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レジドラゴオーガポン解体新書vol.3 レジドラゴの『矛』と『盾』2つの型を語る
はいどうも
対策用ピン刺しカード、必要な時にサイド落ちがち
札幌のドラゴン使いこと、あゆむです。
今回のレジドラゴ解体新書はかなり踏み込んだ、強気な内容にしたいと思います。
ナイトワンダラー環境になる前からレジドラゴを使い続け、現環境でも擦り続け調整してきた私なりのレジドラゴに対する考え、そして現時点の答えを綴ります。
〜簡単に自己紹介〜
●ポケカ歴1年6ヶ月くらい
●札幌の元ロストディアルガ使い
●自主大会トナメそこそこ常連
●2024シティs4 ドラパピジョットでベスト4
●cl愛知 メタングディアルガ4-3
●cl札幌 ドラパピジョット5-3
●レジドラゴ直近戦績、自主大会2連続トナメ進出
9戦7勝2敗 9戦6勝3敗 計18戦13勝5敗(勝率7割越え)
レジドラゴオーガポンには矛と盾の2つの型が在る
ナイトワンダラー環境初期から注目され続けてきたレジドラゴですが、いまだにテンプレート構築が定まっておらず、研究途中のデッキです。
その大きな要因は2つあって
1つはわざマシンのドラゴンポケモンの採用
2つめはエーススペックの採用
レジドラゴというデッキは一括りにレジドラゴデッキと呼べないデッキタイプだと思っていて、それはりゅうむそうという技の特徴により、採用するドラゴンポケモン、そしてエーススペックによって全く別タイプのデッキになると考えているからです。
だからこそ、いまだに正解が分からずデッキ構築が難しいと感じるのだと思っています。
この際それをわかりやすくするために
そしてこれがレジドラゴのテンプレになると信じ
私はレジドラゴデッキを2つのタイプで提唱します
レジドラゴ剣型
レジドラゴ盾型
完全にソード&シールドをなぞってます😀
ただ、これがとてもわかりやすく的を得ていると思っています。
レジドラゴ剣型は攻撃特化で、最速でサイドを取り切るアグロタイプのデッキ。
もちろん攻撃型なので採用するエーススペックはプライムキャッチャーとなります。
私が使ってるのはこちらの剣型のレジドラゴになりますので、この後紹介する内容も剣型と思って読んで欲しいです。
もう一方のレジドラゴ盾型は多彩な攻撃手段でテクニカルに戦うデッキタイプです。
採用するエーススペックは概ね回収サイクロンですが、ヒーローマントやレガシーエネルギー、サバイブギプスなども検討の余地があると思います。
ただ、私はこちらのデッキタイプを極めていないので深い考察はできてません。
どなたか、盾型のレジドラゴを研究してください笑 (他力本願)
一応サンプルリスト貼っておきます
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145981000/picture_pc_ba6d73299af0f56646ad6718baa27776.png?width=1200)
回収サイクロンは手負のドラゴを回収できるため、ヌメルゴンで耐久して裏のドラゴを育てつつ、気絶する直前に場から消えてサイドを取らせないという戦法が取れるようになります。
また、ルチャブルを入れることでファントムダイブでhp70まで見ることができます。
さらには流行中のライコポンなどにオンバーン単騎を作りやすくなります。
上記はパッと思いつくような例ですが、他にも環境に合わせたテクニカルな戦術ができると思います。
かがやく枠をフーディンにするのも悪くないし、よりコントロールにするならばオーガポンを減らしてピジョットやアルセウスと組ませるのも強いかもしれません。
再三になりますが、わたしはこちらの盾型は使ってないので何が正解なのかは理解していないので、妄想程度に考えてください笑
兎にも角にも
剣型と盾型
2つのタイプがあることを認識することで、レジドラゴのデッキ構築や研究が促進することでしょう。
これからレジドラゴを使う方、もしくはもう使ってるけどなんかしっくりきてないな……という方は、自分がどっちのタイプのドラゴを使っているのか、そしてどっちのタイプが自分のスタイルに合っているのかを考えるとよりレジドラゴが楽しくなると思います。
前置きはここらへんにしておきます。
ここからはレジドラゴというデッキについての私の見解と、レジドラゴ剣型の特徴と強みの紹介、最後に今後の環境に対するレジドラゴ考察をしていきます。
ドラゴをもっと知りたい方は是非読んでみてください。
0.大前提として
壱に構築
弍に運
参四がプレイングで
最後に運
ポケカって正直なところ他のカードゲームより運要素高いと思ってるんです。
そして100点満点の試合なんて殆どなくて、大概が互いに40点〜70点くらいの試合をしてると思っています。
だから、その40〜70点の振れ幅を如何に高水準に保ち、安定した再現性のある構築にするかがイチバン大事なところで基盤となっていると考えてます。
そして、作り上げた基準の点数に加点を生み出すのがプレイングです。
互いに50点の試合を51点にして勝つ。そういう小さな1点を出せる人が勝ち続けられる人だと思います。
とにかく、安定して勝てること。
そういうデッキを目指してます!!
1.ドラパルトは2枚採用しろ
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レジドラゴの何が強いのか?
一言で表すならば、それはもちろん【先行2ターン目からファントムダイブを安定して使える】からです。
変幻の仮面で収録されたドラパルトexは瞬く間に環境を席巻し、トップデッキとなりました。
しかし、札幌clを境にドラパルトの欠点が浮き彫りになります。
その欠点は、2進化するハードルの高さと技を使うためのエネルギー加速手段でした。
細かいところは割愛しますが、ファントムダイブという強力な技を持っていてもゲームスピードについて行けなければ意味がない。そう、環境が答えをくれたと思います。
レジドラゴの話に戻りますが、
りゅうむそうで色んなドラゴンタイプの技を使えるわけですが、結局のところメインで使うのはファントムダイブです。
いっそのことドラゴンポケモンをドラパルトだけにしても強いんじゃないか?と思うくらいです。
そのくらいレジドラゴデッキ核はファントムダイブであり、ファントムダイブが最も重要なのです。
だから、ドラパルトはサイド落ちも考慮して2枚採用です。2枚採用しないなんてあり得ない。マ・ジ・であり得ないです。絶対に2枚採用しましょう。
2枚あれば結構な頻度で手札にも来てくれるため、ドラパルトをトラッシュに送りやすくもなります。
先2ファントムダイブの再現性が高まるのも強いです
2.キュレムは100%採用
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146462069/picture_pc_ac1030273dd09f2f601b75087d773cd1.png?width=1200)
ファントムダイブがメインの攻撃手段であることに変わりはありませんが、だとしたらなぜ、変幻の仮面環境でレジドラゴが流行らなかったのでしょうか?
それはファントムダイブだけだと厳しい環境デッキが存在していたからです。
それは『ルギア』と『ロスト』です。
ルギアはチラチーノが非ルールポケモンでありながらも280点、350点の火力が出せるためレジドラゴが簡単にワンパンされてしまいます。
しかもレガシーエネが付いた場合、気絶させても1枚もサイドを取ることができません。
また、ドラパルトが流行ってから70チラーミィの採用が増えたことやミストエネルギーでそもそも効果を受けないため、進化前のチラーミィさえ取れませんでした。
結果として、先2ファントムダイブを決めてもサイドレースで勝てないのがルギア対面でした。
私も何度もレジドラゴでルギアに当たりましたが、殆ど勝てなかったです。
そしてロスト対面も厳しい相手でした。
入れ替えカートでダメージを回復したり、基本的にサイド1のアタッカーしか出てこないため、サイドがなかなか進みません。
その間にロスト側がジリジリとダメージをばら撒きつつ、手札を揃え、サイド3枚取ったタイミングのツツジで終盤に捲られていく。そんなパターンが良くありました。
ルギアよりはプレイスキルで手札干渉に負けない動きを作れるため太刀打ちできない程ではなかったですが、決して有利とは言えない対面でした。
そんな不利対面を克服するカードがナイトワンダラーで収録されたキュレムです。
キュレムのトライフロストはエネルギーを全てトラッシュしてしまうデメリットはありますが、110点を3体に与えることができる破格の性能を持っているドラゴンポケモンです。
かがやくゲッコウガの月光手裏剣が90×2でも強かったのに、それ以上となるとバクレベルの強さ。
技に必要なエネルギーが多いのでキュレムをそのままで使うのは厳しいですが、これをレジドラゴであればりゅうむそうでコピーして使うことができます。
しかも、ロスト対面においてはアクロマの実験がトラッシュに行くため、特性アンチプラズマにより、りゅうむそうを使わずともキュレム自身が技を打つことができます。
この飛び道具を獲得したことで
ロスト対面は言わずもがな、ルギア対面でキツかったチラチーノがhp110とピッタリなため、一気に刈り取ることができるようになったのです。
キュレムの登場により、不利対面を克服できるようになった。
だから、ナイトワンダラー環境になってようやくレジドラゴは環境デッキになることができたのです。
種ポケモンであるため、バトル場スタートしてしまうリスクはありますが、それに見合う1枚であるため100%採用しましょう。
3.レジドラゴvは4枚採用しろ
レジドラゴvが3枚のデッキ、よく見かけます。
私から言わせて貰えば、全然レジドラゴを理解できていないです。
たまたま運が良くて、もしくはレジドラゴのパワーに助けられて勝てただけの人たちだと思ってます。
レジドラゴデッキは『レジドラゴ』がメインアタッカーであり、主軸となっているポケモンです。
なのに3枚しか採用しないなんて、正直あり得ないです。舐めすぎです。
ルギアの3枚と一緒にしないでください。
ルギアはアッセルブルしたら用済みですから……
(まぁ、ルギアの3枚も私は懐疑的ですけど)
レジドラゴは1体目が技を打つ状態にするのはそこまで難しく無いですが、2体目、3体目のドラゴを育てるのが難しく、そこが課題になっています。
そのため、早い段階で場に2体はドラゴvを準備して育てていくことが求められます。
にも関わらず3枚しか採用していないとなると、まず現物を引く確率が下がり、安定して2体展開することができません。
またサイドに2枚ドラゴが落ちた時にはもう絶望です
もちろん、レジドラゴは1試合で2体立てられれば良いし、ちゃんと2体展開できれば手札にかさばってしまうのも理解しています。
ヒスイのヘビーボールを採用して、サイド落ちケアしてます、みたいなのも100歩譲って理解できます。
(ヘビーボールのサーチ手段ドラゴには無いですけどね?)
しかし、例えばレジドラゴの天敵であるタケルライコ対面を考えてください。
後攻1ターン目から280を出す可能性があるライコポンには、先1で最低でも2体のドラゴを出しておきたいはずです。もしベンチにドラゴが1体しか置けず、後1でプライムやポケモンキャッチャーでドラゴを呼ばれて気絶したらその試合はもう終わりですよね?
また、早い段階でドラゴvを置くことで手札に来たブイスターを乗せることができます。
これは特にサーナイト対面で大事な要素となります
サーナイト対面ではバトル場のドラゴよりも裏のポケモンが呼ばれやすく、アドレナブレイン+ミラクルフォースの220点をされることが多いです。
次のドラゴを育てたいのにベンチに置いたら進化する前に気絶させられてしまう。結果、次の準備が間に合わずバトル場のドラゴが気絶すると同時にアタッカーが居なくなって逆転される。
そういう状況を回避するためにも、ドラゴvは早めに展開しておくに限るわけです。
また、手札に来た付け替えをしっかり使えるのもメリットです。
サポートに博士を使いたいけど付け替えるドラゴが居なくて使えないままトラッシュに……なんてことも減ります。
少しでも現物を引く確率を上げて、安定してドラゴを2体展開できるようにする。
そのために3枚ではなく、4枚、レジドラゴvは採用しましょう。
4.ナンジャモは手札干渉よりもリソース管理のためにある
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