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「褒める」ということ

唐突で申し訳ないのですが、私は「褒める」ということがとても苦手です💦

よく「褒め上手」「褒めすぎ」と言われますが、私は褒めているつもりが全くないのです😅

それはそれでお相手に少し失礼なかんじがあります🙇

みなさんはお相手を褒める時、お相手のいいなと思うところを見つけた時、意識的に「褒めている」のでしょうか?

頑張っているから「褒めてあげよう」と思って褒めているのでしょうか?

それとも「褒めたら喜んでくれるから褒めよう」と思って褒めているのでしょうか?


私の場合は「褒めよう」と思うことはほぼありません。

あるとすれば、お仕事の時だけです。

私はどこの職場へ行っても教育係であったり、上の立場になることが多いです。

たくさんの人を育て上げていかなければなりませんし、お仕事を覚えられなければ、その人が辛くなってしまうので、意図的に「褒める」という行動をしていることもあります。

ですが、本当は褒めることがとても苦手なので普段は純粋に「思ったこと」「感じたこと」をただただお伝えしています。

そこで「褒めすぎ」「褒め上手」「お世辞でも嬉しい」と言われてしまうと、私としては少し傷つきます。

それは私自身が本当に「思っていること」を伝えているだけなので、自分の想いを否定されたと感じてしまうからです。

しかしながら「すごいね!」「素晴らしい!」「これいいよ!」こんな言葉は客観的に見れば「褒めている」ことになります。

結果、私は「褒めている」ということなのでしょう。


逆に私自身が「褒められた」時は、純粋に喜びます。

「まじで!めっちゃ嬉しい!」「ありがとう!」「そんなふうに言ってもらえることが救いです!」などなど。

でも、褒められることにも慣れていない私は「他に人に比べれば〜」と言ってしまうこともあります。

そんな時には「あぁまたやってしまった」と反省します。

他にも褒められたことへの返し方がわからず「こういう時ってどう返していいかわからないのだけれど、ありがとうでいいのかな?気持ちはめちゃくちゃ嬉しい!」と伝えることもあります。


「褒められる側」と「褒める側」

建前なしで、そのままの想いを伝えて、そして素直に受け取る。

そうすることでお互いに傷つかずに済みます。


わざわざ「こうしたほうがいいんじゃない?」と否定のようなことは言わなくても良いと私は思います。

例えば、池上彰さん。

この人の対話をよくよく聴いていると、「素晴らしい!」「ほんとおっしゃる通りです」「良い質問ですね」はハッキリとかなり強調しています。

ですが、ちょっと違った期待外れの反応が返ってくると「はい、これはこうなんですね」と否定も肯定もしていません。

ただただ評価できるところは思い切り評価する。
良いと思ったことは思い切り伝える。

これだけです。

指摘や否定をしなくても自分が思ったことを伝えることで、お相手は「このように感じているならもっとこうしてみようかな」と自分の意思で走り出します。

否定を感じさせてしまったり、指摘されたと感じさせてしまっては、せっかく歩き出している歩みを止めてしまいます。

誰しもそのようなことは望まないはずです。

「褒めよう」「褒めてあげよう」ではなく「良いと思ったことを伝える」

そして「いいね!」と言われたことは「嬉しい!」と感じたそのままを伝え返す。

文章でも対面でもこのような言葉のやりとりがあれば、お互いにwinwinでいられるのかもしれませんね😊

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