映画 「すみっこぐらし 青い月夜とまほうのコ」をみて
すみっこぐらしのキャラクターって
なんだか見ているだけで癒されますよね。
うちの4歳の娘が今どハマりしていて、
幼稚園に履いてく靴下や下着、
ランチョンマットなどなど、ありとあらゆるグッズを揃えています。
こんなにハマっているんだから
映画をみせてあげたら喜ぶだろうと思い、
幼稚園の創立記念日で休みだった今日
観に行きました。
夢ってなんだろう
物語は、絵本の読み聞かせのように
静かに語られながら始まります。
5年に一回の青い満月の夜、
まほうつかいが降りてきて
夢を叶えてくれるという伝説を知ったすみっこ達。
満月の夜空を見上げていたら
空から光る船が降りてきて
5人のまほうつかいが
夜のティーパーティーをします。
そして帰るとき、
1番小さいまほうつかいのふぁいぶの代わりに
たぴおかを間違えて連れて帰ってしまいます。
まほうつかいのふぁいぶは、
仕方なくとかげの家で
お世話になることにしました。
そこで、伝説の存在を聞き、
みんなの為に夢を叶えてあげようとします。
でもまほうが上手く使えないふぁいぶは
夢を叶えてあげられません。
夢を叶えられないなら
夢をみないほうが楽しく過ごせるだろうと
ふぁいぶは夢を魔法で消してしまうのです。
夢をみなくなったら
夢を消されてしまったすみっこ達は
急に様子がおかしくなってしまいます。
無気力になりやさぐれるすみっこ
暴飲暴食に走るすみっこ
やたら暑がるすみっこ
自分に満足してしまうすみっこ
夢を忘れて努力をしなくなってしまったんです。
これには私もはっとさせられました。
子供向けの映画なのに
大人も考えさせられてしまう内容。
奥が深いです。
夢を取り戻して
様子がおかしいと気づいたとかげは
みんなを元に戻そうと
必死に努力します。
とかげのおかげで自分の夢を
取り戻したすみっこ達の元に、
ふぁいぶを連れ戻しにきたまほうつかいが
現れます。
ふぁいぶは
とかげにお世話になっていた事を
まほうつかい達に話し、
お礼に願いを叶えてあげます。
でも一瞬しか
叶えてあげられなかった事を悔みます。
すると、とかげは
「また会えるといいな」
それが夢だから
と次の夢を口にします。
そしてまほうつかいは帰っていくのです。
まほうつかいのふぁいぶは
「すてきなまほうつかいになる」という
夢を持つ事ができました。
だいじなこと
子供の映画で
とても大事なことを教えられた気がしました。
毎日忙しく過ごしていると
自分の夢ってなんだったっけ❓と
忘れてしまいがちです。
夢を持って努力する自分でいること。
当たり前だけど大事なことを
教えてもらった映画でした。
夢ってなんだろう
そんなふうに思っている人に
観てもらいたい映画です。