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3ヶ月で初めての論文を書いた話
こんにちは。アユタヤです。
3ヶ月で論文を書いて学会に投稿した話をラフに書きます!今回は論文の内容ではなく、「論文を初めて書いた体験」にフォーカスしてみます。
きっかけ
始まりは今年の9月でした。仮配属させていただいている研究室にて、教授より、学部3年生の自分でも投稿することが可能な学会が近々開かれることを教えていただきました。
分野も自分が研究したい内容と似ていたため投稿してみようと思いました。
調査
論文を投稿する以上、まずは先行研究を調べました。教授からのアドバイスもあり、まずは数件程度、最も自分が論文にしたい分野に近い論文を読み、それらの論文が引用している論文をさらに調査していくことで徐々に分野の理解を深めていきました。
論文を調査する前は、自分の考えていることなんてすでに多くの方が実践しているのではないかと怯えていたように思います😅
実際、調べてみるとかなり似た実証実験などはいくつか行われていました。それぞれの論文にはしっかりとしたオリジナルの主張や根拠があり、論文を書くことの難しさを実感しました。一方で何本も論文を読み進めると、それぞれの研究ではカバーしきれていない課題やシチュエーションが存在する事にも気づきました。
それぞれの論文のオリジナルな主張をまとめると、自分の論文との違いを主張する、ということができそうな気がしてきます。
開発
ここが思ったより難関でした、、、
最初1ヶ月半で作ろうと思っていたシステムが思うように作れず、最終的には部分的に完成の状態で一度論文を投稿し、学会発表までの期間でアプリケーションの作成と実験を行うことに。。。
年末年始頑張るます、、!
論文の執筆
overleafを初めて使いましたが、テンプレートがあるとめちゃくちゃ使いやすくて感動しました。(特に文献の番号を自動で振ってくれる機能に驚いた、、、)
論文の執筆については、先行研究を色々と読んだことで一気に書きやすくなったと思います。自分の分野と似ている分野の人たちがどのような形式で論文を書いているかを感じることができたことで、ゼロからの執筆ではなく、軽く全体像がイメージできた状態でスタートできたことは大きかったです。
そして無事、2カラム4ページ程度の論文をひとまず作ることができました。書いた論文を学会に投稿して完了です。
まとめ
論文を書く側になって、早いうちに先行研究を調査することの大切さをとても感じました。ザッとあげても、
・自分の研究の立ち位置が明確にわかる
・上手な論文の書き方がわかる
・場合によっては自分の研究の方向性ややり方などを早い段階で修正できる
とメリットがめちゃくちゃありました。
研究はまだまだ終わってないので引き続き頑張らねば、、!