ヴィクトリアM 2024 予想とハーパーについて

予想の前に注目馬のおさらいから。

注目馬

ウンブライル
スタニングローズ
ドゥアイズ
ナミュール
モリアーナ

激アツデータ該当馬

ウンブライル
モリアーナ
マスクドディーヴァ
フィアスプライド

注目馬は5頭、激アツデータ該当馬は4頭。注目馬と激アツデータダブル該当のウンブライル、モリアーナ。
土曜日前売り段階では、ナミュールとマスクドディーヴァが共に2倍台で抜けた人気の2強ムードも正直どの馬にもチャンスがあるとみる。

ヴィクトリアM 予想

◎①ライラック
△⑤⑥⑩⑪⑬⑭

本命は注目馬でも激アツデータ該当馬でもなく①ライラック。noteのつぶやき、Xでも投稿した①ライラックの好走条件が揃った今回は思い切って本命に。
再度ここでも記載するが、これまで15戦のキャリアの内、『関東圏、2000m以下』に限定すると、

【2-0-2-0/4】勝率50.0% 連対率50.0% 複勝率100.0% 単回収245% 複回収298%

と鉄板データ級の好走、回収期待値。
この馬の凡走パターンは関西圏でのレース、馬体減。
過去馬体重プラスでレースに出走した際の成績は、

【0-1-2-3/6】勝率0.0% 連対率16.7% 複勝率50.0% 単回収0% 複回収328%

これを牝馬限定戦に限ると、

【0-1-2-1/4】 勝率0.0% 連対率25.0% 複勝率75.0% 単回収0.0% 複回収493%

と勝ちこそないが複勝率、複勝回収率ら優秀。
唯一の着外は桜花賞の16着で苦手な関西圏でのレース。関東圏なら複勝率100%。
それでいて現在単勝オッズ44.9倍の9番人気なら思い切ってここから馬券を組み立てたい。
不安点と言えば、速い時計がない事と最内枠。今週からBコース替わりで時計が出そうで、速い時計を持っていないのは不安もそもそも古馬になってからのマイル戦は前走が久しぶりのマイル戦とこの距離をあまり使っていないので現時点での持ち時計はアテにならないとポジティブに考える。もう一つは最内枠。1枠からの勝利はヴィクトリアM初代女王ダンスインザムード以来勝利がないことに加えて直近10年で好走したのは僅か3頭のみ。あまりいい枠ではない所に入ったのは残念だがロスなく立ち回れれば。

相手は、⑤ウンブライル、⑥マスクトディーヴァ、⑩ナミュール、⑪ルージュリナージュ、⑬モリアーナ、⑭フィールシンパシー。

注目馬の③スタニングローズ、⑮ドゥアイズと激アツデータ該当馬の②フィアスプライドは相手6頭までで抑えたいので無印。

買い目

ワイド
①→⑥⑩⑪⑬⑭
三連複
①→⑩→⑤⑥⑩⑪⑬⑭

ワイドは⑥⑩をアツ目に買って資金配分。

ハーパーについて

これまで記事にしようと思っていた事があり、出せずじまいだったものを今回ヴィクトリアMの予想に付け加えて書こうと思います。
今年の古馬重賞でことごとく負けてきた明け4歳馬。
もう皆さんの頭の中では、低レベルの世代とインプットされていると思います。
ただそんな明け4歳馬でも、ベラジオオペラが京都記念②→大阪杯①、ドゥレッツァは天皇賞春こそルメ騎手から戸崎騎手に乗り替わりで⑮も今年初戦の金鯱賞②と一定の力を発揮した馬もいるのも事実。

では、今回のヴィクトリアMに出走する明け4歳馬のハーパーは見限るのか見限らないのか？

個人的には、見限る。

ここからが記事にしたかった内容で、ハーパーを見限る、買わない理由というのが、

『3歳時に有馬記念を使った事』

3歳時に有馬記念を使った、今年の明け4歳馬は軒並み凡走続きで、逆に前述のベラジオボンド、ドゥレッツァは有馬記念を使わなかった馬でした。
とはいえ、今年の明け4歳馬が例外かな？と思って調べたら、過去10年(14年〜23年の間)で3歳で有馬記念に挑戦した馬は25頭。内、翌年以降G1馬になった馬が過去6頭しかいませんでした。

3歳時に有馬記念出走後、後にG1を勝てなかったG1馬も多く存在しており、記憶に新しい所ではエフフォーリア、サートゥルナーリアなど。
なんで3歳時に有馬記念に出ると、翌年以降ダメになる確率が高いのか？
明確な理由はわからないものの、個人的な見解では、
成長期の3歳秋にタフ条件の中山コースの2500m戦を使う事で極度の負荷が掛かり、充実期の4歳を迎える前に馬が消耗してしまうのではないかと…
その負荷に耐えられるのは、名馬級の馬でないと乗り越えられる事ができないのではないかと。

なので、今回のハーパーは牝馬限定戦に戻るものの軽視したい。そして以降のG1でもタスティエーラ、ソールオリエンスは軽視し続けますし、来年以降も3歳で有馬記念に出走した馬には要注意しないといけないという事を覚えておいてほしいです。

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