さて、今月もあと少し。
6月26日。
例によって月末に向けて無事に死亡しているのだけれども…。
来月は楽しみが待っている。
海の見える島で、ゆっくりと過ごして、仕事をして、「最高の1日を考える」で考えた1日のような1日を過ごす。
よせては返す波の音を聴きながら、青い空の下で、ゆっくりと仕事をするんだ。贅沢な作業時間。
そんなことを思っていると、今月の佳境も少しは乗り越えて行けるような気がしてきた。
なにか、自分が楽しみにしていることのために頑張る。
それは会社員時代から何も変わっていなくて。
初めて同期と海外旅行に行ったちょうと1年ぐらい前を思い出す。
大手企業だったから、きっと安定を求めて入ってきた人が多いんだろうな。もしかしたら、わたしはこの60人の同期の中で浮いてしまうかもしれない。
そんな不安を抱えていた内定式。
いざ入社式が終わって、配属が決まって。
一か月も一緒に研修していると、鹿児島に配属になった同期はもちろん、同じ会社に入った60人はみんな一様に、優しくて、面白くて、そしてみんな頑張り屋さんで。
遠いタイの地からみんな元気なんだろうか…。と想いをはせてみたりする。
大企業。
きっと、学生団体に入ってたり、いわゆる「意識高い系」な活動をしている人には、もしかしたらあんまりない選択肢なのかもしれない。
それでも、わたしはこの選択を後悔したことがない。
ちゃんとした「社会人」がどういうものなのか、ビジネスマナーとはいかなるものか、ビジネスシーンでメールを送るときのの文面って…?
フリーになった今も、わたしを助けてくれることがたくさんある。
もしかしたら、そんな日本の「ビジネス」における風習を「ダサい」だとか、「時代に逆行している」だとかいう人がいるかもしれない。
でも現に、そうやって働いている人が大半なのだから、就職をしようと思ったら、どこかの会社で働こうと思ったら、それにのっとって社会人として頑張らないといけないことは事実だし、
なにより、いろいろなビジネスマナーたちは、すべて、相手を敬う気持ちあってこその行動だと思っている。
仕事にしろ、プライベートにしろ、誰かと1対1で関わっていく時に、目の前にいる相手への尊敬は絶対に必要。
お互いにお互いを尊敬していないと人間関係なんて簡単に破綻してしまうし、取引先やお客さんなんて、上下関係じゃなくて、お互いがお互いを敬う関係があってこそ成り立つものだから。
それを教えてくれたのは、やっぱり「大企業」といわれている、前に働いていた会社だったし、そこで働く先輩たちだった。
元弊社は、バンコクにも支店がある。
バンコク市内をうろうろしていると、見慣れたロゴが目に入る。
そんな時決まって、わたしは一緒に働いてきた上司や先輩、同期の顔が目に浮かぶし、わたしを送り出してくれたみんなに胸を張って活躍を報告できるぐらいに頑張ろうと思える。
辞めてからも、遠く離れてからも、そうやって私の背中を押してくれる。
「就活」
それに関してはいろいろな考えの人がいると思う。
それでいい。それぞれの立場で見えることがあるから。
ただ、何事も挑戦することから目を背けたり、立ち向かう前にその選択肢を切り捨ててしまう前に、一度立ち止まってしっかりと考える時間を。自分と向き合う時間を作ってあげてもいいのかな、と、そう思う。
選んだ道に後悔のないように。
自分に嘘をつかないように。
「会社員」を辞めた今も、私の根本はきっと何一つ変わっていない。
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