30年探してやっと出会えた思う存分書ける場所。やっと会えたね・・・!!
というわけで、本日noteデビューをした。
前置き長くて結論1行。
こちらではかまってちゃん独身女35歳の能力をいかんなく発揮し、思う存分綴っていくことを誓います(全身全霊で根に持っています)