ダルバート教室 &「出す力」が強い人
2012-08-02
先日 天然酵母パンKONAさんの開催する
shiva cafeのオーナーシェフNeelさんのネパール料理教室に
いってきました。
作るのはネパールのいわゆる定食
「ダルバート」 ↓
本格ネパール料理 & 玄米ご飯の有名な
shiva cafe さんのレシピを余すところなく大公開!
そしてネパールのスイス(といわれる)ポカラ出身の
NEELさんの口から聞く
ネパールの食生活やお祭り、医療のはなし。
(もちろんアーユルヴェーダの話も)
壁一面に貼られたネパールの写真をみながら
皆ネパールのスパイスや文化のことに興味津々で
わきあいあいとした時間でした ☆
***
その中でも印象に残ったのが 老舗のヨガスタジオ
SHIZEN YOGA STUDIOでずっとマタニティー&産後ヨガを教えていらっしゃる
チカさん の子育て話。
チカさんはご主人の仕事の都合で妊娠中はずっと南インドのコーチンに滞在。
出産してからも、子供をつれて南インドのアーユルヴェーダのお医者様のところに
ロングステイしていたとのこと。
お子様の変化としては
1、日本で育っているのに、スパイス料理大好き
2、そして「出す力が強い!!!」
とのこと。
出す力!
ーーー例えばちょっとした風邪だったり
皮膚の炎症などでも
身体がすぐに反応して免疫力を高め
体外へ排出してしまうという
いわゆる「自己治癒力」のこと。
小さいころから、身体のカユミを訴えた時には
アーユルヴェーダの処方で肌に白檀(びゃくだん)のペーストを塗ったり
日頃から薬膳であるスパイス料理を食べていたりすると
「風邪を引かない身体」になるのではなく
何か入って来ても「出す力が強い身体」になるのだと納得
アーユルヴェーダでは
身体の経路(スロータス)につまりがないこと
老廃物(尿/便/汗など)が正常なこと
を健康の定義としています。
生きているといろんな物が入り込んでくるのは当たり前。
それを留めてしまうのではなく
出す!
その力を如何に強くするかが
アーユルヴェーダの食事や
スパイスを使った料理であることを納得した一日でした
↑
Shiva cafe のオーナーNEELさんとKayoさんご夫婦。
***
ちなみに、天然酵母KONAさんの来月のお料理教室は
mocchoi(モクチョーイ) の DATさんのベトナム家庭総菜料理
吉祥寺の広々きれいなきっちんでの
コトコト安らかな時間です。
ご興味ある方はぜひこちらまで
各国に生きる人々や暮らしの食べ物から学ぶ知恵は
人間の宝ものです。
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