私の帰る場所は本当にここであっているのかな
柄にもなくちょっと弱気になってしまった。
今日は日本人が経営している、日本人がカットしてくれる美容室に行って、バンコクに最近できたドン・キホーテでお買い物をしてきた。
久しぶりに浸る日本だけれども、懐かしさは感じれど、恋しさは全く募らなかった。
前に日本を離れている友達と話しているときに、
日本が恋しくなるタイミングは、友達の結婚式だとか、仲のいい友達がいつもの居酒屋で集まっているとか、そういうときだけで、基本的にはどこの国で仕事をしているかは私にとってさほど重要でないことに気づいてしまっていた。
日本食よりも先に恋しくなるものはクリームパスタだったりチーズだったりするし、
もちろん私一人がいないからって日本は何も変わらない。
そんな時、自分の居場所はどこなんだろう。と、ふと自信を無くしてしまった。
こうやっていろいろな国を転々としていく生活に憧れていたはずなのに、いざやってみると帰る場所を求めている。
本当にいつだって私っていう人はないものねだりしかしない。
それでも、今は一つでも多く「ただいま」を言える場所を増やしていこうとおもう。
雨が降っても、土が硬くても、必死に種をまいていくんだ。
もしかしたら芽が出ないかもしれない。そんなこともあるだろう。
それでも、種をまかない場所に芽は出ないから、今はきっとふんばりどきなんだと思う。
自信をもってただいまを言える場所を見つける。
人生の目標がまた一つ増えた。