宝塚記念 有力馬の気になった事とXのアンケート結果
まずファン投票1位ドウデュース。昨年有馬記念の勝ち方も圧巻でイクイノックスが引退して現役最強馬はこの馬と言いたいところだが、斤量改革が行われた2023年以前でハーツクライ産駒が牡馬58キロG1(天皇賞・春秋、安田記念、宝塚記念)を勝利したのは、13年天皇賞・秋、14年安田記念を勝ったジャスタウェイのみ。斤量改革後はドウデュースのみ。
斤量改革後有馬記念を勝ったという事実はあるものの、斤量改革以前は58キロG1でジャスタウェイ以外は勝てなかったというのも事実。
ドウデュースが有馬記念を勝利するまでハーツクライ産駒のG1勝利数は20で58キロG1を勝利したのは2度、G1馬13頭で58キロG1勝利馬はジャスタウェイの1頭のみ。勝てない割合の方が圧倒的に大きい。
とは言え、昨年の有馬記念をドウデュースは58キロを背負って勝っているから問題ないと思っているが、2着は不利な大外馬番のスターズオンアース、3着は引退レースで能力も落ち目だったタイトルホルダー。
決して超ハイレベルとは言えない有馬記念勝ちを過剰に評価されてるのは疑問符が付くし、今回初の京都というのもなんだか気味が悪い。
一方のジャスティンパレスは京都替わりはプラスに作用するもこちらは58キロG1というよりも宝塚記念で相性の悪いディープインパクト産駒の"牡馬"。
ディープ産駒の宝塚記念は牝馬のマリアライトが勝利しているが牡馬は未だ1勝も出来ていない。ただ今回阪神内回りから京都外回りになるのはプラス。何かの巡り合わせなのか、18年前に京都開催の宝塚記念を勝ったのは父のディープインパクト。ディープインパクト産駒で唯一牡馬で父子制覇が達成出来ていない宝塚記念を京都開催で達成し、産駒G1最多勝利記録を塗り替えられるか。
素直にいけば、ダービーで世界最強馬イクイノックスを倒したドウデュース、昨年天皇賞・秋でイクイノックスに0.4秒差まで詰め寄ったジャスティンパレス(ジャパンカップの2着馬は0.7秒差)の2頭から買うのが普通も、普通の思考ではない筆者は別の馬から行こうと思っている。
ちなみにデータ注目馬の記事で13頭立て以下で行われる宝塚記念は"4角先頭の馬"の好走率が高いと書きましたが、今回は明確な逃げ馬が居ないという事で4角先頭の馬が誰か見当がつかないということでアンケートを取りました。その結果を最後に貼っておきます。
アンケートいただいた方ありがとうございました。25票とフォロワーの数からして少ないとは思いますが、大半の方が、ディープボンドかベラジオオペラのどちらかが4角先頭にいると想定しているそうです。
私もディープボンドが逃げる想定をしていますが、本番はどうなるのか?