愛色
唐突だけど、人には色んな色があって
色んな色を持って生きてると思う。
その色は変わり続けていて、
大人になるにつれて、その色の表現が
出来るようになる。
そして、隣の色に憧れたり。
遠い、誰かの色に憧れたり。
声の色や、顔の色や、形の色に、
想いを寄せることが出来るようになる。
そんな、色を見えなくさせる。
濁らせる。
そんな色をばらまく人達もいる。
鮮やかを楽しんで、澄んでいるを焦がれているのに。
闇の色が濁して、汚くする。
汚さないで欲しい。
その色に、想いを寄せてる人達だけで
想わせて欲しい。
好きを、愛を、
汚さないで欲しい。
辛い思いをさせてあげないで欲しい。
鮮やかな色を汚すことが色だと思っているのなら
その色同士で汚し合えばいい。
そうすれば、きっと何も見えなくなる。
ただただおもう。
好きな人の好きを
汚さないであげて、